月刊デラシネ通信 > ロシア > モスクワスクラップ帳 > 第49回
2005年10月の「論拠と事実」誌からスクラップした記事です。
2005年10月42号
アメリカ人にはならない
あなたは誰? 巨匠ミハルコフさん
謎につつまれた島々2
2005年10月43号
ニキータ・ミハルコフ「私は幸福だし、それがはずかしい」
謎につつまれた島々3
2005年10月44号
愛にアリガトウ
イオシフ・コブゾン「私に濡れ衣を着せるのはもう充分だろう」
2005年10月45号
第9中隊は何のため壊滅したのか?
ガリーナ・ジュガシビリ「私には父のことがわからない」
テニスプレイヤー、シャラポワへのインタビュー記事。彼女は楽勝が予想されたクレムリカップ二回戦で思わぬ敗戦をしたばかり。少女時代のこと、次の大きな目標について、怪我の状態について語る。アメリカ国籍取得の噂には完全否定する。
いま来日中のシャラポワの珍しいインタビュー。ロシア人のプレイヤーからは彼女のロシア語は変だとかいろいろ風当たりが強い彼女だが、はっきりとアメリカへの帰化を否定にしているのは興味ぶかい。
10月21日60才になったミハルコフの映画界での歩みをふりかえる。
ミハルコフはまだ60才なのですね。まだまだ活躍できるわけだ。
前号の引き続いてのイースター島取材レポート。
10月21日60才になったミハルコフへのインタビュー記事。現在はとても幸福に感じているし、健康だというミハルコフが、宗教や政治、さらには自分の芸術について語る。
連載の最終回
捕虜としてソ連に残り、ロシア人のクラウディアと結婚した日本人蜂谷弥三郎のもとに、日本に残した妻からたよりがくる。クラウディアは37年経って、自分の夫を日本人の妻のもとに返す。クラウディアの近況を伝える写真もある。
日本でもテレビや本、さらには舞台になったりと話題になったこの話しを、一面で伝える。おふたりとも高齢で、クラウディアさんがどうなったのか気になっていたのだが、まだご存命のようだ。長年連れ添った夫を失い寂しい晩年をおくっているのが、いたましい。
「ルシコフの手先」とかマフィアとか悪い噂が絶えない歌手のコブソンへの突撃取材。かなり突っ込んだインタビュー。こうした噂に対して懸命に否定する。
ソ連時代からうさん臭い動きをしていたが、写真を見てもいかにも悪そうというイメージがする。マフィアとつながっていたフランク・シナトラみたいな男かもしれない。インタビュアーの鋭いつっこみはお見事であった。
フョードル・ボンダルチュクのデビュー劇映画「第9中隊」が賛否両論、話題を呼んでいる。ここではこの映画を支持するもの、反対するものの意見を紹介。
朝日新聞の映画欄にもこの映画のことが紹介され、駒木記者がボンダルチュクにインタビューしていた。父は、「戦争と平和」をつくったセルゲイ・ボンダルチュク。息子のフョードルもビデオクリップの制作で人気があったことは知っていたが、この映画がデビューとはちとびっくり。アフガン戦争を真っ向からとりあげたというこの作品、見てみたい。
スターリンの息子ヤコフは、赤軍の将校だったが、彼は戦争中ドイツで捕虜になったということになっているが、実際はそうではなかった。これについて先頃本誌で生存が確認されたスターリンの娘ガリーナ・ジュガシビリが語る。彼女はいま年金生活者、あまりにも少ない年金に不満ものべている。
これも駒木記者が紹介し、日本でも話題になったシベリアに生存していたスターリンの娘の、今度は息子についての新たな証言。
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