月刊デラシネ通信 > その他の記事 > 旧デラシネ掲示板 過去ログ > 04

旧デラシネ掲示板 過去ログ

04 2004年7〜9月(No.456-488)

488. Re: 環海異聞の問題 クマ  2004/09/28 (火) 00:59
相変わらず、若者がんばっていますねえ。作成中の文献目録を一度見せてください。当会には古文書の達人で、今回の展示会を仕切った庄司さんという、素晴らしいライブリアンがおります。庄司さんも文献目録作成しているので、つきあわせてみれば、いいものができるのではないかと思います。
>
> いろいろ考えさせられる文章にも出会いました。たとえば海野一隆「『環海異聞』の知られざる善本」(『日本古書通信』1995年10〜11号)という文章では、「これまで翻刻された『環海異聞』は質のよい写本が利用されていない。大阪の愛日文庫本という由緒正しい、原本に極めて近い史料(大坂の商人が堀田正敦から拝領)があるのだから、これを利用しない手はない。予想もできない災害の可能性があるのだから、早く校訂本、それが無理なら複製本やマイクロフィルムを作ろうという奇特な個人・団体はないだろうか。津太夫らの帰国200年の年に、校訂本『環海異聞』が刊行されるなら、願ってもないこと」というような主張をされていました。
>
奇特な個人・団体というのは、当会のようなことでしょうね。我々がやるしかないのではないでしょうか?
実はこの愛日文庫の所蔵している環海異聞は前からずっと気になっていました。加藤先生が、神田の古本屋がもっているある環海異聞は、オリジナルではないかという話をされて、それを見に行ったことがあります。挿絵の素晴らしさに驚いたものです。
マイクロ化ぐらいだったら、できるのではないかなあ。
別に200周年にこだわらず、やれるはずです。それには一度愛文庫にいかねばなりませんね。11月大阪で仕事があるので、その時にでもちょっと行ってきましょう。
そのうえで、なにか方策が考えてみたいと思います。
貴重な情報ありがとう。



487. 環海異聞の問題 きぬと  2004/09/28 (火) 00:10
クマさん、こんにちは。

長崎ツアーのご案内ありがとうございます。が、先日旅行で大枚をはたいてしまい、私は参加は厳しいです。スミマセン。実りあるツアーになりますようお祈りしてます。ようやく暑さも和らいできましたし、旅行にはいい時期だと思います。

ところで、前にも申上げたかと思いますが、いまレザーノフと若宮丸漂流民に関する文献目録を作成しています。いまのところ国内外の書籍・論文など350点ほどをリストアップして(わりとあるもんですねぇ)、可能な限り全てに目を通そうとあちこち足を運んでいるところです。

いろいろ考えさせられる文章にも出会いました。たとえば海野一隆「『環海異聞』の知られざる善本」(『日本古書通信』1995年10〜11号)という文章では、「これまで翻刻された『環海異聞』は質のよい写本が利用されていない。大阪の愛日文庫本という由緒正しい、原本に極めて近い史料(大坂の商人が堀田正敦から拝領)があるのだから、これを利用しない手はない。予想もできない災害の可能性があるのだから、早く校訂本、それが無理なら複製本やマイクロフィルムを作ろうという奇特な個人・団体はないだろうか。津太夫らの帰国200年の年に、校訂本『環海異聞』が刊行されるなら、願ってもないこと」というような主張をされていました。

あと数ヶ月で帰国200年の年は終わりですが、確かにこれまで活字化された『環海異聞』は挿絵など見てもあまりいい写本じゃないなぁと思ってました。愛日文庫本刊行、なんとかならないでしょうか?



484. 善六は牡鹿の出身 クマ  2004/09/25 (土) 02:48
五郎次という男に宛てて、善六が手紙を書いていたのんことは、わりと知られていることなのですが、そのなかに、自分の出身を牡鹿と書いているのです。ちょっと気になりますねえ。
私のおやじは牡鹿町鮎川の出身。で例の善六は死んだことになっているロシア側の資料で、スダヤという屋号が気になります。いまおやじに、牡鹿町でスダヤという屋号は残っているか、調べてもらっています。
この善六の手紙は、会報10号に掲載します。
スダヤ、そして牡鹿ということで、なにか情報がありましたら、教えて下さい。



483. 長崎ツアー案内 クマ  2004/09/20 (月) 18:10
長崎ツアーのご案内

 200年前若宮丸漂流民4人が、ロシア使節レザーノフに連れられ上陸した長崎を訪ねるツアーを実施します。参加希望の方は、事務局までハガキまたはFAX、Eメールにて、ご連絡ください。、現地集合、現地解散のツアーですので、ご自分でいろいろな旅行プランもつくれると思います。

実施日 10月16日(土)−17日(日)
集合場所・時間 JR長崎駅改札口 10月16日13時半
[ツアー予定] 
10月16日
長崎県図書館(若宮丸漂流民及びレザーノフ関係の史料閲覧、長崎県図書館副館長本馬貞夫氏の解説)
長崎奉行所−大波止まで散策
長崎日ロ協会との交流会(新地の中華街)
10月17日
梅が崎・グラバー邸・ロシア人墓地など見学(長崎日ロ協会会長松竹秀雄氏の案内・解説)
17時頃解散
旅行費用はすべて実費、現地精算とします。
ホテルについては、事務局の方で一括して手配します。

申し込み締切 9月30日(木)

お問い合わせ・申し込み
236-0052横浜市金沢区富岡西2-21-23
大島幹雄 
電話・FAX 045-773-3919
E-mail IZJ00257@nifty.com



482. 瀬藤幹・祝の親子コンビはすごい! はら  2004/09/16 (木) 00:47
なんとこの親子が行う赤いハートと蒼い月にちょっと触れたも、彼らのパワーは恐ろしい。



481. 展示会を手伝っていただいた皆さんへ クマ  2004/09/03 (金) 00:28
宮城の方は涼しくなったのでしょうね。先日まで開催されていた『初めて世界一周した日本人』展をお手伝いしていただいた皆さん、ご苦労さまでした。終わってホットしているところ、お願いです。
10月に出す予定の会報は、今回のイベントの特集にしたいと思っています。個別に原稿をお願いしている方もいらっしゃるのですが、準備や撤収、さらには講演会でのお手伝い、解説員をした方々の、印象に残ることや、生な感想などを掲載したいと思っています。そこで、どんな短くてもいいので、感想を書いてもらえないでしょうか?
すでに雪狼さんからは、感想を書いてもらいました。
ぜひご投稿をお待ちしております。



480. Re: ナアツカ クマ  2004/09/02 (木) 01:47
楽しみですねえ。早く原稿送ってください。 それともうひとつ。今回の展示会の解説委員をした感想も・・・・



478. Re: ロシア海軍軍艦一般公開 クマ  2004/09/02 (木) 01:39
とても刺激的な提案ありがとうございます。この掲示板に立ち寄っていただいたこと、とてもうれしく思います。
そんなんですねえ。ナジェージュダ号という帆船が、あるのですねえ。
この船が石巻に来たら、とても素晴らしいイベントになると思います。素敵な提案、ありがとうございました。



476. ナアツカ 雪狼 [URL]  2004/09/01 (水) 21:37
ナアツカについて、本間さんと違った方面からの切り口で漂着地点を考察してみました。解説シートにあったような感じですが、あれをパワーアップさせています。
会報用原稿としてお送りします。



475. Re: ロシア海軍軍艦一般公開 しらせやしま  2004/08/31 (火) 22:53
台風により入港が遅れたため、日程が変わりました。9/1は予定通り、9/2には10時〜12時(受付は11時30分まで)に行います。ロシア海軍音楽隊や舞踊団も出演し、しかも無料ですので、広島の方でご都合のよろしい方はぜひどうぞ。



472. ロシア海軍軍艦一般公開 しらせやしま  2004/08/28 (土) 00:34
この掲示板の趣旨と離れるかもしれませんが、”ロシアの船”の催しですので紹介します。

ロシア海軍軍艦一般公開                  場所:海上自衛隊呉基地(広島県)
船名:”マーシャル・シャポシニコフ”(8500t、ウダロイ級駆逐艦)
日時:8/31及び9/1 午後1時-4時(受付は3時30分まで)
照会先:海上自衛隊呉地方総監部 0823-22-5511(内)2702

残念ながら私は見に行けませんが、1999年に、横須賀で”アドミラル・パンテレーエフ”に乗ったことがあります。
ところで、若宮丸乗組員は、”ナジェージダ”で帰国しましたが
、ウラジオストクには同名の帆船があり、来日したこともあります。
もしこの”ナジェージダ”が石巻か仙台に入港すれば、日露友好と若宮丸漂流記の普及になるのでは、と思います。いささか大風呂敷ですが、港湾管理者の宮城県が、遠洋航海時の寄港を要請するなど本気になって動けば、不可能なことではないと考えます。なぜなら横須賀市は、ペリー来航150年を記念してウラジオストクから帆船”パラダ”(プチャーチンの乗った船と同じ名前)を昨年招いたからです。私も乗りましたが、大変な人気でした。
展示会は無事に終わりましたでしょうか。見にいけなくて申し訳なく思います。貴会の皆様の御努力に敬意を表します。



471. 展示会終了 クマ  2004/08/27 (金) 22:56
今日で『初めて世界一周した日本人展』は終了ですね。イベント部会の皆さん、解説を手伝ってくれた皆さん、準備を手伝ってくれた皆さん、ほんとうにご苦労さまでした。
今度は撤収の仕事も待っているわけですが、よろしくお願いします。
主催していただいたサンファン館や河北新報がどのような評価をしているのか、来場したお客さんがどんな感想をもったのか、わかりませんが、よくこれだけの事業を手作りでやったと思います。
会としても大きな財産になったイベントではないでしょうか。



470. Re: 盛況 クマ  2004/08/25 (水) 01:03
会期終了まであとわずか、最後の日曜日が盛況だったとのこと、なによりです。解説ポランティアの皆さん、ほんとうにご苦労さまでした。東京から、愛知から、千葉からと、わざわざこの展示会を見に、行かれた方もいらしたわけで、なんともありがたいことです。
あと残すところ、3日間。撤収の仕事もありますが、よろしくお願いします。



469. 盛況 雪狼 [URL]  2004/08/22 (日) 20:18
今日はきぬとさんよりも遠く、愛知から会員の方が来てくれました。遠いところ、お疲れ様です。その後禅昌寺や観音寺・記念碑を見物されるということでしたが、道に迷わず辿りついたでしょうか。

熱心に見ていく方が、いつもより多かったですね。新聞に記事が出た影響かもしれません。

夕方にはドイツ語で説明している外国人がいるので、
(ドイツ語であることは認識しても、話している内容はわかりません)
これはただものではない! と思っていたら、わが母校である某私大のゾンダーマン先生でした。
ティレジウスのスケッチについて、興味あるネタをお持ちなので、詳しいところを教えてもらいたいものです。なおそのティレジウスのパネルで、名前のスペル違いを指摘されました。
また東北大学ではレーベンシュテルンの日誌の翻訳を進めているとのことで、これも楽しみです。



468. ホルナーの記事 きぬと  2004/08/20 (金) 10:56
クマさんがご存じなかったということは、わりと知られていない話なんですね、きっと。手元に記事(朝日新聞7月20日付)の切り抜きがありますので、要点をレポートしますと、以下の通りです。

チューリヒ大学付属民俗学博物館のフィリップ・ダレス助手が、自分の勤務する博物館でホルナーの手になる世界周航中の絵や地図100点を発見。そのうち日本関係のものが約20点で、レザーノフの人物画、日本の船、長崎・東北・北海道の風景画、気球(長崎で揚げたやつでしょう)を描いた水彩画など。保存状態は良好。ダレスさんは日本で開かれるシンポジウムで、発見を報告するとのこと。

発見のきっかけになったのは、ホルナーの手紙だそうですので、そんなものも現存しているようですね。



467. Re: 行ってきました! クマ  2004/08/20 (金) 00:38
そうですか、行ってきましたか、ご苦労さまです。こういう青春の旅は、一生の思い出になるんだなあ。でも行って良かったって言ってもらえて、うれしいです。
ホルナーの記事って見てないのです。それでネットでいろいろ調べたら、いろいろわかりました。これもたいへんなニュースです。見てみたいですね。ティレジウス、ラングスドルフ、そしてホルナーの描いた日本なんてテーマで展示会ができたらいいと思うのですが、きっと内容的には一般的っていうわけにはいかないでしょうね。でもやりたいですねえ。
http://www.swissinfo.org/sja/Swissinfo.html?
でちょっと詳しく、ホルナーの今回の発見について知ることができます。
レザーノフ来航200年の記念すべき年に、いろいろ話題がでてきて、いいことだと思います。レザーノフが来航したのは、秋。もう少し話題をひろげていきたいと思っております。実はいろいろ九州地区で記事にできないかと仕掛けているところです。



466. 行ってきました! きぬと  2004/08/19 (木) 00:20
こんにちは。

千葉から各駅停車を乗り継ぐ8時間の貧乏旅行の末、ついにサンファン館に行ってきました。
しんどい旅で、かつゆっくりもできませんでしたが、いやぁ、足を運んだ甲斐がありました。なんといっても、太十郎のジャケットをはじめて目にすることができたのが感動でした。また、展示パネルの解説は、世界周航の旅が立体的に理解できて、たいへん分かりやすかったと思いますし、勉強になりました。
率直なところ、予想していたよりもずっと充実した展示で、市民の会たる「漂流民の会」が手がけたとは思えないクオリティの高さだと思います。改めて「世界一周した日本人」展の準備をされた方々の情熱に、敬服いたしました。

ところで、1ヶ月ほど前の朝日新聞に、レザーノフ使節に随行した学者ホルナーの描いた長崎のスケッチ等がスイスで見つかったとの記事がありましたね。日本で詳細を発表するとのことでしたが、いつのことになるのでしょうか。楽しみですね。



465. Re: 取材 クマ  2004/08/17 (火) 00:36
解説当番の皆さん、ご苦労さまです。こういう時期に取材が入るというのは、とてもうれしいことです。これからいよいよ展示会も、後半戦。たくさんの方が見に来てくれると、いいですね。



464. 取材 E.HONMA [URL]  2004/08/14 (土) 21:10
サンファン館で行われている「初めて世界一周した日本人展」に、本日読売新聞の記者が取材にきました。読売新聞を購読している方、近々掲載されるかもしれませんので記事にご注意ください。(宮城県内版か?) サンファン館は例年よりは入場者は多いとのことです。



463. 吉村昭講演会報告 クマ  2004/08/10 (火) 23:55
8月8日鳴瀬町中央公民館において、吉村昭氏講演会が満員の盛況のなか行われました。約250人の聴衆の皆さんもおよそ1時間半の講演を食い入るように耳を傾けていました。「日本の漂流記について」と題された先生の話も、若宮丸漂流民についてなんの知識もない人にもわかるような、語り口で、どんどん世界に誇る海洋文学漂流記の話へと引き込んでいく、素晴らしいものでした。
漂流の背景となった、江戸時代の海運の発達ぶり、鎖国が数多くの漂流をもたらしたのではないということを前提に、帆船に負けないぐらいの和船の構造などを導入に、まさに吉村歴史文学そのもの、事実を踏まれた歴史の面白さに聴衆をまきこんでいきます。会場には小学生もいたのですが、彼らが熱心に聞いていることでも、それがわかります。漂流民帰国200周年という記念の年に、あまり知られていない若宮丸漂流民の世界を、もっともっと広めていきたいという、今回の私たちの意図は、吉村さんのこうしたわかりやすく、まだ事実の重みにうらづけられた話で、実現することができたと思います。
後半は、本になった大黒屋光太夫の話、そしてロシアに残った新蔵・庄蔵のことが気になって、「環海異聞」を読みはじめ、これがきっかけで若宮丸のことを調べるようになったと、核心の話題に入っていきます。光太夫たち神昌丸乗組員がロシア領で凍傷などで命を落とす人が多いの比べて、東北の若宮丸が寒さに強かったことが多くの生存者を残したこと、ロシア側が帰化を促すために若い女性をあてがえていたはずだという話、商人の出であった光太夫と、船乗りだった津太夫を一緒にしている大槻玄沢は間違っているなど、刺激的な話が随所に出てきました。
いずれこの講演会の報告は、会報で詳しく紹介するつもりですが、善六の足跡を史実にしたがって追いかけたいと思っている私にとっても大きなヒントを得たように思っています。
いろいろありましたが、この講演会ができてほんとうに良かったと思っています。
実際にこの講演会を招請することになった鳴瀬町の実行委員会の皆さん、さらには石巻若宮丸漂流民の会員の協力ではじめて実現できました。ありがとうございました。



461. NHKが来た 雪狼  2004/08/03 (火) 00:23
日曜日、NHKが来ました。
思いっきりアップで写ったのですが、後姿……



460.  『初めて世界一周した日本人展』開幕 クマ [URL]  2004/07/30 (金) 00:49
7月28日石巻・サン・ファン館で、『初めて世界一周した日本人』展が開幕しました。私も出席してきましたが、よくここまで短期間で出来たと思います。イベント部会の皆さんの献身的な働きがあったからこそ、ここまで出来たのだと思います。展示室はふたつにわかれていますが、予算の関係上パネルが多いのですが、実物として太十郎が皇帝ロシア皇帝からもらったジャケット、船箪笥、千石船の模型、御用船絵馬、環海異聞の写本、関係図書なども展示され、立体的に漂流民の足跡を俯瞰できるようになっています。東大史料編纂室が所有する「レザーノフ来航絵巻」の複写も展示されています。あくまでも一般を対象にした展示会であり、漂流民について専門的な知識がなくても、興味をもつような内容になっています。ただ配布物として、若宮丸関係年表や解説案内なども用意され、もう少し突っ込んだかたちで知りたいという人たちの要望にも答えるようになっているところも味噌です。
特筆すべきは、子供たちへのメッーセージとして、わかりやすく若宮丸の物語を解説したパンフレットが用意されていることです。カラー版で図版もたくさん入ったこのパンフレットは、小学校の副読本としてそのまま利用することもできます。
より多くの人に若宮丸漂流民のことを知ってもらいたい、そして子供たちにもこんな人たちが郷土にいたということを知ってもらいたい、そんなの思いが伝わってくる、いい展示会になったと思います。
ぜひ多くの人に見てもらいたいです。
「石巻かほく」にもこの開幕式の記事がでています。
こちらも読んでください。

http://www.sanriku-kahoku.com/




459. 24日のボランティア求む クマ  2004/07/23 (金) 00:15
いよいよ『初めて世界一周した日本人』展まであと、1週間となりました。この展示会を仕切っている庄司イベント部会長からの報告によりますと、まず24日の9時から予定されている列品準備のための男手で足りないようです。誰か、この際ですから会員以外でも、協力していただける方は、当日9時にサンファン館までお集まりください。お願いします。



458. Re: 江戸東京博物館 クマ  2004/07/22 (木) 23:27
貴重な観覧レポートありがとうございます。レザーノフ来航200周年の年に、なかなか興味深い展示会が行われているわけですね。なかなか時間がとれないのですが、これはぜひもので、見に行かなければならないと思っておりました。
エルミタージュ展も興味はあるのですが、こちらの展示会は常設展の料金だけで見れるとのことですので、まずはこれだけでも見に行こうと思っています。
レザノフの肖像画も展示されているとのこと、どの肖像画が展示されているのかも関心があります。
江戸時代のロシアと日本の関係は、ある意味で日ロ関係の原点だとおもいます。それをテーマにした今回の展示会、いろいろ意義があるように思えます。
わが石巻若宮丸漂流民の会主催で行われる、『初めて世界一周した日本人展』も庶民のまなざしでみた日ロ関係といえるのではないかとおもいます。

しらせやしまさん、これからもよろしく。



457. 追加 しらせやしま  2004/07/18 (日) 14:18
さきほど江戸東京博物館のHPを見たところ、”江戸幕府とロシア”のページに、”アレクサンドル1世夫妻”と”レサノット”のカラー画像が載っていますので、ご参照ください。



456. 江戸東京博物館 しらせやしま  2004/07/18 (日) 12:49
はじめまして。
昨日(7/17)に江戸東京博物館(東京都墨田区、総武線および都営大江戸線両国駅下車)ではじまった”エルミタージュ美術館展””江戸幕府とロシア展”にいってきました。”エルミタージュ”はロシア皇室関係の展示が多く、エカテリーナ2世の黄金の馬車や、のちのアレクサンドル1世が描かれた嗅ぎ煙草入れなどが展示され、ロマノフ王朝の富のすごさを感じました。(この皇室への富の集中が、のちの革命の原因になったわけですが。)もちろん、エルミタージュが誇る絵の展示もありますが、私には皇室ものの方が印象に残りました。別の展示室の”江戸幕府と〜”は、若宮丸関係では”松平定信がアダム・ラクスマンに与えた信牌”、”環海異聞”(アレクサンドル1世夫妻の肖像のページが展示、所有者記載なし)、それに”ヲロシア国ノ使節レサノット”の絵が展示されています。その他には、大黒屋光太夫の漂流記”北瑳聞略”のエカテリーナ2世に直訴するくだりや、エカテリーナ2世から授与されたメダルの絵などの展示があります。展示に説明が少ないのが難点ですが、一見の価値はあると思います。展示期間は、”エルミタージュ”が10月17日まで、”江戸幕府と〜”が9月20日までです。長文失礼しました。

目次へ デラシネ通信 Top 前へ | 次へ