月刊デラシネ通信 > サーカス&パフォーマンス > 海を渡ったサーカス芸人
沢田 豊 関連 |
『海を渡ったサーカス芸人−コスモポリタン沢田豊の生涯』という本を出したのは、一九九三年です。沢田豊という日本では全く無名のサーカス芸人の評伝を書くことができたのは、多くの人々との出会いによってでした。これについては、この『海を渡ったサーカス芸人』を読んでいただきたいのですが、ここでは簡単に沢田豊のたどった足跡を紹介したいと思います。(2000.08.14) |
【連載】海を渡ったサーカス芸人列伝 |
「海を渡ったサーカス芸人」というテーマは、私にとって生涯を賭けるテーマのひとつになっています。日本で最初に海外に飛び出したサーカス芸人たちの末裔たちのひとりが、『海を渡ったサーカス芸人−コスモポリタン沢田豊の生涯』でとりあげた沢田豊でした。しかし彼のように、その足跡の点と点を線でむすびつけることは、きわめて稀な例です。何人かのサーカス芸人の足跡を追おうとしましたが、結局は点を線まで結びつけることはできませんでした。ここでは、線を結びつけるまで至らなかった、サーカス芸人たちの点描を連載していきます。(2000.08.31) 20世紀初頭にヨーロッパに渡ったサーカス一座「ハマムラファミリー」のポスターについて書いたところ、ハマムラのご子孫の方から連絡を頂いた。連載第4回からは「追跡ハマムラファミリー」として濱村保門の追跡調査レポートを掲載しています。(2002.04.04) |
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