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【連載】モスクワスクラップ帳

第45回

4月から5月にかけての「論拠と事実」からの記事のスクラップです。

2005年4月14号
 友よ、クリルの半分は残しおいてくれ
2005年4月15号
 DDT25周年
2005年4月16号
 友よ、クリルの半分は残しおいてくれ2
2005年4月17号
 世紀の謎はどこへ消えたか?
2005年4月18号
 会社−権力の廊下
2005年5月19号
 ソクーロフの「太陽」テレビ放映
 スフレ
 ブックランキング
2005年5月20号
 アスピリン入りのうにもしくはいかにして日本で治療がおこなわれているか
 映画興業収入ランキング
2005年5月21号
 ミハイル・ショーロホフ偽りのない人生
 ワレンチン・ディクール「自分の発見を秘密にはしない」
 ツシマのルーレット


2005年4月14号

友よ、クリルの半分は残しおいてくれ

北方領土返還を求める日本に対する批判記事。そこに日本は一体どんな価値を認めているのだろうか

2005年4月15号

DDT25周年

今年結成25周年を迎えるDDTのリーダーシェフチュクは、まもなく新しいアルバムの制作が終わることを明らかにした

『行方不明』というこの記念アルバムは、快心の出来になっている。DDTのロック魂がガンガン響いて来る。アルバム最後の曲のタイトルは「ロシアのロック」

 

2005年4月16号

友よ、クリルの半分は残しおいてくれ2

北方領土返還を求める日本に対する批判記事の第二弾。何故クリルに住むロシア人たちは、日本人がこの地を支配することを嫌がっているか、ジャパンマネーに対する心配も

ロシア側から見た北方領土返還に対する一般的な見解なのかもしれない

 

2005年4月17号

世紀の謎はどこへ消えたか?

読者の質問に答えるかたちで、ネッシー、雪男、魔のトライアングルについての最新情報と、何故最近話題にのぼらないのかについて言及

地図とか、一番最近の話題とかが詳しくのってあり、それだけでもなかなか興味深いものがある

 

2005年4月18号

会社−権力の廊下

かつて政権内部にいた官僚たちが、現在自分たちの会社をつくり、いかにビジネスの世界で富を得ているかを、ニェムツォーフやチューバイスなど実例をあげながら、紹介

権力を利用したとしか思えない、かつて脚光を浴びた政治家や官僚のその後の金持ちぶり。かつて民主派と思われた政治家に多いところに、ロシア政治が抱える闇があるのかもしれない

2005年5月19号

ソクーロフの「太陽」テレビ放映

5月9日CTCで「太陽」が放映されることになった。これについてのソクーロフへのインタビュー

映画公開直後にすぐにテレビ放映されるというのもさすがロシアか。実際にDVDを見たが、この映画はよく出来ている。実に面白い。日本でこそ公開されるべきだと思うのだが・・

スフレ

リュービモフ演出タガンカ劇場の「スフレ」公演の告知

ブックランキング

ヘンリーミラ「ニューヨーク往復」
アレクサンドル・ポチョムキン「マニア」今日のロシア社会の分析
スベトラーナ・ザムレリョーワ「絶望」小説集
マリーナ・ニェフゾローワ「不具者たちのパレード」
エリガ・リンディーナ「映画の新しい俳優たち」

2005年5月20号

アスピリン入りのうにもしくはいかにして日本で治療がおこなわれているか

世界の長寿国日本で、うには高価な食べ物なのだが、これは健康にもいいためである。広島の被爆者は、みんなガンで死ぬといわれたが、うにを食すことでそれを防いだという話しもある。
その他日本の健康についての秘密をさぐるレポート

長寿大国日本の健康の秘密ということで、食べ物に注目した記事が、前にもあった。モスクワではスシバーが大変な人気らしいし、日本食ブームがおこるかもしれない。でもこのうにの話しは本当なんだろうか?

映画興業収入ランキング

1.「太陽」77736ドル
2.「調律師」65452ドル(ゲオノギー・デリーエフ主演)

この収益が、ロシアの映画界で多いのかどうかはわからないが、とにもかくにも「太陽」が一位になったというのはすごい。二位の映画は、わが友人のひとりでもあるオデッサのクラウングループ『マスキ』のデリーエスが主演している。彼はいまは映画が本職になったのだろうか?

2005年5月21号

ミハイル・ショーロホフ偽りのない人生

5月24日のノーベル賞作家ショーロホフの生誕100周年記念日を前にして、ショーロホフのさまざまな隠されたエピソードを紹介

ワレンチン・ディクール「自分の発見を秘密にはしない」

ディクールの薬の宣伝をかね、読者からの質問に答え薬の効用をとく

ツシマのルーレット

日本海でのロシア艦隊の敗北は、ロシア人にとってはドイツにとってのスターリングラード、アメリカにとってのパールハーバーと同じように、ありえない敗北を意味している。その敗戦についてふりかえる

対独勝利60年ということで、『論拠と事実』でも大々的なキャンペーンが繰り広げられたが、今年は日露戦争敗北100周年にもあたる


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