石巻若宮丸漂流民の会
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『初めて世界を一周した日本人』展
+吉村昭講演会&奥松島史跡めぐり

2004.07.14
2004.07.23情報追加

『初めて世界を一周した日本人』展
チラシ表・裏(クリックすると別ウィンドウで拡大します)
展覧会パンフレット 表 展覧会パンフレット 裏
日 時 2004年7月28日(水)〜8月27日(金) ●会期中無休
会 場 宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館
(JR石巻駅からシャトルバスで30分)
企画展示室・セミナールーム
主 催 (財)宮城県慶長使節船協会 河北新報社 石巻若宮丸漂流民の会
後 援 東北放送・石巻日日新聞社ほか在仙・在石巻マスコミ各社
入場料 700円(サン・ファン館入館料)
問合せ 宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館
Tel:0225-24-2210 Fax:0225-97-3399
E-mail:santjuan@mx51.et.tiki.ne.jp
展示内容詳細 | オープニングの様子

 日本人として初めて世界一周を成し遂げた若宮丸漂流民とその事績と漂流民の足跡を、おもに写真パネルを中心にたどりながら、石巻や鳴瀬に残された関係資料、漂流民送還と日本との交易を担ったロシア使節レザーノフなどの関係資料70点展示します。


吉村昭講演会 〜日本の漂流記について〜
日 時 2004年8月8日(日)午後1時30分から
(午前中にオプションイベントあり)
会 場 鳴瀬町中央公民館講堂(鳴瀬町小野 鳴瀬町役場隣)
〒981-0303 鳴瀬町小野字新欠下36
電話 0225-87-2067
主 催 吉村昭講演会実行委員会・石巻若宮丸漂流民の会・(財)慶長遣欧使節船協会
入場料 無 料
お申し込み お申し込みは、メールで受け付けます。(8月5日まで)
IZJ00257@nifty.com
講演会の様子

 『初めて世界を一周した日本人』展の関連事業として、作家吉村昭氏の講演会を開催します。吉村氏は、いうまでもなく数多くの傑作小説を世に送り出している歴史・ノンフィクション作家の第一人者です。また『大黒屋光太夫』をはじめ『アメリカ彦蔵』、『北天の星』など漂流民に関して六篇の小説を書いておられるように、漂流民の足跡に深い共感と関心を寄せていることでも知られています。昨年春刊行された『漂流記の魅力』(新潮新書)で、若宮丸のことをとりあげております。この書により若宮丸に対する関心が広まることになったといえます。
 氏は、この書で若宮丸のことをとりあげたことについてこう書いています。
「この漂流は、一般には知られること少ないが、乗組みの者同士の確執、規模の大きさで特異な内容をふくんでいて、ぜひ紹介したいと思ったのである。」
 吉村氏は、石巻や鳴瀬を実際に訪れ取材しておられます。会場となる鳴瀬町は、奥松島の風光明媚なところにあります。そして漂流民のふたり多十郎と儀平の故郷でもあります。若宮丸漂流民に関心のある方は、この機会にぜひお訪ねください。

★吉村昭氏:「太宰治賞」「菊池寛賞」「吉川栄治文学賞」「大仏次郎賞」他多数の文学賞受賞者
室浜出身の儀兵衛・多十郎が乗り組んだ若宮丸の足跡を『漂流記の魅力』で2003年に発表した


〜講演会当日午前中のオプション〜
奥松島史跡めぐり
日 時 2004年8月8日(日)午前9:30〜12:30(中央公民館で解散)
集合場所 中央公民館(〜9:20)または野蒜公民館(〜9:35)
スケジュール 【マイクロバス利用】
漂流記念碑・唐船番所跡・観音寺など
参加費 300円(保険料・資料代を含む) *町内小中学生は無料です。
お申し込み 7月30日(金)〆切
鳴瀬町生涯学習課
Tel:0225−87−4069(直通)・fax:87−3119
注意事項 ●小学4年生以下は保護者同伴、以上も保護者の許可を得て下さい。
●ハイキング・登山道用の準備をしてきてください。
●昼食は持参してください。
●ゴミは各自持ち帰りましょう。

 


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