月刊デラシネ通信 > その他の記事 > クマの観覧案内板 > 2003年5月
私が絡んでいる企画も含めて、パフォーマンス関係、
ロシア関係の催し物を紹介していきます。
公演日が新しいものを上に追加しています。
5/31 東京・東中野 ベンゲルザング&カバレット・ソング
![]() 劇団「トランク・シアター」の<ゴジ>こと高橋伸と<ノンチ>こと森都のりが歌う ベンゲルザング&カバレット・ソング |
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と き | 2003年5月31日(土) 14:00〜17:00 |
ところ | トラベルジャーナル旅行専門学校 8F ホスピタリティホール 中野区東中野3-18-11 Tel: 03(3367)8111 |
プログラム (予定) |
「メッキー・メッサーのモリタート」「叔母殺し」 「噛み煙草の歌」「イルゼ」「ブリギッテ」「かんなの歌」「妥協の歌」「赤毛の歌」 「ドイツ酷歌」「親殺しのアッペルベック」 「伯爵夫人と山番の歌」ほか |
入場料 | 3,000円 (フォールムZおよぴ日墺文化協会会員は2,500円) |
特別割引! 大塚仁子さんより、特別割引のお申し出をいただきました。ありがとうございます! >デラシネを見て申し込まれた方に特別割引を致します。一人、1500円です。お申し込みの際、「デラシネを見ました」と、一言書き加えて下さい。 詳しくは、カフェ・クマ5月16日の大塚さんの発言をご覧ください! |
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申込方法 | 下記申込先のいずれかに「お名前」・「ご住所」・「電話番号」を明記して申し込み、振込先に入場料を振り込んでください。 振り込みを確認次第、入場券と領収証を兼ねたハガキを送ります。 ※日填文化協会会員の方は日墺文化協会事務局にお申し込み下さい。 |
申込先 | 小岡礼子 e-Mail: akooka@nifty.com / Fax: 03-3396-7735 原田公夫 e-Mail: mariko.kimio@nifty.ne.jp / Fax: 0297-62-2218 |
振込先 | みずほ銀行西荻窪支店 (普)1781661 日本ドイツ文化協会フォールムZ |
主催者等 | 主催:フォールムZ/協賛:日墺文化協会 |
ベンケルザング&カバレット・ソングの解説をお願いし、伴奏をお任せするのに最高の二人とブレヒトソング(注=今回歌われるのはブレヒトソングだけではありません)を長く歌いつづけて来た二人の役者。現在これ以上の取り合わせは考えられない四人がくりひろげる音楽会。解説者は解説者にとどまらず、伴奏者も自分の立場を投げ出して、歌って踊ってしまうかもしれない<暮春の昼の悪夢?>。いえいえ、楽しんでいただけること請け合いの催しです。 ★ベンケルザング(大道歌)とは★ 十七世紀頃から市場で大道歌手がベンチの上に立って三面記事的な事件を歌った。集まった聴衆に紙芝居よろしく絵を指し示して歌うときもあった。殺人事件を扱ったり(「メッキー・メッサーのモリタート」)、捨てられた女を題材にしたり(「マリーヒェンは庭で泣いていた」)、お涙頂戴の惨めで情けない人生を唄にしたりした(「故郷もなく母の家もなく」)。マスメディアの時代を迎えてベンケルザングは二十世紀には廃れていくが、こうした民衆的な物語詩(バラード)はカバレット(酒場の小劇場)に影響を与え、社会風刺の一つとして形を変えながら今でも歌い継がれている。 ---------------以上、情報と紹介文はチラシより----------------- |
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カバレットチッタをプロデュースしている人間としてはとても気になるコンサート。 岩淵達治氏は、いうまでもなくブレヒトの専門家、そして田辺秀樹氏は、名著『キャバレーの文化史』の翻訳者。このふたりが組んでのカバレットソングのコンサートというのだから、期待がもてる。ちなみに田辺氏は、『カバチッタVol.2』を見に来てくれた。土曜日というと、横浜の僻地に住んでいる人間にとっては、腰がひけるところなのだが、これは見に行こうと思っている。 |
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