月刊デラシネ通信 > ロシア > モスクワスクラップ帳 > 第22回
『論拠と事実』2月の6号から8号までをスクラップ。
6号
皮剥所かサーカスか
古代ロシア的愛
アレクサンドル・ロゴーシキン『涙をとおした笑い』
7号
タトゥには追いつけない
8号
サディストたちはいやいやながら
大都会の魔物たち
昨年48号と49号でサーカスの動物調教の悲惨な現場を告発した記事が、センセーションを呼んでいる。編集部には反論、同調する声などが連日寄せられている。
このなかでサーカスで実際働いている人たちから相次いで反論する意見がだされている。ここではサーカス界の重鎮、イゴーリ・キオの反論を掲載している。また動物調教師の第一人者ザパーシヌィも反論。2頁にわたる特集。
このサーカスの動物をめぐる論争については、今月のデラシネで詳しく紹介することになっている
ポルノチックな愛の交換については、ヨーロッパからロシアに伝わったものだと考えがちだが、進歩的な人たちもいたのである。こうした人たちの痕跡は、18世紀の演劇の世界にも見える。
「ロシアの風呂」という挿絵付。
去年の映画界で大きな話題を呼ぶ、各賞を総ざらいした感がある映画『かっこう』の監督アレクサンドル・ロゴーシキンのインタビュー
たしかにこの『かっこう』という映画については、去年夏ぐらいに『論拠と事実』でもだいぶとりあげられていた。どんな映画なのだろう、興味はある
ヨーロッパでも人気が沸騰している女性デュオ『タトゥ』に対して、イギリスのテレビ司会者が『不快だ』と、ビデオクリップを公開するのを禁じるように申し立てた
いよいよ日本でもアルバムが発売される女性デュオ『タトゥ』。朝日新聞の文化欄でもレズビアンデュオと紹介されたし、連日FMではデビューシングルが流されている。娘が友だちから借りてきたCDアルバムを聞いてみた。一時的な人気だろうと思う。
イギリスでこんな騒ぎになっているビデオクリップだが、NHKでは放映されるというような話を、通勤途中隣の人が読んでいたスポーツ新聞にでていたが・・・・
サーカスの動物虐待について告発したことに反し、キオらサーカス界からの反論があり、それを6号で紹介したが、その後またしても数々の意見が、編集部に寄せられ、その数は3000通に達した。
そのなかから3通の意見を掲載している。
『論拠と事実』がとりあげたということもあるのだろうが、なぜこの話題でこれだけ反響があるのか、それも知りたいような気がする。ヨーロッパでは動物サーカスが、動物愛護団体によって衰退の一途をたどっている。もしかしてロシアにもこの波が押し寄せてくるということなのだろうか
3年前にアパート爆破事件があったとき、『論拠と事実』は大都会で生き延びる方法を紹介したが、マネージ広場での爆破事件、『ノルド−オスト』公演中の人質事件という大事件がまたおき、人質になった場合の対処方法を紹介する
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