日本人として初めて世界一周をしたのは、
江戸時代の宮城県石巻の若宮丸の乗組員たちであった。
江戸に向かう途中で難破した彼らは、半年間の漂流の後
ロシアにたどり着き、遣日修好使節レザーノフとともに
世界一周の航海を経て日本に帰ってきた。
彼らの聞き書きをもとに大槻玄沢・志村弘強が書いた
『環海異聞』は、開国前の日本に大きな影響を与えた――
本会は、まだまだ謎の多い彼らの足跡を、
市民レベルで多角的に探っていきたい。
Headline
新・講談で若宮丸漂流物語を!
新・講談口演
「若宮丸漂流物語 ~ふるさとなお遠く~」
2023年4月9日(日)13:30 参加無料・要申込み
東松島市・野蒜市民センター)
今から219 年前、
長崎港に1艘のロシア船が入港した。
そこに4人の日本人とおぼしき男たちが乗っていた。
この男たちは何者か……
なぜロシア船に乗っているのか……
江戸時代、日本中を騒がせた「仙台漂民」。
寒風沢、室浜、そして石巻の男たちの身に、いったい何が起こったのか――
世紀の奇談と評された若宮丸漂流記が、藤沢智子の語りで、今、よみがえります。
この熱き45分間をお聞き逃しなきよう!
石巻若宮丸漂流民を紹介するリーフレットができました!
リーフレット「石巻若宮丸漂流民物語」
2020年8月配布開始!
若宮丸漂流民ってどういう話? というギモンにずばっと答えるべく、A4サイズの紙を横に4枚つないだ8ページのリーフレットが完成しました。
石巻市・東松島市・塩竈市の観光案内所や文化施設等で配布していますので、ぜひ手に取ってみてください。
ご家庭のプリンタで印刷していただけるPDFも公開しています。
★P.2の銀次郎の出身地を誤って「室浜(東松島市)」としていました。正しくは「寒風沢(塩竈市)」です。お詫びして訂正いたします。
ダウンロード用PDFを修正し、配布中のパンフレット用の訂正シールを航海しました。(2020.09.28)
石巻日日新聞の連載小説が冊子になりました!
我にナジェージダ(希望)あり
―石巻若宮丸漂流物語
2017年5月20日 発売!
本会事務局長の大島幹雄が2012年4月2日~2013年8月30日「石巻日日新聞」に連載した小説『我にナジェージダ(希望)あり―石巻若宮丸漂流物語』が冊子になりました。
→詳しくはデラシネ通信Webサイトのページへ
●著者:大島幹雄/発行:デラシネ通信社/B5 ソフトカバー/ 1800円+税
ダメじゃん小出の「若宮丸漂流物語」、ついに全編通し公演が決定!
ダメじゃん小出の掘り出し歴史探訪
「若宮丸漂流物語~日本人で初めて世界一周した男たちの物語~」
2016年11月26日(土) 午後2:00~/午後6:00~ @東京・駒込
2017年1月14日(土) 午後1:30~ @塩竈市・旧えびや旅館
石巻日日新聞連載の『我にナジェージダ(希望)あり』(大島幹雄著)を原作に、ダメじゃん小出が若宮丸の物語を語ってきた「若宮丸漂流物語」。
遂に全編通しの講演が実現します!
新境地を切り拓いたダメじゃん小出の語りで、江戸時代、異国ロシアに流れ着いた漂流民たちの運命がいま明らかに!
石巻・本間家の土蔵を復興のシンボルに!
石巻震災土蔵メモリアル基金
土蔵の隣に「まねきの家」オープン!
2011年3月11日の大津波で壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市門脇町。唯一残った明治時代の土蔵を、震災メモリアルとして、さらには復興のシンボルとして残し、後代に伝えていくための活動を行っています。
★2014.05.24 修復完了記念イベントを開催します!
★2014.03.26 土蔵の前に説明の看板を設置しました。
★2014.01.12 日経新聞に記事が掲載されました。
★2013.11.16 土蔵の修復工事が完了しました。
復興への「希望」を込めて、新聞小説を連載
石巻日日新聞にて小説連載
本会の事務局長、大島幹雄が石巻日日新聞で小説『我にナジェージダ(希望)あり-石巻若宮丸漂流民ものがたり』を連載することになりました(2012年4月2日(月)から連載)。震災と津波で大きな被害を受けた生まれ故郷石巻のために何かしたい、ずっと追いかけてきた若宮丸漂流民をテーマに「希望」を届けたいという思いからの挑戦です。
★2012.04.05 詳しい購読手順を解説したページを作成しました
★2017.05.19 連載をまとめた冊子を刊行しました!