月刊デラシネ通信 > ロシア > 『ロシア芸術の現在』講義通信2006 > 講義メモ 第2回
字幕がないビデオを上映
ドゥーロフの豚をつかった代表的な諷刺のギャグをふたつ
サーカスに嫌気がさし、故郷に帰ったイワンがサーカスを見に行き、そこで仲間と会い、またサーカスに戻るという三つの場面
1957年制作・監督はボリス・バルネット
ロシアにサーカスが大衆娯楽のひとつとして根付いた時代を背景にした映画
いずれも実在の人物ドゥーロフとレスラーのポドゥブヌィの友情物語
道化師 ウラディミル・ドゥーロフ |
レスラー イワン・ポドゥブヌィ |
ドゥーロフの道化「私は道化、王の道化ではない、道化の王」
動物調教の天才−チェーホフ、ゴーリキイらと交流
尾崎宏次の「日本のサーカス」のあとがき
レスリングとサーカス
マヤコフスキイの「階級闘争世界チャンピオン選手権」(ラザレンコのために書き下ろした、サーカスのアントレ)もサーカスで演じられていたレスリングをモチーフにしている
1918年ペテルブルグで「最初の酒つくり」が上演される。サーカスと演劇を合体させたサーカス演劇の嚆矢となる。
この時の演出家アンネコフの論文「サーカスは陽気なサナトリウム」について
「ミステリアブッフ」革命一周年記念に上演
ロシアアヴァンキャルドについて
「ミステリアブッフ」改訂版1921年上演(メイエルホリド演出・マヤコフスキイ原作)
サーカスと演劇とアヴァンキャルドが一体化した記念碑的芝居
改訂版に出演したラザレンコについて
「奇妙奇天烈ミステリアブッフ」について(2003年3月)
演出加藤直 美術串田和義
「演劇の十月」シリーズの一環として上演される
この時のビデオを上映
セルゲイ・ラドロフの「民衆喜劇座」について
赤い道化師 ビタリイ・ラザレンコ |
メイエルホリド(左)とラザレンコ |
サーカス演劇の拠点となっていたペテルブルグのセルゲイ・ラドロフ主宰「民衆喜劇座」に日本人芸人タカシマが出演
1914年モスクワでのヤマダサーカス公演について
このメンバーがたどった数奇な運命について
沢田豊と野毛、そしてマンフレッド沢田について
イシヤマについて
イシヤマの孫にあたるゲオルギー・イシヤマが1989年にボリショイサーカスのメンバーとして来日
ゲオルギー・イシヤマのジャグリングのビデオを上映
海を渡った日本人サーカス芸人群像 | |
タカシマ・パントシ |
ハラキリ・ショーのポスター[拡大] |
イシヤマ・ファミリー |
ゲオルギー・イシヤマ |
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