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デスク大野の更新日誌&エトセトラ

2005年5月・6月分

2005.06.25

早稲田大学『ロシア芸術の現在』講義通信2005に第4回の講義メモと参考資料をアップしました。
カバレット!カバレット!
そして来週(最終回)は元気いいぞう!

2005.06.24

早稲田大学『ロシア芸術の現在』講義通信2005に第3回の参考資料をアップしました。
綱渡り考古学。

2005.06.17

早稲田大学『ロシア芸術の現在』講義通信2005に第2回・第3回講義メモをアップしました。
ためこんじゃいました、すみませーん。

 先日、名古屋市科学館で開催中の「庶民の算術展」(情報はこことかここ)というのを見に行きました。
 江戸時代、日本で独自に発達した数学「和算」の特徴のひとつに、「成果を絵馬にして寺社に奉納する」ということがあります。そうして掲げられた絵馬=算額を全国から130も集めた展示会です。
 すごい。圧巻。問題難しすぎ。円や三角形・矩形が複雑に組み合わされた図形の面積を問うものが多いのですが、球や円柱などが絡み合った立体の体積問題や鶴亀算などもあり、どんなに解説を見つめてもちんぷんかんぷん。平気で3次方程式とか使うんだもん。こんな面倒くさい計算をソロバンと算木でやってたというんですから、江戸時代の人はヒマ・・・あ、いや、趣味人だったんだなーと。しかも、数学の問題と答えを芸術的なパネルにして宗教施設に飾るというメンタリティーがすごい。やってるのも職業数学家(和算家)だけではなく、ふつうに職業を持ってるおじさん・おばさんから少年少女までが、日々研鑽を積んでいたとか。
 「大須観音の泥沼試合」というのがあって、要は絵馬を掲示板のように使った悪口合戦なんですが、「俺は解けたけど、先生に聞いてから発表する」「あんたもっと勉強してから出直してきな」とか、非常にナマナマしい応酬があったようです。和算が「庶民の」趣味だったというのが面白いと思いました。
 しかし、展覧会の運営があまりにもお粗末。良く言えば「手作り」ということなんでしょうけど・・・。学術的価値の高さを考えると、非常にもったいない。
 算額じたい、各地の寺社でまだ埋もれているかもしれないという現状を考えると、もっとでっかくブチあげて社会的認知度を上げるきっかけにしないと駄目なのでは。せっかく万博の「連携協力」(?どういう意味なんだろう)を取ってるんだから、モリゾー&キッコロに「さんすうだいすき!」くらい言わせないと。・・・算数レベルの問題なんかないけどさ。
 主催者・後援者はもっと金を出せ。そして、がんばれ、やってる人。
 会期は6月26日まで。空いてるよー。(平日午前中に行ったら、私のほかに4人しか見ませんでした)

2005.06.07

早稲田大学『ロシア芸術の現在』講義通信2005に第1回講義メモをアップしました。

2005.06.02

お待たせしました、「カバレットシネマinかもめ座Vol.2」
長谷川 濬―彷徨える青鴉「第10回 ヴロジャーガの唄」をアップしました。

2005.05.25

もうひとつの「虚業なれり」物語「第8回 虚人魁人−康芳夫」を遅ればせながら、
また早稲田大学『ロシア芸術の現在』講義通信2005
モスクワスクラップ帳の「第44回」をアップしました。

来週火曜日からまたまたクマ氏の早稲田大学での講義「ロシア芸術の現在」が始まるそうです。
クマ氏を応援に早稲田に行こう!しかも最終日は元気ー!いーぞーいーぞー!(予定) うひー。

2005.05.06

長谷川 濬―彷徨える青鴉「第8回 ポールトのなかの海」「第9回 長谷川濬作品紹介2「サハリン航海記」」をアップしました。

 実家の名古屋にいます。名古屋、浮かれてます。
 万博と中部国際空港セントレアに加え、名古屋城博(あの金のシャチホコに触れる!)や名古屋港イタリア村(イタリアンブランドショッピングモール&ベネツィアのゴンドラ)も人気だそうです。
 やばいです。このままでは来年あたり、反動でぐったりしちゃったりしないでしょうか。心配になります。
 あと・・・みんなっ、リトルワールドにも行ってあげて・・・。世界の料理ならリトルワールドでも食べられるよ。あそこも森っていうか、山だし。万博と、まあだいたい同じものだと考えていただいて良いのではないかと・・・。1日15万人弱の入場者にもみくちゃにされませんよー。(ただのリトルワールド好き)


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