月刊デラシネ通信 > ロシア > モスクワスクラップ帳 > 第57回
2006年9月のモスクワの週刊誌『論拠と事実』からスクラップした記事。
2006年9月36号
タケシーズ
本の売上ランキング(歴史書)
13のタレント
2006年9月37号
シャラポーワはアメリカを「つくった」
マドンナはただのお金・・・
映画KOCHEVNIK
2006年9月38号
誰がチャーシナを氷につき出した
権力の人質として
2006年9月39号
スベトラーナ・アレクセイヴィッチ
2006年9月40号
ヴァンカは「カタストロフィー」はおこらないだろうと語った
骨折したカラチェンツォフ
「タケシーズ」の上映案内。 北野さんが自ら認めているように、彼の映画を見る人はよっぽどの知識人か、よっぽどのバカだろうというコメント付。
1.「ロシアへの十字軍」(チェルノフ論文集)
2.「プーシキン時代の貴族の日常生活」(ラブレンチェフ)
3.「イワン雷帝とイエズス会」
4.「エカテリーナ二世時代の秘密」
5.「古代ロシアの愛と権力」
現代史ではなく、やはりこっちの歴史の方に一般の関心があるということか・・・
1936年スターリンが定めた人民芸術家賞。プロレタリア芸術に貢献があった13名がその賞を受けた。今年で70年目を迎えたことになる。この称号を受けた芸術家たちのエピソードについて。ゴルバチョフによって最後にこの賞を受けたのは、アーラ・プガチョーワとオレグ・ヤンコフスキイだった。
この記事の写真は、モスクワ中央人形劇場の創始者オブラスツォフ。いいおじいちゃんだった。
全米テニスで優勝したシャラポーワへの独占インタビュー記事。
ウィンブルドン優勝後ケガもあってぱっとしなかったシャラポーワだが、どうやら人気に実力がともなってきたようだ。
国中の話題をひとりじめした感のあるマドンナのロシア公演。これだけ話題になった公演はいままでなかったのではないか。この公演についてコブソンとジーマ・ビイランのちがう世代による賛否両論。
8月から9月にかけて、この「論拠と事実」誌では毎号マドンナ公演のことが記事になっていた。多少「論拠と事実」が公演に絡んでいたのかもしれない。実際の公演については結局記事はでなかった。
カザフを統一した英雄エブライ・ハンの若き時代についての歴史叙事映画。カザフスタンフィルムと、ミローシャ・フォルマンによる共同プロデュース。監督はセルゲイ・ボドロフ。
原題のコチェーブニクは、さすらい人というかノマドの意味。この映画日本では絶対に公開しないだろうが、見たい!
フィギアスケートの選手で、次のオリンピックが期待されていたイリーナ・チャーシナが、スポーツ界から引退することを決定した。彼女のインタビュー。
写真を見ると、ものすごい美人。
ディミトリー・ショスタコーヴィッチの生誕百周年にちなみ、息子のマクシム・ショスタコーヴィッチへのインタビュー
日本でもショスタコーヴィッチ関係の記事を多く見る。正当な評価はまだまだなのでは。そういえば「神彰とアートフレンド展」をやったはこだて写真図書館でもショスタコーヴィッチの写真展をやっている。
アレクセイヴィッチのインタビュー記事。ベラルーシのルカシェンコについて、革命前のロシアといまについて、人類への希望を語る。「ロシアは破壊ではなく、建設する時だ」、「人々はもっと真剣なことについて考える準備をしなければならない」。
20年以上にわたって、小さき人々と大きなユートピアを書き続けた人の話は実に説得力がある。
科学の世界では解明できない予知能力を持った、ブルガリアに住む老婆のヴァンガへの取材に成功。
写真を見るとこのおばあちゃん、なかなかミステリアスな顔をしている。それにしてもよくもこういう人たちを探してくるものである。それだけ読者には喜ばれている話なのだろう。
カラチェンツォフが指を骨折した。彼は去年交通事故に遭い、いまもリハビリ中だった。またボリショイドラマ劇場のラブロフも心臓疾患のために入院した。
「ユノアとアヴォシ」でレザーノフを演じるカラチェンツォフ、このごろ病院の話題が多い。
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