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カフェ・クマ−談話室 過去ログ

2003年4月

2003年4月22日 火曜日 11:57p.m. 素早い回答ありがとうございました/嶋田 TFJ 丈裕

Pitinov が正しかったのですね。しかし、むこうのエージェンシーも、いいかげんなところはいいかげんのようですね。
実はオランダのサイトというのはちょっと正確じゃなくて、実はドイツはノルドライン・ウェストファーレン州のラジオ局WDRのサイトです。お隣のオランダの遊園地にモスクワ国立サーカス出身のファミリーサーカスがやってくるよ、という2001年夏頃に載ったお知らせに、Familie Pitinov の名前をみつけたのでした。
http://online.wdr.de/online/freizeit/ferienaktionen/zirkusnieder.phtml

2003年4月22日 火曜日 0:36p.m. 泉健著『Ost=Asien』研究−その2、人名注解:外国人編

玉井喜作研究に本格的に取り組んでいる泉健氏が、和歌山大学教育学部紀要に発表した『東亜』研究です。これは玉井が編集・発行人としてドイツで発行していた月刊誌『東亞』に登場する人名を抜き出し、その人物像を追った貴重なレポート。泉さんと初めてお会いし、『東亞』のことをやらなけゃダメですよ、なんてけしたかけたのは、いまから何年前になるのでしょう。泉さんは昨年は『東亞』の目次を翻訳、そして今回はそこに登場する人名を追って、確実に研究を進めています。明治時代のベルリンの玉井が視座にしていたものが、蘇ってきます。泉さんから抜き刷りを何冊か送っていただきました。希望の方にお譲りしたいと思います。ご希望の方は、クマあてまでメールを。


2003年4月22日 火曜日 0:35p.m. 泉健著『Ost=Asien』研究−その2、人名注解:外国人編

玉井喜作研究に本格的に取り組んでいる泉健氏が、和歌山大学教育学部紀要に発表した『東亜』研究です。これは玉井が編集・発行人としてドイツで発行していた月刊誌『東亞』に登場する人名を抜き出し、その人物像を追った貴重なレポート。泉さんと初めてお会いし、『東亞』のことをやらなけゃダメですよ、なんてけしたかけたのは、いまから何年前になるのでしょう。泉さんは昨年は『東亞』の目次を翻訳、そして今回はそこに登場する人名を追って、確実に研究を進めています。明治時代のベルリンの玉井が視座にしていたものが、蘇ってきます。泉さんから抜き刷りを何冊か送っていただきました。希望の方にお譲りしたいと思います。ご希望の方は、クマあてまでメールを。


2003年4月22日 火曜日 0:33p.m. ロシアファミリーサーカスについて

嶋田さん、こんにちわ。17日の『黒く塗った!』にも来ていただきありがとうございました。
さてペキーノフの件ですが、さすが嶋田さん、いい突っ込みです。
いまだから告白します。ペキーノフは正しい表記ではありませんでした。正確にはPITINOV CIRCUSです。モスクワのエージェントとは、ペキーノフファミリーという名称でずっと交渉していました。ただ彼らの名前が、全員Pitinovとなっていたので、来日してすぐに、なぜペキーノフファミリーになったのかと聞いたところ、エージェントの間違いで、本当はPITINOVだと言われたのです。すでにペキーノフという名前で、チラシやパブリシティーも流れていたので、彼らにはペキーノフという名前で、今回はやってもらうことにしました。よく自分たちの名前はロシア国内でも間違えられているので、慣れているとは言っていましたが、恥ずかしい間違いです。猛省しています。
オランダのサイトで一件ヒットしたとのことですが、それは間違いなく彼らのことです。彼らはオランダでここ2年ぐらい夏に公演しており、今年もお呼びがかかっていると言っていました。
申し訳ありませんでした。ああ恥ずかしい!

2003年4月21日 月曜日 11:27p.m. 野毛大道芸/嶋田 TFJ 丈裕

土曜日に観てきました。日曜日は雨という予報もあってパスしてしまいました。写真集のページも作ってあります。
http://www.kt.rim.or.jp/~tfj/photoalbums/Noge2003/index.html

ところで、ロシアのバルーン・サーカスの正確な名称を教えて下さい。
デラシネ通信とパンフレットでは「ペキーノフ・ファミリー」となっていますが、ACCのサイトでは Pitinov Family になっています。ちなみに、Google 検索すると、Familie Pitinov という circus campany の名前がオランダのサイトで一件ひっかかったのですが、Pekinov では野毛関係のみしか掛かりません。

それから、『ミステリヤ・ブッフ』からみで、このカフェ・クマ談話室で、バチカン・ブラザーズというユニットを紹介したわけですが、ライヴの案内が来ました。『ミステリヤ・ブッフ』の観覧上の注意というか掛け合い漫才が面白かった、という人は是非 (笑)。案内は以下のウェブページで見られます。
http://www007.upp.so-net.ne.jp/biscuit/batikan.htm

2003年4月13日 日曜日 6:24p.m. ついに出たぞ吉村昭『漂流記の魅力』

敬愛する作家のひとり吉村昭さんの書いた『漂流記の魅力』を読む。吉村さんは、いままで漂流民ものを7本書いている。これが8本目で、そしてこれを漂流ものの最後にしたいと、どこかで書いていたが、それがわが若宮丸漂流であったことに、感慨ぶかいものを感じている。
『環海異聞』を読み解きながら、若宮丸漂流民の足跡を追っていくわけだが、いつものように感情や思い込みをまじえずに、淡々とそして冷静な筆致で描かれる漂流民たちのドラマに、のめり込まされていく。氏は、江戸期に残された漂流記を「その時代時代のえらびぬかれた学者が漂流民の口述を記録したもので、秀でた文章によって成った」、「史実をもとにした秀でた記録文学の遺産」ととらえている。そしてそれは「生と死の切実な問題を常にはらみ、広大な海洋を舞台にし、さらに異国の人との接触と驚きにみちた見聞」であり、「第一級の海洋文学の内容と質を十分にそなえている」と見る吉村氏のその視線により、若宮丸の物語が掘り下げられていく。
先日の例会で善六のことを話題にしたおり、その人間像を掘り下げる必要性を痛感したのだが、吉村氏は、本書のなかで、善六について多く語り、その謎にみちた彼の人間性を浮き彫りにしている。はじめて一流の作家から、提示された善六観といっていいのではないだろうか?
おおいに触発され、興奮して読み終えた。若宮丸のことが気になる人、ロシアのことが気になる人、漂流のことが気になる人には必読の書である。

2003年4月1日 火曜日 10:27p.m. RE:三増れ紋さんについて

大谷さんれ紋さんの経歴ありがとうございました。
お若い方なのですね。
一度生のステージをみてみたいと思います。16日のにぎわい座はちょっと無理かもしれませんが・・・


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