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カフェ・クマ−談話室 過去ログ

2004年5月

2004年5月27日 木曜日 0:03a.m. 追記 『ロシア芸術の現在』   クマ

やはり教室は、昨年までとは代わり、34号館の453号室になるようです。ただAV機器はあるようなので、ビデオもお見せできそうです。これでホッとした・・・


2004年5月26日 水曜日 1:53p.m. アクセス5万件突破! ご愛読ありがとうございます。

たぶん本日早朝だと思うのですが、デラシネのアクセスが5万件を突破しました。地味な内容のホームページですが、年々読者が増えているのは、ありがたい話です。
これからも自分の関心のあることだけにこだわりながら、更新を続けていくつもりです。
今後ともよろしくお願いします。


2004年5月25日 火曜日 0:22a.m. 『ロシア芸術の現在』の講義が来週からはじまります

今年が4年目になる早稲田大学文学部での講座『ロシア芸術の現在』のなかで、また5回ロシアの大衆芸能について講義することになりました。講義は、6月1日(火)から6月一杯の毎週火曜日の14時40分から16時10分までです。
今回は、次のような講義内容にする予定です。()は、紹介する予定の映像や音資料。ただ映像については教室がAV器材があるかどうか未定なので、もしかしたら紹介できないかもしれません。
6月1日「虚業成れり−興行師の系譜』
  ディアギレフと神彰というふたりの興行師の生涯と活動について
  (ロシアバレエ団の足跡、神彰と沢木耕太郎の対談)
6月8日「海を渡ったサーカス芸人」
  ロシアに渡った日本人芸人の数奇な生涯をたどる。沢田豊やシマダ、ヤマダ、タカシマ、そして粛清されたヤマサキについて。
  (ドキュメンタリーTV「20世紀大サーカス」、シマダグループ)
6月15日「馬の美学」
  もともとサーカスは、曲馬から生まれたもの。ロシアにはジギドという山岳民族がつくりあげた馬の曲芸があります。現代に生きる馬のサーカス、フランスの「ジンガロ」や韓国済州島で公演しているモンゴルのジギドについて紹介します。
  (ジンガロの1992年公演、モンゴル馬のサーカス)
6月22日「ロシア道化師の系譜」
  スコモローヒという放浪芸人から、サーカスの道化師の基礎をつくったドゥーロフ、ラザレンコ、エンギバロフ、そしてシルクドゥドソレイユの「アレグリア」のクラウンの演出をしたパルーニンについて。
  (ボリス・バネット監督映画「道化師とレスラー」、エンギバロフ、パルーニンのクラウニング)
6月29日「ロシア・エトランゼの系譜−ベルチンスキイについて」
  今回の講義全体の大きなモチーフは、放浪ということになるかもしれません。その意味でソビエト時代に国を追われ、世界中を彷徨うことになった歌手そして詩人ベルチンスキイは、エトランゼを代表する人物といえます。今回はベルチンスキイの実際の歌を聞いてもらうだけでなく、それを翻訳した歌をチャイソンズの安西創に歌ってもらいます。
  (ベルチンスキイの歌)

お時間がある方はのぞきに来てみてください。

2004年5月14日 金曜日 4:14p.m. フールBを立ち上げます  クマ

6月からまた新しいプロジェクトを立ち上げます。名付けて『フールB』。ソロの表現をめざしての公演になります。
詳しくは、おいおい観覧雑記帳で紹介していきます。

フール B ──ソロ・道化シリーズ──
 Solo Clown series "Fool B"
   愚者の行進、道化の魂

現代社会における、現在の愚者 B、道化 Bとは誰か!?
舞台上で、ある決まった時間(今回は20─30分)のフールを生きること。
新作とは呼びたくない。ひとりのホンモノの<道化>が誕生する日まで、
ここplan Bは、愚者の道場と呼ばれることでしょう。
毎月、自称、他称の精鋭パフォーマーたちが、あらたに存在することをめざします。

6 / 23【水】と 25【金】19:30 start (30分前開場)
[出演者]重森一 Hajime Shigemori,ふくろこうじ FukuroKouji
三雲いおり Iori Mikumo,山本光洋 Koyo Yamamoto

会場:plan B(地下鉄丸の内線中野富士見町、03-3384-2051)
前売¥2000 当日¥2300
問・予約 03-3403-0561(ACC)、03-3384-2051(plan B)、 e-mail: info@accircus.com
plan B 東京都中野区弥生町4-26-20 モナーク中野B1 http://www.i10x.com/planb
主催:フールB企画委員会 大島幹雄、大野洋子(以上ACC)、斎藤朋(plan B)
共催:plan B 提携:国際フール祭、ACC、NPO法人国際サーカス村協会 協力:西田敬一
◆スタッフ募集中!

2004年5月11日 火曜日 0:48a.m. 『虚業成れり』書評

およそ2週間の旅から帰って来ました。
机の上にTBSでだしている『新・調査情報』47号が。ここに思いもかけなく拙著『虚業成れり』の書評がでておりました。ぜひ読んでもらいたい評です。現在転載の許可を求めているところです。
それともうひとつネットで荒川龍という人のホームページのなかで感想が書かれています。これがいい評なのです。
今回のこの本の一番の弱点を衝いているといってもいいでしょう。
『虚業成れり』か『荒川龍』どちらかでネットでひけば、この書評と会えるはずです。



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