沢入サーカス学校
『マールイ・サーカスの一日』 東京公演のご案内

　サーカス学校が出来てから、７年になります。最初は生徒５人からスタートしたサーカス学校もいまでは１９人もの生徒が学ぶ大所帯になりました。いろいろな道具もそろい、空中ブランコ、シフォン、チャイニーズポールなどさまざまなジャンルの芸が、ここでつくられています。
　毎年１２月、群馬県みどり市東町沢入（そうり）のサーカス学校で行われる発表会はここ数年ずっと見ていますが、毎回サーカスのもつ楽しさを満喫できる公演になっています。高いレベルの芸、あっと驚くような芸を見るのもサーカスの楽しみかもしれませんが、サーカス学校の公演には、もっとちがうサーカスの魅力があるような気がしています。演じる生徒たちの真剣なまなざし、そして演じることの喜び、そんな感動がダイレクトに伝わってくるからかもしれません。それとなんといっても見終わったあとのすがすがしさ、これは他のサーカスでは絶対に味わえないものだと言っていいでしょう。

　「マールイ」とは、ロシア語で「小さな」という意味です。ボリショイ（大きい）とは違う、暖かい雰囲気をぜひこの機会に味わって、サーカスの新しい魅力を体感してください。
　

　なお、昨年１２月に行われたサーカス学校の発表会の感想は、クマのデラシネ日誌（2007年12月27日付）をご覧ください。

　またこの公演に出演するサーカス学校の生徒たちのプロフィール、インタビューは、『ジャグパル』４１号に詳しく掲載されています。こちらもネットで見れますので、ぜひご覧ください。