月刊デラシネ通信 > ロシア > 『ロシア芸術の現在』講義通信2006 > 序章
ロシア芸術の現在 | |
担当 大島幹雄 | |
講義日 | 2006年12月12日・19日・1月9日・16日(すべて火曜日) |
時 間 | 4時限 (14時40分〜16時10分) |
教 室 | 早稲田大学文学部(戸山キャンパス)34号館453教室 |
早稲田大学Webサイト:Topページ 戸山キャンパスまでの道のり キャンパス内地図 早稲田の文学部にJR高田馬場駅から行くときは、駅前のバスターミナルから 早大正門行きの「学バス」と書いてある都バス(ちょっと料金が安い・誰でも乗れます)に乗って、 「馬場下町」停留所で降りればすぐです。 学生じゃないと、学バスって書いてあると乗りにくいですけど、大丈夫! |
どうやら今年が最後となるらしい(?)この講義、去年の歯ごたえのなさに辞めたいとタダをこねたのだが、なんとなく押し切られ、今年もやることになった。たった4回だけの講義なのだが、まるで人気先生のように12月から1月までしかできないなんて条件までつけてしまった。なんて大人げないんだろうと少し反省はしている。
さて今年の授業だが、12月12日・19日そして1月9日と16日の四回行うことになった。火曜日の四時限で、教室は早稲田大学文学部34号館の453教室になる。たぶん前回と同じ教室なのだと思う。
いままでロシア大衆芸能ということをテーマに、サーカスだけでなく、「デラシネ通信」でも紹介しているベルチンスキイや、キノなど、どちらかというと専門外のロシアの歌までひろげてやってきたが、今年は最後ということもあるし、じっくりサーカスの話に絞ってやろうかと思っている。
というのも10月末に日本ユーラシアブックレットのシリーズ(東洋書店)で「ボリショイサーカス」(仮題)という小冊子を出すので、それをテキストのように使いながら、大学の授業っぽく、サーカスの歴史とか、わりと基礎的な知識を折り込みながら、ロシアサーカスの流れを追ってみたいと思っている。
11月ぐらいまでにはそれぞれ四回のテーマを決めようと思っているが、いわば「ボリショイサーカス――今昔物語」のような内容になると思う。毎度のことだが、サーカスが対象なので、映像をたくさん見てもらうことになるし、うまくタイミングがあえば実際に生身のパフォーマーによる演技も見てもらいたいとも思っている。
途中でどうなるかはまったくもってわからないのはいつもの通りである。
ただ今年はあまり気張らず、できればなにか質問に答えながら進行できるようにしたいということは考えている。生徒さん次第だとは思うけど・・・
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