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編集後記

2001年12月号

 冬眠生活をはじめて一週間経ちました。一日中家にいる生活をしていると、だんだんこれが当たり前のようになってきます。こんな生活が365日続いても全然平気だろうなと思います。根がきっと怠惰にできているのだとつくづく思ってしまいます。それが良くわかっているから、きっと自分で予定をつくって追い込むのでしょう。
 デラシネ通信をつくる時一番楽しいのは、来月号の目次をつくるときです。何本も原稿書けるわけもないのに、しかも翻訳ものまで予定に入れて、ラインアップをつくってしまうのです。どう書くかは考えに入れず、こうして予定にあげておけば、きっと書くだろうと信じ込むのです。
 一週間ぐらいの出張にでかける時もそう。結局は夜は酒を飲むだけなのに、あれもできる、これもできるのではと辞書やノート、資料など山のように荷物を持っていくのです。結果はいつも同じ、なんでこんなに荷物を持ってきたのだろうと後悔するだけなのです。
 ということで、今年もまた予定に入れながら、実現しないままに終わったものがたくさんありました。きっと来年もこれは続くのでしょう。原稿がアップされないままの目次を見て、ただやる気はあるということだよなあ、と自らを慰めております。
 ということであと二日で2001年も終わり、いい年をお迎え下さい。(クマ)


 暮れも押し迫ってから、私もITの波に乗ってみました。初めての携帯電話を買い、ADSLも申し込みました。うーん、未来にやってきた気がします。電脳社会に組み込まれるワタクシ。あー、読むものがいっぱいあるシアワセ。
 2002年もデラシネ通信をご贔屓に!(おおのやすよ)


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