月刊デラシネ通信 > ロシア > モスクワスクラップ帳 > 第6回
『論拠と事実』7月31号でスクラップした記事は、以下の3点。
1.サーカスは不滅
2.アレクセイ・ゲルマン「権力はなぜよちよち歩きなのか」
3.ウラジーミル・クズミン「ミュージャンは突っ張りたちのために曲をかいていることは認めよう」
モスクワのニクーリン・サーカスの支配人マクシム・ニクーリンのインタビュー。
マクシムは、ユーリイ・ニクーリンの息子。放送関係の仕事をしていた彼が、父親に呼ばれ、サーカス業界に足を踏み入れてから、10年近くになるのだろうか。すっかり支配人らしくなってきた。
インタビューのなかで、新たな試みとしてオーケストラとの合同での公演を考えていることを明らかにしている。先頃日本でも公演されたシルク・オーケストラのようなものになるのだろうか。
以前このサーカス場で、モスクワの人気劇団レンコム劇場が公演したこともあったようだ。人気俳優で、「おろしあ国酔夢譚」のラクスマン役を演じたことでも知られるヤンコフスキイも出演したとか。
「我が同士イワン・ラプシン」や「フレスタリョーフ、車を」で著名な映画監督ゲルマンがインタビューに答える。現在はSF小説家のストルガツキイの「神になるのはむずかしい」を撮影中。主に現実の政治や社会の問題についての発言。
「ロックキングターン2」というニューアルバムをだしたばかりの、クズミンのインタビュー記事
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