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【連載】モスクワスクラップ帳

第48回

「論拠と事実」37号から41号までのスクラップです。

2005年9月37号
 火の上の散歩
2005年9月38号
 無駄ではなかった勝利
2005年9月39号
 悲しみをまとめて
 レイ・ブラッドベリ「火星でロシアを見るのが夢」
2005年10月40号
 2000年前地上にやって来たのは誰か?
 塀を塗った方がいいぞ
2005年10月41号
 謎につつまれた島々


2005年9月37号

火の上の散歩

  数百年前からブルガリアの村で、熱く燃え上がった薪の上でダンスをするという習慣があったという。これがなんのためにおこなわれているものか、まだ解明されていない。この火の上のダンスを論拠と事実の記者が現地取材に成功。そのレポートと、この習俗についての専門家たちの意見。

ウクライナにも火をつかったお祭があるし、日本にもある。それとこうしたブルガリアの習俗の関連はどうなるのだろう。


2005年9月38号

無駄ではなかった勝利

9月3日対日勝利の記念日である。ただこれについてはわが国では、国家として記念されることはないし、これについてコメントや論文も少ない。最近ではソ連による日本との中立条約を背信的に破った行為であったという意見も出されている。果たしてこの勝利は意味のないものだったのか?それに対してのボリス・グリズロフ国会議長の見解。

日本人にとってはソ連が突然宣戦布告したこと、さらには捕虜として何十万という日本人を抑留したことへの怒りが、ソ連嫌いの根本にあるというのに、いまごろなにを言い出すのだろうという気がしてくる。この記事のサブタイトルは、さらに刺激的でアメリカの原爆でなく、ソ連の進軍が決着をつけたとある。


2005年9月39号

悲しみをまとめて

ドゥブロフカでテロリストによる人質事件が起きたとき、最初にここにやって来たのは、怪しげな祈祷師たちである。彼らは犠牲者の家族のところにいって、金を払えば奇跡をおこしてやると言ってまわる。

しかしひどいやつらがいるものである。奇跡だけしか信じられない庶民を食い物にするなんて…

レイ・ブラッドベリ「火星でロシアを見るのが夢」

ブラッドベリへの独占インタビュー。自らをトルストイの弟子と称すブラッドベリが、「華氏451」で予言した本の消滅、テレビ社会の独占、さらには核戦争など、作品で描いたことを中心に自分の現在の見解を述べる。


2005年10月40号

2000年前地上にやって来たのは誰か?

南アメリカ大陸に残されている古代遺産のひとつ、平原に描かれた謎の絵の正体はなにかを、「論拠と事実」の記者が解明に挑戦する。

「論拠と事実」おなじみの世界不思議ミステリーもの。

塀を塗った方がいいぞ

歌手のグラドスキイのインタビュー。ここ25年間で、音楽界・政治の世界でどんな変化があったのか、チェチェンでのコンサートについての自分の立場、自分のつくったロックオペラなどについて語る。

日本の紅白歌合戦にも出たことがある大御所歌手。なんとなくたたずまいと発言が松山千春に似ているような気がしないでもない。


2005年10月41号

謎につつまれた島々

イースター島に残る遺跡の謎、なぜ島民たちはエジプトと同じ神を信仰したのか、島の遺物の顔はヨーロッパの顔なのは何故か、地上に残るもっとも謎にとんだ島についてのレポート

 
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