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【連載】モスクワスクラップ帳

第28回

2003年5月22号・23号からのスクラップ。

22号から
 タトゥは前もって外された
 金色の象
 ボリス・グレベシニコフ『なぜ音楽は除け者にされるのか?』
 デカプリオは、素朴なロシアの若者
23号から
 モスクワニューサーカス


22号から

タトゥは前もって外された

ポップミュージックコンテスト『ユーロビジョン2003』は、トルコのシンガーが優勝。ロシアから参加したタトゥは3位に終わる。コンテストで最も話題になり、マスコミでとりあげられていたのにもかかわらずだ。始まる前から、タトゥを外す動きがあった。

このコンテストでタトゥが優勝するのではという期待はかなりあったようだ。 あまり好きじゃないけど、優勝してもらいたいという感じの人が多かったのではないだろうか

金色の象

カンヌ映画祭で、アメリカのガス・バン・セント監督の「象」がセンセーションを呼んでいる。ほとんどノーマークの作品、監督賞を受賞。

どんな映画なのだろう? 気になるなあ

ボリス・グレベシニコフ『なぜ音楽は除け者にされるのか?』

「アクバリウム」のリーダー、グレベシニコフのインタビュー。サンクト・ペテルブルグで開催されるはずだったロックフェスがなくなったことに対しての、不満を述べる。

大きな山場を越えたサンクトの300周年祭。DDTのシェフチクがプロデュースすることになっていたロックフェスが中止されたことに対する、ロック界の大御所の意見

デカプリオは、素朴なロシアの若者

デカプリオにはロシア人の血が流れている。彼の祖母エレーナ・スミルノーワは、家族を連れて革命後ソビエトロシアからドイツに亡命したのだ。 この他ロシア人をルーツにもつ有名な俳優たちには、シルベスター・スタローン、マイケル・ダグラス、ハリソン・フォード、監督のスピルバーグなどがいる

23号から

モスクワニューサーカス

新しい番組の宣伝広告『スターたちのアリーナ』 ザパーシヌィ一家のショーがメインアトラクション、虎のショー、象のショー、あしかのショーなど。 この他にも空中アクロバット、ネコ、犬、ミュージカル・エクセントリク、有名なクラウンが出演。公演日:木・金19時,土・日15時・19時

いつもなら夏は日本に出稼ぎのカスチューク率いるニューサーカス。今年のボリショイは、ニクーリンサーカスと契約したようで、カスチュークはモスクワでがんばろうということになったのかもしれない


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