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【連載】モスクワスクラップ帳

第16回

『論拠と事実』11月48号からスクラップした記事を紹介する。

死は楽しい冒険?
劇団の新居
サーカス−アリーナは牧歌的、舞台裏は悲惨


死は楽しい冒険?

最近はロシアで仕事をすくことが多くなった彫刻家ミハイル・シェメーキン。11月25日には、ミハイル・シェメーキンの想像美術館」というテレビ番組がシリーズではじまった。そのなかの一夜で死についての特集が組まれていた。 シェメーキンは、現在亡くなったペテルブルグ市長サフチェクと、ヴィソツキイの記念碑の作成にかかっている。なおさまざまな彫刻からなるビソツキイ・ワールドの構想も持っているとのこと。

劇団の新居

人気劇団の新しい劇場についてのニュースをまとめる。タバコフ、フォメンコ、カリャーギンの新しい劇場の住所と規模などについて。 ユーゴ・ザーパドは2005年に移転する計画。

サーカス−アリーナは牧歌的、舞台裏は悲惨

サーカスの動物調教の舞台裏について、かつてクマの調教師として活躍したデリャーブキンの告発記事。実際の動物調教がいかに動物にとって過酷なものであるかを訴える。

サーカス界にとってはかなり衝撃的な記事。サーカスでの動物虐待について実際に調教師をしていた人間の告発だけに説得力がある。記事も一面にもおよぶもので、続編もあるという。この記事がどんな反響を呼ぶのか注目したい。時間があれば翻訳して紹介したいのだが・・・・

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