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デスク大野の更新日誌&エトセトラ

2011年1月〜12月分

2011.12.28

「桑野塾」ページに「異形のロシア・ソビエトアニメ」の内容をアップしました。
また、「アートタイムズ2号」の在庫が発見(!)されたため、デラシネ・ショップにて1〜4号セットの販売を再開しました。

2011.12.23

1月21日開催の「第11回桑野塾」情報をアップしました。とりあえず日時と場所、報告のタイトルだけ。詳しい内容は後日更新する予定です。

2011.12.06

クマが自信を持ってお勧めする来年2月のカレ・キュリユー「シルク・ヴィヴァン!」公演の情報(スペシャルな割引制度あり!)をアップしました。

2011.11.09

アートタイムズお取り扱い書店にオンライン書店ビーケーワンが加わりました。

ビーケーワンのトップページから検索する場合には、「アートタイムズ」ではなく「デラシネ通信社」にすると全号ヒットします。1号(アートタイムス2006)は「タイムス」と「ス」に濁点をつけるのを忘れていた(というか、2号以降につけてしまった)のが原因です。すみませーん!

2011.10.25

石巻若宮丸漂流民の会「土蔵メモリアル交流会」のページにレポートをアップしました。

2011.10.20

石巻若宮丸漂流民の会「石巻震災土蔵メモリアル基金」のページに、石巻かほくと石巻日日新聞に掲載された交流会の記事をアップしました。
デラシネショップで販売していた「アートタイムズ」の2号は、在庫が行方不明のため、しばらく販売を中止いたします。あしからずご了承ください。在庫が見つかり次第、再開します。

2011.10.13

「これまでの桑野塾」のページの、これまでの内容情報を拡充しました。

2011.10.04

10月15日発行の「アートタイムズ」8号の情報をアップしました。デラシネショップでも予約販売中!

昨日やっと「アートタイムズ」8号を入稿しました。いつになく「さわやかー」な表紙でお送りするのは、これまでの桑野塾の総ざらえ。第9回の「佐野碩スペシャル」の抄録では、桑野塾をバーチャルに体験していただけます!

2011.10.02

桑野塾のページに第10回のご案内をアップしました。チラシPDFもダウンロードしていただけます。

「土蔵メモリアル交流会」で石巻に行った。何にもなくなってしまった町にトンボが乱れ飛んでいた。でも少し離れた仙台では今年、トンボが激減したとか。
相変わらず宮城の人は皆さん明るくて世話好きで、うっかりすると、もう大丈夫なんじゃないかと思ってしまいそうになるが、大丈夫な要素はどこにもないし、それどころかあっちこっちに「んなわけねぇだろ」という景色が残っていて、途方に暮れた。
わざわざ新幹線に乗って途方に暮れに行っただけだった。すんません。

2011.09.06

石巻若宮丸漂流民の会「土蔵メモリアル交流会」の情報ページをアップしました。チラシPDFもダウンロードしていただけます。

2011.08.18

2011年 クマ in 早稲田 「日露比較文化2」をアップしました。

2011.07.12

デラシネ・ショップのお支払い方法に「ゆうちょ銀行総合口座への振込み」をお選びいただけるようにしました。
ゆうちょ銀行に総合口座または振替口座をお持ちの方は、手数料無料でお振込みいただけます!

2011.06.22

石巻若宮丸漂流民の会「石巻震災土蔵メモリアル基金」のページに、これまでの寄付金総額を表示しています。
さっそくたくさんの方からのご寄付をいただいています。ありがとうございます!
そして、6月18日付朝日新聞宮城版(朝刊)に掲載された記事画像もアップしました。

2011.06.19

「はぐれ芸能社」第二回「おもちゃの芸術祭」のチラシデータをアップしました。

2011.06.17

「はぐれ芸能社」第二回「おもちゃの芸術祭」の詳細情報をアップしました。

2011.06.09

連載「彷書店紀行 ―アートタイムズを置いてくれる店を探して―」第3回 模索舎、
中国新聞に掲載された【書評】小山騰「日本の刺青と英国王室」をアップしました。

2011.06.08

桑野塾第9回のご案内をアップしました。

7月の桑野塾は「佐野碩スペシャル」。「さのせき」という名前を初めて知りましたが、プロフィールをざっと読ませていただいただけで、波乱万丈!面白くないはずがない!
前回のブルリュークも、全く知らない画家のお話でしたが、来日して各地での展覧会で(絵なんてそうそう売れるものじゃないから)パンフレットに走り書きのスケッチをして売ってたとか、京都の寒さに懲りて(ウクライナ人のくせに!)「あったかいところへ行きたい」と小笠原へ渡り、かの地の風景に魅せられちゃったとか、たいへん面白いエピソード満載でした。小笠原はその後太平洋戦争で要塞化して、ブルリュークのスケッチが当時の村のおもかげを知る数少ない資料のひとつとなったとか。ウクライナ人、えらい!「失われた風景」に対してセンシティブになっているせいもありますが(海沿いの景色だし)、いいなあと思いました。そして、その足跡を辿って小笠原まで現地調査をしてこられた鈴木さんもすばらしい!興奮が乗り移った第8回の桑野塾でした。
次回の第9回も、加藤先生に加え、メキシコから田中道子先生をお迎えするということで、またまたディープな人のお話が聞けそうです!

2011.05.26

石巻若宮丸漂流民の会ページに「石巻震災土蔵メモリアル基金」のご案内を、
「長谷川濬――彷徨える青鴉」に「出版頓挫中」をアップしました。

また、デラシネ・ショップの送料をすべて無料にしました。振込手数料は購入者にご負担いただくので、送料はクマが持ちます!

2011.05.01

アートタイムズ販売店に横浜・六角橋商店街の「猫企画」(移転前は黄金町にお店があったそうです!)と「ジュンク堂新宿店」(初の新刊書店!しかも大型店!)が加わりました。
「はぐれ芸能社」第二回の情報(公演日と座長のみ)をアップ。
トップページに5月3日の「一箱古本市」参戦情報をアップ。今年はなんと、「古書ほうろう」さん前!

2011.04.12

アートタイムズ7号の販売を開始しました。

今週末のヨコハマ大道芸で「アートタイムズ」を販売させていただけることになりました! 桜木町駅前の本部テントで最新7号「ハマ野毛復活」およびバックナンバーを販売します
5号(野毛版・平岡正明葬送パレード)と7号の『野毛セット』は、定価合計1600円のところを1500円(税込)の特別価格にて販売! 週末は「右手に義援金を!左手に投銭を!〜元気なヨコハマから被災地へ」のヨコハマ大道芸へぜひ!

2011.04.11

桑野塾第8回の開催が決定しました。ご案内をアップしています。

早稲田大学の教室が復旧したとのことで、桑野塾第8回ができることになりました。ありがたいことです。

昨日、「はぐれ芸能社」Vol.1に行ってきました! 「昼下がりの冗事」からの面々に加えて、初めて拝見したサブリミット! なんだか、じわじわ来る・・・。

2011.03.31-02

デラシネ・ショップにて石巻若宮丸漂流民の会会報『ナジェージダ』No.11〜20合本の販売を再開しました。

アートタイムズの入稿が済んで机の上を整理していたら見つかったメモ。「在庫が見つかったので、合本の販売再開」――たぶん、1ヶ月以上前の地層から発見された・・・石巻の皆さん、ほんっとにごめんなさい!
漂流民の会サイトの諸情報もメンテナンスしました。

2011.03.31

「昼下がりの冗事」改め「はぐれ芸能社」の情報をアップ。
「アートタイムズ」に7号「ハマ野毛復活 ヨコハマ野毛は「げい」の街!」情報を追加。

シーシェパードの船に乗り込んだ元・野毛「波の上」のママ親川久仁子さんのメッセージ掲載決定から始まったアートタイムズ7号。久仁子さんの記事を受け取ったあとに調査捕鯨が打ち切りに。週刊誌のように素早く出せていたらなあなんて考えていましたが、その後集まってきた記事の充実ぶりに、そんなないものねだりは消し飛びました。濃い。熱い。責任編集の森直実さんとスーパー強力編集協力の大久保文香さんの人間力のなせる業だとしみじみ思います。お二人をはじめとして、野毛には「ものすごい」人がごろごろ。記事の内容に限らず、今回の編集は人として学ぶところの多いものでした。ううう、学んだものをアウトプットできる日は来るのか・・・。
一昨年末の5号もほぼ「ハマ野毛」状態でしたが、平岡さん追悼に集結したあの一致団結とは違う、本来の野毛の「ごった煮」感がこの7号には満載。あっち向いてる人もこっち向いてる人も、それぞれが好き勝手なことを言いながら野毛への愛着を隠さない。ほんとうにヘンな町です。
座談会のテープ起こしというものを生まれて初めてやりましたが、この座談会がすごかった! 「ヨコハマメリー」の中村監督の「懐古趣味から脱してこれからを考えよう」という主張に打たれました。それとは別に「横浜の人間だからこそ野毛やハマっ子エリアには足を踏み入れにくい」という話も新鮮でした。横浜の人=ハマっ子ではないんだとか。今まで何にも知らずに野毛のげ言ってましたが、これが横浜事情を知らない地方出身者の特権だったなんて! テープ起こしは40ページに及びましたが、アートタイムズには5ページしか載せられず、実に残念。しかしエッセンスは詰め込めるだけ詰め込んだつもりです。ぎゅーぎゅーの字詰めにそのへんを感じてもらえると幸いです・・・。
ほかにもたくさんのぐっとくる記事がありましたが、その中の山崎洋子さんの「異界への扉」。何度読んでも、「赤、青、緑の庇」に続く一文で涙腺がゆるみます。
本日、そんな7号を無事入稿しました。発行は4月10日の予定です。

7号入稿前の最終チェックを終えて、昨日久しぶりに町に出ました(野毛じゃないけど)。節電モードで町も道も電車も薄暗く、心なしか人の声が小さくなっている気がしました。電力供給の回復は当面見込めなさそうで、町に明かりが戻ってくるまでにはまだ時間がかかりそうですが、人が明るさを取り戻すために、野毛流のしぶとさと馬鹿馬鹿しさ、そして何よりも熱い心意気は、もしかするとやわな「善意」よりももっと人間の芯の部分にとって有効なのではないか――帰り道にしみじみとそんなふうに思いました。
4月16・17日のヨコハマ大道芸、キャッチコピーは「右手に義援金を!左手に投銭を!〜元気なヨコハマから被災地へ」だそうです。義援金も忘れないが投銭も忘れない。これぞ経済復興への第一歩。そして何より人々に笑いを!
翌週、23・24日には野毛大道芸もあります。
デラシネ通信社ではヨコハマ大道芸の会場で「アートタイムズ」7号を販売する予定です(会場未定ですが詳細は追ってお知らせします桜木町駅前本部テントにて販売します)。お近くの方はぜひ、大道芸に! あははと笑い、おおーと感動したそのあとで、アートタイムズ7号も読んでみてください。

ヨコハマ大道芸の前の週、4月10日は「はぐれ芸能社」の記念すべき第1回。毎回座長の好き勝手をやるとのこと。今回の座長は三雲いおりさんですから・・・野毛とはまた違ったはちゃめちゃぶりになりそうです。

ということで、まとめますと、この状況をできるかぎり明るく乗り切り、被災地への支援とニッポンの経済復興につなげるためには、4月10日は渋谷の「はぐれ芸能社」、16・17日はヨコハマ大道芸、23・24日は野毛大道芸、そして平日は「アートタイムズ」7号を熟読、というのが正しい4月のすごし方なのであります!

2011.03.26

「アートタイムズ」販売店に愛知県犬山市のリトルワールドを追加。6号「サーカス学誕生」のみお取り扱いいただいてます。
「ワンダー空中サーカス」を観た後は、ぜひ入退場ゲートそばのミュージアムショップへ!

2011.03.21

4月16日(土)に予定していた「桑野塾」第8回の内容と延期になった旨をアップ。

会場を予定していた早稲田大学16号館の被災がひどく、4月中は閉鎖になるとのことです。 たいへん残念ですが、一日も早い復旧をお祈りいたします。

2011.03.16

トップページに掲示板へのリンクを臨時設置。石巻若宮丸漂流民の会の皆さんの情報が少しでも集まれば。

3月11日の大震災。岩手や宮城の海岸線をなめる巨大な津波の映像におののきました。漂流民の会会員の方が多くいらっしゃる石巻や東松島がテレビに映るたび、どうしていいか分からなくなります。

2011.01.21

「桑野塾」第7回の情報をアップしました。ひゃー、もうすぐ!

2011.01.06

連載クマのコスモポリタン紀行」第15回「過去と未来が交錯する街――サンクトペテルブルグ紀行」【前・中・後編】をアップしました。

明けましておめでとうございます。本年もデラシネ通信をよろしくお願いいたします。

さて、今年最初の更新は、昨年9月のサンクトペテルブルグへの旅行記。石巻若宮丸漂流民の会会報『ナジェージダ』で触れていたのに、私デスク大野の作業が遅れてしまって申し訳ありません!盛りだくさんで充実の旅行記です。記事中からリンクされている「1本ホイールの芸」とクラウンデュオの「トリオ」の動画も必見!すごい!

2010.11.06

連載「彷書店紀行 ―アートタイムズを置いてくれる店を探して―」第2回を公開したばかりですが、番外編のサンクトペテルブルグ「ドーム・クニーギ」をアップしました。

来週!赤いドリルさんに私も行ってきます!ひゃっほぅーっ!!!

2010.11.01

連載「彷書店紀行 ―アートタイムズを置いてくれる店を探して―」第2回 古書赤いドリル その後をアップしました。バーカウンター付の古本屋さん――よ、よだれが・・・。

2010.10.25

「昼下がりの冗事」Vol.9情報をアップしました。

2010.10.22

「桑野塾」第6回に情報を追加しました。会場にたどり着くのに迷う、というご意見を受けて、チラシPDFに地図を入れました!

2010.10.20

「桑野塾」第6回の日時と内容をアップしました。今回は素早い動き。
そして、石巻若宮丸漂流民の会ページに「魯西亜視帰話」が朝日新聞で紹介されましたという記事をアップしました。

 10月16日は桑野塾第5回でした。
 この桑野塾、いつも予備知識ほぼゼロで出席していますが毎回面白いです。ロシア・アヴァンギャルド周辺で「私はコレに興味がある!」という人が順番に1〜2時間くらいの報告をするのですが、なんだかいつも突拍子もない話を聞かせていただけます。「ロシア・アヴァンギャルドって、なんかカッコよさげー」くらいの知識しかない私ですが、ネタがだいたいエンターテイメント系(演劇・映画・サーカス・絵画・音楽)で、映像資料や音源などもあるため、難しい話を聞いている気がしません(たぶん難しい話もしてるんだと思いますが、そういうところはスルーしてるので大丈夫!)。
 今回はロシアのジャズ黎明期(1910年代)と現代ロシアのロック・ジャズ、という、これまでまったく興味がなかった分野のお話でした。武隈さんの報告では、ロシアで最初のジャズマンというパルナフは、詩人という肩書きだけど詩集は1冊しか出しておらず、ジャズバンドを持っていたけど本人は楽器が弾けなかった(「ダンサー」だった?)などなど、アヤしい話が満載。そして嶋田さんの報告で見せていただいたレオニード・ヒョードロフという人のロック・バンドには初期からずっと「ダンサー」のメンバーが・・・。ロシア人は、音楽を聞くととりあえず踊るものらしい、ということを学びました。あと、パルナフが最初に組んだジャズバンドのドラムの人は、手と足で別のリズムが刻めないのでキック・ドラムだけベースの人がやった、とか、ドラムセットを買ってくるときにスティックを買い忘れたので木琴のバチで叩いてた、という豪快な話も!
 毎回、こういったミョーな話が飛び出すのは、ロシアがそういうネタの宝庫なのか、そういうところに着目するような人ばっかりが報告しているのか、どっちだか分かりませんが、たいへん楽しませていただいております。

2010.09.19

今年の早稲田大学での講義【日露比較文化2】「漂流民とロシア−若宮丸漂流民を中心に」の内容をアップしました。


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