月刊デラシネ通信 > サーカス&パフォーマンス > サーカス > Seeds 2009年I期後期講座「サーカスと大道芸の魅力」
桐蔭生涯学習センター六本木校 Seeds<シーズ> 2009年度I期 後期講座 「サーカスと大道芸の魅力」 講師:大島 幹雄 |
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6月9日(火) | ボリショイサーカス今昔物語 | ||||||||||||
日本人にとってサーカスと言えばボリショイというぐらいなじみの深いボリショイサーカスが初来日したのは昭和33年(1958)のことです。クマのサーカスが大人気となり、日本人をサーカスの魅力の虜にしました。この時の珍しい映像を見ていただきながら、実際にサーカスの現場にいないとわからないさまざまな秘話、エピソードを紹介します。 さらにはユーミンの歌とサーカスがドッキングした『シャングリラ』や、シルクドゥソレイユなどの新しいサーカスのムーブメントも映像と一緒に紹介いたします。 |
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6月16日(火) | 道化の魅力、道化の芸 | ||||||||||||
ゲスト:クラウンこうじ(予定) サーカスで欠かせないのが、道化師(クラウン)です。演技と演技の合間に登場し、場つなぎをするだけではなく、お客さんを楽しませる道化師は、いつの時代でも人気者でした。海外のさまざまな一流道化師の演技を映像で見ていただきながら、その歴史をたどり、その魅力を探ってみます。 さらには実際に道化師(クラウン)として大活躍しているこうじさんにクラウン芸を披露してもらいます。 |
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6月23日(火) | 大道芸の魅力 | ||||||||||||
ゲスト:ダメじゃん小出(予定) 大道芸は日本でもすっかり定着しました。横浜、静岡、名古屋の大須で開かれる大道芸フェスティバルには、何十万人もの観客が集まり、いまやその街を代表する一大イベントになっています。街を活性化するために誕生した横浜・野毛地区の大道芸フェスティバルの変遷を紹介しながら、個性的な大道芸パフォーマンスを映像で見ます。 さらに日本人パフォーマーとして、かなりはじめの頃から大道に立ってパフォーマンスをしたダメじゃん小出さんに、当時の思い出などを語ってもらいます。 また、大道から劇場へ転身、鋭く、おかしく社会や世相を切り刻むしゃべくりの世界で大活躍しているそのパフォーマンスも披露してもらいます。 |
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6月30日(火) | 海を渡ったサーカス芸人 | ||||||||||||
日本人として初めてパスポートを交付されたのは軽業師や曲芸師だったという話はご存じですか? 鎖国をといた幕末日本に群がってきた海外の山師たちが、真っ先に目をつけたのは、人間の常識を越えるようなとんでもない芸を披露していた軽業師や曲芸師でした。彼らは欧米に渡り、その超越した芸で世界中をアッといわせたのです。明治になってからも日本人のサーカス芸人たちは海を渡り、世界中の観客を喜ばせました。そうした芸人たちの演技の模様を、貴重な写真資料やポスターなどを通じて紹介します。 またその中のひとり澤田豊とその家族にスポットをあて、その波瀾に富んだ生涯を映像を交えてご紹介していきます。 |
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