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カフェ・クマ−談話室 過去ログ

2003年2月

2003年2月22日 土曜日 11:04p.m. 安田鑑賞記VOL3

 今回はクラブのダンスイベントに行き、ダブルダッチ&ダンスグループRUN-D-CREWさんを観てきました。
 以前ヘブンアーティスト審査で観た時は格好良かったのですが………残念、今日は調子が良くなかったようです。

 二本でやる縄跳び『ダブルダッチ』は、とても派手で、技がビシッと決まるので見てて楽しいです。上記のHPから動画も観れますし、今度クラブチッタであるダブルダッチのコンテストに出るそうですので、気になった方はチェックしてみてください。

2003年2月19日 水曜日 11:34a.m. カバレットチッタ写真について

カバレットチッタの制作ノートで、プログラムの中に組み込まれている写真は、野毛大道芸フェスティバル実行委員会のアートデレクター森博志さんが撮影したものである。森さんは、野毛のフェスティバルのポスターのデザインをずっとやってらっしゃる。前回の写真も森さんに撮影してもらった。今回実は写真撮影のことをすっかり忘れてしまい、どうしようか困っていた。お客さんとして来ていた森さんに会って、「もしかして今日カメラ持ってきてます?」と聞いたら、カバンから何気なくカメラを取り出したので、急遽撮影をお願いしたのである。まったく心の準備もないときに快く引き受けてもらい、そして今回も迫力ある写真を撮ってもらい、本当に感謝している。  クマ



2003年2月15日 土曜日 6:00p.m. カバレットチッタ余話 「笑志の今夜はかなりE」にVJ出演

カバレットチッタが終わって、はや1週間経ってしまいました。いろんなかたちで、いろいろな感想や意見をもらっています。精算という現実も突きつけられています。自分のなかでいろいろ整理しているところです。さてカバレットチッタでガチンコ勝負に挑み、賛否両論、いろいろな感想が寄せられているVJコミックカットと、落語界から果敢に挑戦してくれた立川笑志が、再び相まみえることになりました。
その案内です。

『笑志の今夜はかなりE 第30夜 「映像」』

CAST:立川笑志  GUEST:VJコミックカット

VJと笑志との対談もあり!

2003 2/17(月) 18:45 START (18:15 OPEN)

お江戸上野広小路亭  当日\2800  前売り\2500

チケット予約・問い合わせ オフィスぷくぷく 03-3705-3622 
syoushi@nna.so-net.ne.jp

または toraremix@hotmail.com                    


2003年2月10日 月曜日 10:28p.m. カバレットチッタ制作ノート ぞくぞく反響が・・・

それでなくても体調不良だったのに、朝まで飲んだりしているから、土曜日・日曜日そして今日と完璧にダウン状態だった。その間にカバチッタを見た人たちからぞくぞく感想が送られてきている。了解が得られるものについては、カバチッタ制作ノートのなかでも紹介していきたいと思っている。
共通している意見は、見た人だったら誰でも感じたことかもしれないが、長かったということ。それと転換の間の悪さ、特に暗転が多かったということ。これは制作サイドの問題で、しっかりと受けとめなくてはならない。それと分煙化すべきという意見も複数の人たちからだされた。次回の時にはぜひ考慮しなければならないことだろう。
ある意味ではっきりと反省点が見えてきたようにも思える。
精算にまだ手を着けていないのだが、たぶんまた赤字になったと思う。これも制作サイドの大きな問題で、これをきちんと克服しないと、続けていこうにも、続けていけないということもある。
いろんな意味で、問題がはっきりと見えてきたといえるかもしれない。

2003年2月8日 土曜日 7:05a.m. カバレットチッタ制作ノート 終わった、終わった

いまやっと家に戻る。公演が終わったのは、2月7日の午後11時ちょい前。それから撤収、楽屋での簡単な打ち上げ、そして最終電車に乗れなかったメンバーが残っての反省会。長い一日だった。
なんと言っても長い公演になったということだろうなあ。今回は。途中で帰ったお客さんもいたが、本当に申し訳ない。
前回は自分自身がテンパリ状態のなかにあって、台風もあって、かなり興奮状態で、終わったということだけで、ある達成感があった。今回は、いろんな意味で収穫も多かったのだが、なんていうか、燃焼しきれないというところもある。それはひとつにはわかりきったことをきちんとダメだしできなかったということ、後手にまわったということだ。もうひとつは次ということがはっきりと視座にとらえることで、こうしたい、ああしなくちゃということが冷静に見えてきたということがある。
不完全燃焼は、きっと自分のなかで、カバレットチッタを続けていこうことに確信がもてたからなのだと思う。
一回一回が勝負、それを大事にしていきたい。
カバチッタは、出会いの場、そして挑発する場なのだ。終電に乗れずに、川崎駅の近くの居酒屋に残ったメンバーの目がとてもよかった。満足していないという、あのギラギラ感。
不完全燃焼だけど、とても充実感があった。
たしかな手応えを感じている。

2003年2月7日 金曜日 0:24a.m. カバレットチッタ制作ノート 開場は18時半、それからドラマははじまる

今回のカバチッタの見どころのひとつ、それは客席での開演前のパフォーマンス。アッパーホッパー(スティルツの楽隊−Daiマルも参加)とニューチンドンのマーチングダルマ団、そして謎のユニット、クラフトメン(神山一朗、Kaja、こうじ)ほかが、開演前に客席やロビー、もしかしてストリートで、にぎやかに前口上を演じることになっている。開演は19時半、開場は18時半ということだが、早くきても、全然退屈しないというか、早くくればもうちょっと楽しめることができる仕掛けになっている。
ばかいうんじゃないよ、遠いだから、開演ギリギリにしかいけないよ、という人もたくさんいるかとは思うのですが、余裕のある人は、早めにきても退屈はさせないことになっています。しかも飲み食いは自由。
カバレットチッタは、大人の遊び場です。遊び場だから早いもの勝ちということです。
チッタがある川崎という街のことが好きになってきました。少なくても若者の街ではないというところがいいですね。どうもいまは競輪がやっているようなのですが、バクチやって、一杯飲んで、なんか食べて、なんかわからないショーを見て、また飲んで、そんなことができる街です。心の底から遊んでほしいと思います。
公演前の制作ノートはこれで終わり。あんまり制作の裏側が見えてこない、制作ノートだったかもしれませんね・・・
すいません。
明日というか、今日なのですが、皆さんとお会いすることを楽しみにしています。
クマでした。

2003年2月7日 金曜日 0:02a.m. カバチッタ制作ノート リハ

いよいよ明日である。今日はクラブチッタでの仕込みとリハ。タトゥとハドガーを連れてチッタに入った時には、仕込みがほぼ完了した状態。バンドさんたちの位置を仮に決め、ブランコの仕込みにかかる時だった。今日はパフォーマーのほとんどが会場入りしている。今回は舞台監督に、ステージのことはまかした格好になっているので、わりと個々のパフォマーの顔が見える余裕がある。前回は全部ひとりでやらないというのと、会場側も初めてで、その応対で結構ギスギスしたものがあった。そのためにほとんど余裕がなく、ひとりひとりのパフォーマーとちゃんと話す時間もなかったように思える。それから比べると寸分と楽だ。
一回やるとずいぶんちがうものだ。
15時半あとは舞台監督にまかせ、チッタをあとにする。あとは切符だなあ。
20時頃電話。ほぼ問題がないとのことだった。

2003年2月5日 水曜日 10:29p.m. カバレットチッタ制作ノート タトゥ上京

今回のゲストパフォーマーのひとり、タトゥが上京した。彼はフィンランド人のマジシャン。クロースマジックで、FISM横浜で入賞している。日本で働きたいということで、去年来日したときに初めてあった。今回の来日の一番の目的は、3月に神奈川県民ホールで公演される『ミステリア・ブッフ』に出演すること。
2年前のエジンバラのフェスティバルで、マジックとマイムとダンスをミックスしたソロパフォーマンスを披露。単なるマジックだけでない、ユニークなパフォーマンスは多くの人から称賛されたという。実際ビデオを見たが、今回カバチッタでも演じるスキンというマジックには、そのユニークなマジックパフォーマンスの一端が垣間見れる。パンツ一枚のほぼ裸体で、次から次へとボールを出したり、消したりする。北欧のあやしげな雰囲気がでている。今回は映像でその微妙な動きもアップで見せたいと思っている。
彼は日本での公演を終えると、フィンランドに戻り、ジャグラー4人とのコラボレーションで、テントで公演する番組をつくるという。
タトゥにとって、今回のカバチッタはいいプレゼンテーションの場になることは、本人が一番よく理解している。気合の入った演技を見せてくれると思うし、自分も生のステージが見れるがとても楽しみだ。

2003年2月5日 水曜日 10:27p.m. カバレットチッタ制作ノート タトゥ上京

今回のゲストパフォーマーのひとり、タトゥが上京した。彼はフィンランド人のマジシャン。クロースマジックで、FISM横浜で入賞している。日本で働きたいということで、去年来日したときに初めてあった。今回の来日の一番の目的は、3月に神奈川県民ホールで公演される『ミステリア・ブッフ』に出演すること。
2年前のエジンバラのフェスティバルで、マジックとマイムとダンスをミックスしたソロパフォーマンスを披露。単なるマジックだけでない、ユニークなパフォーマンスは多くの人から称賛されたという。実際ビデオを見たが、今回カバチッタでも演じるスキンというマジックには、そのユニークなマジックパフォーマンスの一端が垣間見れる。パンツ一枚のほぼ裸体で、次から次へとボールを出したり、消したりする。北欧のあやしげな雰囲気がでている。今回は映像でその微妙な動きもアップで見せたいと思っている。
彼は日本での公演を終えると、フィンランドに戻り、ジャグラー4人とのコラボレーションで、テントのなかで公演するという番組をつくりという。
タトゥにとって、今回のカバチッタはいいプレゼンテーションの場になることは、本人が一番よく理解している。気合の入った演技を見せてくれると思うし、自分も生のステージが見れるがとても楽しみだ。

2003年2月5日 水曜日 10:17p.m. カバレットチッタ制作ノート 下見・打ち合わせ

あと2日になった。前回はもっとピリピリしていたような気がする。あいかわらず券売が心配なのだが・・・目標は300なのだが、きついかなあ。
今日は下見。今回の目玉のひとつサブリミットのヨーコが演じる空中ブランコをどこに吊るかを決めるのが一番の目的。当初は客席真ん中の上にある通称ダビデの星から吊るそうと思ったのだが、チッタサイドが、揺れる可能性があるということで、簀の子から吊ることになった。舞台監督、会場側の人間とヨーコさんで上に登り、ポイントを探す。簀の子に網がかなりぎっちりめ張られていて、手が通るスペースがない。イントロを組んで設置することになった。前回は王さんの綱渡り、そして今回は空中ブランコ。ひとつひとつクリアーしていくなかで、クラブチッタでもサーカスができるという可能性を広げていくことにもなる。とにかく明日つり込みをまずしてみることに。
そのあとスタッフミーティング。前回はまったく初めてということで、最初からみんな神経質になっていたが、一回こなすとそれなりに余裕がでてくるものだ。
弁当の話になったら、キャストだけで、29人いることが判明。たいへんな数だよなあ。



2003年2月5日 水曜日 11:02a.m. カバチッタ制作ノート パブリシティー2 思わぬ援軍

今日の毎日新聞東京版に木村万里さんがカバレットチッタのことを書いてくれている。公演間際に思わぬ援軍で、おもわずにんまり。
ただびっくりしたのは、先日見た「すわ親治ソロライブ」を見て、その晩に木村さんに感想をメールで送ったのだが、それがそのまま掲載されていたこと。昨日木村さんから問い合わせがあって、快諾していたのだが、まさか全部掲載されるとは思ってもいなかった。酒を飲んで書いたもので、多少テンションの高い文章なので、少々照れくさい。
もう少しこれをまとめて、観覧雑記帳で紹介しようと思ったのだが、もうここで紹介されたし、来週ぐらいにはアップしたい。
この記事を見て、どれだけカバチッタを見にきてくれるか、木村信者がけっこういると思うので、かなり期待しているのだが・・・・

2003年2月4日 火曜日 11:47p.m. わたしも本日2回目ですが・・・   かものはし

こんばんは。「カバチッタVol.2」楽しみにしてます。
今回は天気良さそうでほっとしてます。
やっぱり前回の台風はあの方のせいだったんでしょうか・・・?

都内で開催中の「ダンスがみたい!4」,1月に黒沢さんの公演があったようですね。
気になっていて,観に行きたかったんですが,予定が合いませんでした。
演じ手が音を誘う,ですか。制作ノートを読んで,ますます興味湧いてきました。
今回こそは,雪が降ろうが嵐が来ようが,絶対!行きますよ〜。

2003年2月4日 火曜日 9:55p.m. そうか、犯人はVJだったのか

なるほどね。VJが犯人だったわけね。1日に10回見るなんて、ちょっとおかしいと思うよ。俺でもそんな見ないよ。だいたいせいぜい1日に一回しか更新できないわけだからさ・・・
でもまあ10枚以上はチケットを売ってくれているようだし、ありがとう。あと2日だからさがんばってやりましょう。
昨日小出と話していて、聖光学院でやった『黒く塗れ!』をどこかでまたやろうということになりました。壁を黒く塗ったにぎわい座の小ホールがいいのではないかと、思っております。『黒く塗った!』なんてのはどうかなんて思っております。
とりあえずは、カバチッタを終わせてから、策を練ることにしましょう。

2003年2月4日 火曜日 3:24p.m. アクセス伸びてるのは… <VJコミカ

多分、僕の仕業です(笑) すんまそん…

ここのところずっとPCの前に座りっぱなしなんですが、ついつい「お気に入り」にあるHPの巡回をしてしまっているのです。ここも多分一日10回以上は覗いているような気が…

…気が散りすぎですね、あーヤバい。ちゃんと間に合うかな…

そりゃチケットは伸びませんわな(笑) あ、でも因みに僕10枚売りましたよ。( ̄ー+ ̄)キラーン 仮予約含めると14〜5枚ってとこですか。

2003年2月4日 火曜日 0:48a.m. カバチッタ制作ノート planBでのリハ

先週のことになるのだが、28日planBで今回の公演のためのリハがあった。石橋さんとこまっちゃのあわせ、そしてそのあとに風間さんとのリハがあった。石橋さんとこまっちゃとのリハには、立ち会えなかったのだが、風間さんとのリハには立ち会うことができた。
風間さんは、黒沢美香という知る人ぞ知るダンサー、今回あえて名前を変えて、出演したいと名乗りをあげてくれた。
気合がビンビン伝わるリハだった。衣装を着て、そのイメージでこまっちゃに音をつけてもらいたいというのが風間さんのこの日のテーマだった。こまっちゃの方は、衣装を見る前に、風間さんからきていたリクエストにあわせて、音を用意していた。
最初にこまっちゃが用意していた音を流して、こんな感じでいきますよというところからはじまったのだが、ちょっとテンポがちがうという風間さんの反応があった。というかその衣装に、正直いって立ち会った人たちはぶっとんでしまった。上半身裸、バリ風の衣装。意気込みがちがう。そこでちがう音をかけることに。その音にあわせて風間さんが踊りはじめる。そしてその踊りにあわせて、梅津さんがサックスを奏でる。梅津さんのサックスに風間さんが反応してまたちがう踊りをはじめる。この呼吸、演じ手が、音を誘う、そんな呼吸が、とても良かった。なぜ黒沢美香が、風間ルリ子になりたかった、それが伝わってきた。
音を誘い出すようなパフォーマンス、そして音が誘うパフォーマンス、そんなつづれ織りを見せる場、それがカバチッタではないかと、思う。
即興と段取りの絡み合い、それをやっている方が楽しむ、そして見ている方も楽しむ、そんな場がカバレットチッタなのではないだろうか。
そんなことを感じたリハだった。

2003年2月3日 月曜日 0:45a.m. 安田鑑賞記VOL2

 面白いものを見たので再びしゃしゃり出ます。

 3P SHOWというトランペットのあるバンドが3つ出る渋谷クアトロでのライブイベントで、トリをやってました。
「吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ」
 私は全然知らなかったのですが、20年以上のキャリアがあるそうで、かなりファンが多いみたいです。「吾妻光良」をgoogleで検索かけると1170件でます。その中で曲が試聴できるサイトがあったので載せておきますね。click here

 ビール片手にギターを弾きながら渋い声で歌う吾妻光良氏。ジャンプ・ブルースって言うらしいですが、日本語の歌詞が可笑しい。MCも可笑しい。アンコールではビールをケースごと持ってきてみんな(ラッパだけで8人もいる)に配ったりして、大うけでした。

 ゆかいな体の動き、ほんのまれに毒舌が入る自然で絶妙なMC、いい表情。吾妻さんの芸はデッドコピーではなく生きているオリジナルです。
 次の公演は6月だそうです。みなさん他に仕事を持っていますので、年四回くらいしかやりません。少し古さがあるのでそこは好みが別れると思います、試聴サイトでまずはお試しあれ。

2003年2月1日 土曜日 6:49p.m. カバチッタ制作ノート パブリシティー

1月31日朝日の夕刊の情報欄に、小さいがカバチッタ紹介の記事がでた。先日知り合いの学芸の記者に問い合わせをしたとき、今回は記事が一杯で無理だと言われていたので、小さくても記事がでたのは、ありがたい。しかもこの記事、短いのだが、カバチッタの核心をうまくまとめている。
「20年代にドイツで花咲いたキャバレー文化を再生。ライブ演奏から曲芸、落語まで、何でもありの不思議なショー。ミュージシャンの梅津和時、巻上公一、モンゴル人クラウンのハトガー、落語の立川笑志ら多彩なアーティストが出演」とある。
もちろん写真もなく、大きな記事ではないので、券売にどれだけ結びつくかについては、期待はもてないのだが、こんなかたちで紹介されたのは良かったと思う。
キャバレー文化を紹介した大著「キャバレーの文化史」を訳された田辺氏も今回のカバチッタをみてくれるという。
なんとなく面白そうだと見に来てくれる人、そしてキャバレー文化に関心を持つ人も見に来てくれる人、いろんな人が集まって楽しんでもらえればいいと思う。
いよいよあと一週間である。


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