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旧デラシネ掲示板 過去ログ

02 2005年1〜12月(No.520-672)

672. Wikipedia 雪狼  2005/11/09 (水) 08:51
で津太夫を発見しました。しかも我がHPリンクされてるし。
2ちゃんねる風に直リンしません。

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E5%A4%AA%E5%A4%AB



669. 東京大学にて きぬと  2005/11/06 (日) 18:18
きぬとです。
先日東京大学に用事があり、そのついでに購買で買い物をしましたら、意外にも東大グッズのコーナーにレザーノフを発見してしまいました。
何かと思えば、「レザーノフ来航絵巻」の図柄をプリントした手ぬぐい(?)でした。「魯西亜人貴賤之図」というロシア人の群像が描かれた場面で、はじに「東京大学」とプリントしてあります。この絵巻が東大を代表するお宝のひとつ、ということなんでしょうか???
お近くにお越しの際は、ゼヒ東大の購買をのぞいてみてくださいまし。



665. 平川先生の発見が朝日新聞に大きく紹介 クマ  2005/10/19 (水) 06:13
昨日の朝日新聞東京版夕刊文化欄に「日露通商拒んだ江戸幕府に「圧力を」−ロシア側へ通詞が意見」と題された記事が掲載されています。これは当会副会長でもある平川新・東北大学教授が中心となって刊行された「ロシア史料にみる18−19世紀の日露関係第1集」に収められている文書のなかに、長崎でレザーノフとの交渉で幕府との間にたった通詞たちが、「幕府に対して圧力をかけ続ければ、圧力に屈して、友好関係を結ぶことができる」とあることが明らかになったもの。
平川先生は、ロシアに何度も足を運ばれ、ロシアに残っている日露関係文書を蒐集し、さらにそれを翻訳するためのプロジェクトを精力的に進めてきたわけですが、そうした地道な作業から、こうした日本とロシアの関係史にとって重要な史料を発見できたわけです。
会員の方には、この貴重な文献が掲載されている「ロシア史料にみる18−19世紀の日露関係第1集」をお送りしてあります。この資料集は、日露交流史を研究する人々にとってはまさに宝箱といえます。
今年は日露和親条約が締結されて150周年の年にあたります。ロシア側の立役者プチャーチンばかりがもてはやされていますが、その50年前に来航したレザーノフは、どちらかというと悪者扱いになり、正当な評価がされてないように思えます。平川先生の発見はレザーノフ再評価のためにも一石を投じたといえるのではないでしょうか?



634. 石巻若宮丸漂流民の会10月例会 クマ  2005/09/24 (土) 15:45
10月の例会は、春名徹氏をお招きしての講演会です。会員以外の方も
参加もできますので、ぜひお越しください。

テーマ 春名徹講演会
   『事実から文学へ−若宮丸漂流記録の豊さと多様さ』
日時  10月1日午後2時から
会場  仙台市戦災復興記念館・研修室
お問い合わせ IZJ00257@nifty.com 大島まで
 




621. 初めて世界一周した日本人展の写真 デスク大野 [URL]  2005/09/12 (月) 16:18
石巻若宮丸漂流民の会サイト(↑の[URL]というところから飛べます)に
東松島市図書館で開催中の「初めて世界一周した日本人展」の
お知らせと写真をアップしました。
どうぞご覧ください。



619. 初めて世界一周した日本人展 クマ  2005/09/08 (木) 17:07
太十郎と儀兵衛の故郷鳴瀬町(現在は東松島市)で、「初めて世界一周した日本人展」が昨日から開催されています。
昨年の展示会で作成したパネルと関連書籍の展示がメインですが、太十郎のジャケット、さらには「レザーノフ来航絵巻」コピーも展示されています。この観覧を目的に、ふたりの生まれた故郷室浜を歩いてみるのもいいのではないでしょうか。ほんとうにいいところです。
     「初めて世界一周した日本人」展
 会場  東松島市図書館(矢本字大溜1-1 0225-82-1120)
 開催期間 9月8日(木)〜29日(木)
 開館時間 火・水・金曜日 9:00〜17:00,
      木曜日 9:00〜19:00               土・日曜日 9:00〜16:00
 休館日 5日,12日,19日,20日,23日,26日
 特別イベント  9月24日(土) 
   紙芝居上演会     10時30分より          出演 ボランティアサークル紙芝居かちかち            かち(代表松本昭英氏)               若宮丸講座      10時45分〜11時30分
   講師    東松島市郷土史友の会 副会長 佐藤康男氏
          



595. その時歴史が動いた 雪狼 [URL]  2005/08/25 (木) 13:51
やはり期待しなかったらその期待通りひどい番組でした。

日本人初の世界一周でも話題にしないかと思う今日この頃。



591. 新生ヨロ昆撫六本木ヒルズ登場 クマ  2005/08/18 (木) 22:13
15日のカバレットアリーナは、天候が心配されましたが、出演者のふだんの心掛けが良かったのか、雨も降らず無事公演を終えることができました。1時間足らずの公演でしたが、なかなかいい公演になったと思います。野外もありだなと、新たな可能性に手応えも・・・
さて、2月の鴬谷のカバレットキネマで、客を唖然とさせたあのヨロ昆撫が、明日六本木ヒルズのアリーナでおこなわれる六本木ヒルズ盆踊り前夜祭に出演します。踊り子のタプ江さんに逃げられ、7月のかもめ座公演では、捨てられヨロ市としてソロのステージを見せてくれましたが、新たなダンサー(なんでもアイちゃんというらしい)と一緒に、新生ヨロ昆撫として再び活動を開始します。
出番は18時から20分ぐらいの予定。お時間のある方はぜひヒルズへ!



587. Re: 地震がありましたが… クマ  2005/08/17 (水) 11:52
私の実家はあの天井が落ちたプールのすぐ近く(歩いて10分ぐらい)になるのですが、落下物もなく、前の宮城沖地震から比べたら、まったく問題なかったみたいです。しかし確かに地震が多いですね。
石巻、東松島などはどうだったのでしょう?

> それにしても、あれを英訳することを思い立った人物って誰なんでしょう?
大西さんのお手紙によりますと、1988年この「船長日記」の真筆本が新城市の宗堅寺で発見され、これを大西さんの高校時代の恩師であられる鈴木太吉氏が、解説注釈本を出版したのが、2000年。鈴木先生の元気なうちに、この日記を各国に伝えようと、大西さんはじめ教え子たちが奔走して、英訳版を出版しようとしたとのことです。今年は、万博開催の年ということも、大きな要因になったようです。



585. 地震がありましたが… きぬと  2005/08/17 (水) 09:04
石巻は大規模な地震に襲われた模様ですが、会員の皆さんは別条なかったでしょうか。わが千葉県もかなり激しく揺れました。皆さん百も承知でしょうけれども、宮城県沖では今後も地震の可能性があるとの事ですので、ひきつづきくれぐれもお気をつけください。

クマさん、「ナジェージダ」の編集まいどご苦労様です。今回書かせていただきましたとおり、『環海異聞』の英文抄訳はむかしアメリカの雑誌に掲載されたみたいですよ。私もいまだ目にする機会を得ませんが…。レザーノフについて言及したアメリカの文献をあされば、ひょっとして参考文献欄や注に出てくるかもしれませんね。

それにしても、あれを英訳することを思い立った人物って誰なんでしょう?



581. 「船長日記」英語版出版 クマ  2005/08/14 (日) 01:16
1813年江戸から戻る途中に漂流、16ヶ月後にアメリカ船に救出された「督乗丸」乗組員小栗重吉から聞き書きした記録「船長(ふなおさ)日記」の英訳版が、5月出版されました。当会の会員でもある大西裕さんが、この英語版出版に協力しています。先日大西氏より会へ、この本が贈呈されました。英訳するという話しは、ずいぶん前から聞いていたのですが、やっと実現したわけです。翻訳したのは、南山大学副学長のリチャード・ジップル教授。
こうした漂流記が、外国語に翻訳されることにより、海外との研究ともつながっていくわけで、とても意義のあることだと思います。
出版社は、中日出版社(052−931−5230)、定価は税込みで1500円と、求めやすい金額になっています。
音吉、そして重吉と、このところ愛知の漂流民をめぐって、いろいろ動きが出てきてます。
重吉は、善六とも会っているわけですし、そういう意味で愛知漂流民研究者との交流を真剣に考えていきたいと思います。
若宮丸漂流民については、玉井喜作がドイツ語でダイジェスト版を紹介していますし、ペテルブルグの故ゴレグリャド教授が、「環海異聞」のロシア語訳を発表しています。英語版ができると、またひろがりができるかもしれません。ゴレグリャド先生が、亡くなる数年前に「環海異聞」の全訳を完成したはずなのですが、それはまだ本になっていないと思います。どうなっているのかちょと気になるところです。



580. その時歴史が動いた 雪狼  2005/08/10 (水) 16:13
8/24 第231回 日露衝突を回避せよ 〜高田屋嘉兵衛 決死の交渉劇〜

タイトルが上のように変更になったようです。
通辞キセレフを出してくれたら受信料を払います。



572. ご注意を クマ  2005/08/08 (月) 13:03
このところ当掲示板に、得体の知れない書き込みが増えておりますが、極力当方でも削除するように心がけますが、リンクのところをクリックしないように気をつけてください。



545. その時歴史が動いた 雪狼  2005/07/20 (水) 20:08
8/24 第231回 北海の奇跡 〜高田屋嘉兵衛・命がけの外交交渉〜

だそうです。
ツッコミどころ満載の番組になること間違いなし。



544. 露語検定対策講座 ボカサ一世 [URL]  2005/07/18 (月) 19:41
日本ユーラシア協会大阪府連では、ロシア語検定対策講座を実施します。
4級:9月10日(土)PM4〜8時 講師:前田俊之(同志社講師) 受講料:2500円(協会員2000円)
3級:9月11日(日)PM1〜5時 講師:高島尚生(滋賀県大講師) 3000円(2500円)
2級:7月29日、8月12と19日 講師:北岡千夏(ロシア語教育研究家) 6000円

TEL.06−6763−0877(榊正明)まで
尚、URLに協会府連のHPを入れておきましたので、こちらもご覧下さいませ



543. Re: Vol.2面白かったよ! クマ  2005/07/09 (土) 23:15
ご来場ありがとをございました。HPでの気合の入った感想も拝見しました。写真付で臨場感ありました。いつもながらご丁寧な感想ありがとうございます。
日ノ出町で飲み時間があったとのこと、なによりでした
> あと、元気いいぞうさんも、高篠雅也さんも良いけど、やっぱりこう、かれらが活躍できる舞台を作りません?ストリップ小屋のような、客席の真中にどんと出て来るのを、手作りで頑張ってちょ、です。野毛の町おこしですから、頑張って。期待してます。
>
はい、がんばります。これはもう、私のライフワークなものですから・・。かもめ座の次ができるかどうかはわかりませんが、また次なる小屋探しをはじめます。これが案外楽しいものでもあります。

それと、HPで掲載されている私の写真、なんか本当に楽しいそうですねえ。これもありがとうございました、です。



542. Re: 本日のカバレット クマ  2005/07/09 (土) 23:09
ご来場ありがとうございました。そして早々の感想ありがとうございました。ちょっと長すぎたかなあと、反省しているのですが、いつもだいだい欲張りしてしまうのは、癖なんかもしれないです。

> また、次回があるようであれば是非とも伺いたいと思います。
うーん、やりたいのですけどねえ。というか出演者のメンバーと今度やるときは、1週間ぶっ続けでやろうかなんて話しいたのですが、どうもかもめ座の地主さんが、売却するメドがたったようで、かもめ座がなくなると、これもできなくなるわけで、ちょっとしょげているわけです。>
> あと、要望なのですが、当日の出演者がどういう人なのかがわかる
> 簡単なチラシのようなものがあると良かったと思います。
> 今回初めて見る人が多かったので、頭に疑問符をもちつつ、見てました。
ですよねえ。これはプロデューサーの責任です。前回もやり逃げだ、なんてアンケートもつくらない、プログラムもつくらないでやってしまい、ついついまたやってしまいました。次回やるときは、必ずつくります。お約束します。また近々、デラシネのカバシネコーナーで、昨日のプログラムもおそまきながら、紹介する予定です。
もしできたらかもめ座がなくなる前に、もう一度と思っています。かもめ座を看取るというつもりで・・・
そしてまたカバレットにふさわしい小屋探しもやっていきます。次なる展開をお楽しみに。




541. Vol.2面白かったよ! おか@よよよっぱらい [URL]  2005/07/09 (土) 21:28
クマさん、ありがとうございます。
ごとうさん、れえざあさんともども楽しませてもらいました。帰りの電車が心配だったけれど、日ノ出町駅近くで一杯やってから帰りました。

なんか、昭和30年代風ののほほんとした雰囲気で、なまこやさんで大人買いしたふ菓子とか酢イカとかを肴にエビスビールを飲みながら、ご機嫌で見させてもらいました。

個人的にはタプ江ちゃんが出ないというのが不満でありましたが、Oさんの隣に座っているのを目ざとく発見。ヨロ市さんの紹介でめでたく確認。彼の芸も、心なしか寂しげではありました・・・ルゴールの歌?ってありゃ何じゃい??

あと、元気いいぞうさんも、高篠雅也さんも良いけど、やっぱりこう、かれらが活躍できる舞台を作りません?ストリップ小屋のような、客席の真中にどんと出て来るのを、手作りで頑張ってちょ、です。野毛の町おこしですから、頑張って。期待してます。

あと、力技の人を一人、二人見たい!相撲取りは呼べないか!女剣戟も見たい!三本木雷子なんてお願いできないかしら?ちょっと違うけど鉄割の奥村勲なんてのも狂気の沙汰!なんて、いろいろ我が儘言いますが、ともかくビールと肴があれば、、、、



540. 本日のカバレット タンク  2005/07/09 (土) 02:07
こんばんは。タンクと申します。
本日のカバレット・シネマにお邪魔しました。
開場前に、前のなまこ屋で酒のつまみを調達し(駄菓子屋さんも懐かしいですねー)
ノスタルジーを感じさせる建物に入って、席に着くと流れてくるのは湖畔の宿など懐かしい曲が多く、
さらにノスタルジーをかきたてられました。

味のある建物の中で、さまざまな芸を堪能させていただきました。
面白かったのは笑点リミックス、元気いいぞう氏の歌ですね。
あと、8−bit manzaiも個人的には好きなんですがちょっと途中でだれていた様な気がしました。

高篠さんの和太鼓は圧巻の一言でした! 眠くなりかけていたところに
気合を入れていただきましたよ。セッションもできて嬉しかったです。(ありがとうございました)

また、次回があるようであれば是非とも伺いたいと思います。

あと、要望なのですが、当日の出演者がどういう人なのかがわかる
簡単なチラシのようなものがあると良かったと思います。
今回初めて見る人が多かったので、頭に疑問符をもちつつ、見てました。
自己紹介したのも元気いいぞうさんくらいでなかったでしょうか?

それでは、第3回のかもめ座があることをお祈りしてます!



539. 「環海異聞」が県の文化財に指定 クマ  2005/06/23 (木) 12:25
河北新報を講読している会員の方から、今日の河北新報朝刊に、宮城県図書館が所有している「環海異聞」が、宮城県の文化財に指定されたという記事が出ていますよという連絡をもらいました。確かに大きく、しかも「環海異聞」の中のナジェージュダ号の挿絵の部分が、カラーで紹介されていました。
先の天声人語といい、今回のニュースといい、少しずつ若宮丸のことが広まっていっているそんな実感がしてきます。



538. Re: 今日の朝日新聞「天声人語」 ボカサ一世  2005/06/08 (水) 18:03


 私も読みました。光太夫たちと比べると、若宮丸はなぜか知名度は低いですが、それだけに、こういう形でのると嬉しくなりますね。



537. 久々で更新 雪狼 [URL]  2005/06/08 (水) 14:41
http://homepage2.nifty.com/snowwolf/sabu.htm

寒風沢を紹介しておきました。

天声人語、読みました。そこから興味を持って検索してくれる方がいるとうれしいですね。



536. 今日の朝日新聞「天声人語」 クマ  2005/06/08 (水) 10:59
今日の朝日新聞朝刊の天声人語をご覧ください。ヨットの世界一周についての記事なのですが、頭の部分で、初めて世界一周した日本人ということで若宮丸のことが紹介されています。こういうかたちで若宮丸のことが紹介されるのはおおいに歓迎されることではないでしょうか。



535. トヴァ ボカサ一世  2005/05/12 (木) 10:58
金倉孝子さんの「トヴァ」リポート、私の知人にトヴァの研究家がいることもあり、興味深く読ませて頂きました。



534. ニュースレター届きました 雪狼  2005/04/30 (土) 16:43
えっと、善六ではなく太(多)十郎ですよね?



533. ナジェシュダ来日中止 しらせやしま  2005/04/29 (金) 20:54
こんばんは

西日本新聞のHPによると、長崎帆船祭りで来日する予定でしたロシア帆船「ナジェジュダ」は修理が間に合わず、来日中止となりました。残念ですが、再来日を期待したいところです。



532. ダメじゃん小出ラジオ出演 クマ  2005/04/15 (金) 11:01
5月にソロライブをひかえている、ダメじゃん小出が、永六輔さんがパーソナリティーをしているラジオ番組に出演するようです。
明日16日TBSラジオ『土曜ワイド』(8:30〜13:00)の、12:00〜13:00のどこかでネタとトークのコーナーがあるとのこと。是非聞いてやってください。



531. Re: 「ナジェジュダ」長崎入港! クマ  2005/04/10 (日) 21:03
いつも貴重な情報ありがとうございます。去年ロシアの新聞で、ロシア初の世界周航航海200周年を記念して、「ナジェージダ」と命名された帆船が、世界一周の航海に出るという記事を読んだ記憶があります。確かウラジオや長崎にも寄港する予定というようなことも書いてあったように思います。もしかしたらこの船なのかもしれませんね。
長崎には当会の会員が2名いらっしゃるので、きっとこの帆船祭りには行かれると思います。
去年の「初めて世界一周した日本人」展は、サンファン館が主催していたわけで、ここに寄港するということになれば一番いいと思うのですが・・・
今年は万博絡みでスペインの帆船を招致するとか言っておりました。
招致した場合の費用とかの問題もあるのではと察するのですが。
ただ仕掛ける意義はありそうな気もします。



530. 「ナジェジュダ」長崎入港! しらせやしま  2005/04/10 (日) 00:12
こんばんは。
長崎帆船祭りのHPによると、4/27-5/1に開催される同祭りに帆船「ナジェジュダ」が入港するとのことです。HPにはまだこの船についての説明はのっていませんが、ウラジオストクを母港(船籍港)とする約2200tの航海訓練用帆船で、横浜などに入港したことがある船だと思います。

昨年の同祭りでは同じくウラジオストクを母港とする「パラダ」(プチャーチンが1853年に長崎に来たときに乗っていた船と同名)が来たので、長崎には江戸時代に入港したロシア帆船と同名の船が二年連続で入港することになります。一般公開もありますので、九州地区の方はぜひどうぞ。

昨年に提案したことですが、宮城県の浅野史郎知事(仙台港や石巻港の管理者)がロシアの船主に要請すれば、「ナジェジュダ」の仙台か石巻への入港が実現できます。いささか大風呂敷ですが、実現すれば日露交流と若宮丸の広報に最適だと思いますので、200年後の長崎入港を機会に改めてふれました。

以上です。



529. 中日新聞(東京新聞) しらせやしま  2005/03/13 (日) 00:27
おひさしぶりです。

若宮丸のことではありませんが、漂流民関係の記事が相次いで中日新聞WEB版に載りましたので、ご紹介いたします。詳しいことは、中日新聞HPの”地域ニュース”欄をごらんください。

1) 地域ニュース静岡05.3.8.より
1719年に太平洋の鳥島(アホウドリで有名)に漂流し、20年後に帰郷した遠州新居(静岡県新居町。浜名湖の西岸で東海道線新居町駅下車、または車で国道1号線)の漂流民を讃える記念碑を建てる運動を紹介しています。7月17日除幕を目指し、募金を募っているとのことでした。照会先:新居関所資料館053−594-3615へ。

2)地域ニュース三重05.3.9.より
鈴鹿市の大黒屋光太夫顕彰会が光太夫のTシャツとメダルを作成したとのこと。Tシャツにはキリル文字でダイコクヤ コウダユウと書いてあります。また、11月13日に記念館ができるそうです。 照会先:大黒屋光太夫顕彰会 0593−85−1919へ。



528. 東北大学シンポジウム 雪狼 [URL]  2005/03/12 (土) 20:19
本日シンポジウムに参加してまいりました。

平川先生の、レザノフ来航への天皇の関わりに関する発表をはじめ、ドゥーフの行動やロシア船打払令の実像、さらにイルクーツク商人の動きなど、興味深い話題が満載でした。
研究家の方々の姿勢というものを改めて実感したのは大きかったですね。
また津太夫の墓を調査されたという方と、ロシアの海洋博物館でレザノフが日本に持ってきた(と思われる)品を手にとられた方がいました。
このお二人には会報をお渡しし、連絡先をいただきました。若宮丸の会に今後来ていただけそうな有力な人たちと知り合えたのは大きな成果だと思います。


センターで刊行している書籍と一緒に、当会の会報10号と11号を、寺山先生にお願いし場所を借りて配布したところ、すぐさま“完売”しました。



527. 会報受け取り E.HONMA [URL]  2005/03/11 (金) 09:20
会報11号受け取りました。大正時代の多十郎の服の写真ははじめて見ましたが、今ではこんなにボロボロになるとは、惜しかった気がします。山下小の高砂先生も随分勉強したのですね。多十郎の自殺についてもわかったような気がします。長崎記は、読んでいるだけで長崎に行ったような気がしました。10号までの合本、郵送で注文しますので送ってください。



526. 会報を発送しました クマ  2005/03/09 (水) 01:06
予定より大幅に遅れてしまいましたが、会報「ナジェージダ」11号を昨日発送しました。お手許には明日か明後日ぐらいには届くのではないかと思います。すっかりお待たせして申し訳ありませんでした。



525. 東北大学シンポジウムのお知らせ クマ  2005/03/03 (木) 14:52
石巻若宮丸漂流民の会員の皆様、会報の発行が遅れまして、申し訳ありません。来週早々にはお手許に届くと思います。会報の中に、案内を同封しているのですが、来週土曜日に、とても興味深いシンポジウムが東北大学で開催されます。
来週のことですので、ここにとりあえず案内を掲載します。このシンポジウムは、誰でも参加できます、漂流民や日ロ交流に関心のある方も、ぜひご参加ください。


「開国以前の日露関係−日本人漂流民、ロシアの東方進出、日本の対露政策−」


開催日時 : 2005年3月12日(土)10:00―17:30
場所   : 東北大学東北アジア研究センター4階大会議室
報告予定者: 

1.平川新(東北大学東北アジア研究センター)
「開国以前の日露関係について」
2.松本英治(開成高校)
「19世紀はじめの日露関係と長崎オランダ商館」
3.有泉和子(東京大学史料編纂所)
「ゴロヴニン事件解決時の日露往復文書」
4.森永貴子(一橋大学)
「19世紀シベリア商業網とイルクーツク商人ネットワーク」
コメンテーター 
 菊池勇夫(宮城学院女子大学) 秋月俊幸(元北海道大学) 和田春樹(東北大学〔客員〕)
司会 寺山恭輔(東北大学東北アジア研究センター)

連絡先 寺山(022-217-6077)
*聴講は無料です。一般の方の来聴を歓迎いたします。



524. ラングスドルフ 雪狼 [URL]  2005/02/12 (土) 14:23
先ほど受け取りました。ありがとうございます。
これからがんばって邦訳してみます。



523. Re: 多十郎のジャケット クマ  2005/02/05 (土) 23:05
河北にも載ったのですね。石巻かほくの久野さんから、石巻かほくに載った記事のコピーが送られてきました。内容的にほぼ同じもののようです。このきっかけをつくっていただいた吉村先生に、久野さんの記事をFAXでお送りしたところ、「講演で石巻を訪れた時、再び衣服を見ましたが、ひどく小さくなっている感じで愕然としました。私も罪の一端をおかしたことになりますが、奥田家で訪れる人たちに、好意からしばしばだして見せた結果と知りました。他処者である私が、つい、保存をと申上げたのですが、それをお取り上げいただいた、漂流民の会の方々の寛容さに心から敬意を表します。漂流民の持帰った唯一のもので、町の文化財指定により、あの衣服が燦然とした輝きを放ち、後の世に伝えられます。皆様に感謝します」というFAXを頂戴しました。
昨年の展示会が、ひとつ大きな財産を残すことになったわけで、とてもうれしく思います。



522. その記事 雪狼 [URL]  2005/02/05 (土) 21:06
江戸時代末期(注:後期というべき)、ロシアに漂着した後、日本人として初めて世界一周して帰国した「若宮丸漂流民」の遺品の上着が鳴瀬町有形文化財に指定された。
ロシアからもらった品物で唯一残っている貴重な史料。町教委は
「後世に大切に残す手だてを検討したい」と話している。
上着は帰国した四人の一人、室浜(成瀬町)の多(太)十郎がロシア皇帝アレクサンドル一世から拝領した。子孫の奥田久吉さんが所蔵し、町の奥松島縄文村歴史資料館が保管していた。
二百年の間に劣化が進み、傷みが目立っている。昨年八月、漂流民帰国二百年を記念して町内で開かれた講演会で、作家吉村昭さんが上着の保存を呼びかけ、関心が集まっていた。
町教委は「一般公開して町内外の人に見てもらえるよう、専用ケース製作を検討中。貴重な史料を多くの人と共有できる場所に展示したい」と話している。



520. 多十郎のジャケット 平川  2005/02/05 (土) 10:03
きょうの河北新報に、「若宮丸漂流民」多十郎の遺品の上着が鳴瀬町の指定文化財になった、という記事が出ていました。だいぶ痛んでいましたので、よかったですね。奥松島縄文歴史資料館が保管するようです。

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