home > エッセイ > 不忍ブックストリート「第15回一箱古本市」に今年も参加します 2013.05.03

2013.04.17

不忍ブックストリート「第15回一箱古本市」に
今年も参加します

 2013年5月3日(金・祝)、今年も不忍ブックストリート「第15回一箱古本市」にデラシネ通信社として参加します。小社の雑誌「アートタイムズ」の特別価格販売もあります。ぜひ覗いてみてください。

アートタイムズ

  アートタイムズ1~9号が半額!

 一箱古本市にデラシネ通信は今年も出展します。
 今年は5月3日、喜多の園というお茶屋さんの前でお店を出します。
11時から16時までです。

 一昨年、去年と雨にたたられてしまいましたが、今年はきっと晴れるだろうという期待をこめ、今年も参加します。
 今年の場所は、根津神社の交差点近く、往来堂書店のすぐ近くという、いい場所にあたりました。ちなみにここは、かつて5年ほど住んでいたアパートの近くという私にとっては、懐かしいところです。

 今年もメインは、「アートタイムズ」の特価販売。この日だけ、半額で販売いたします。(ただし7号は絶版になっています)
 そのほか、愛着をもって読んだ本、読んでいただきたい本を選りすぐってお出しするつもりです。
 例年どおり、ロシア・ソ連文学の本や、そうした文学へ誘ってくれる案内本も出します。

 6月6日に古書ほうろうで満洲での日本語文学についてトークショーに参加することもあるので、満洲関係の本も何冊か販売したいと思います。須賀敦子さんの翻訳本も出します。

→販売予定本目録

デラシネ・ショップ in 一箱古本市(出店名:デラシネ出版社)

第15回一箱古本市
日 時 2013年5月3日(金・祝)
午前11時~午後4時 ※雨天決行
出店場所 喜多の園
東京都文京区千駄木2-48-8
千代田線「千駄木」下車徒歩5分・「根津」下車徒歩8分
/南北線「本駒込」下車12分
/JR山手線「西日暮里」「日暮里」各駅とも下車15分

※不忍通り往来堂書店(みずほ銀行の向かい)の右の道を入った右側

より大きな地図で 2013 一箱古本市 デラシネ出版社の出店場所 を表示
★一箱古本市は4月27日(土)と5月3日(金・祝)の両日開催ですが、
 デラシネ出版社が出店するのは5月3日(金・祝)のみです。ご注意ください。

もうしばらくすると「一箱古本市」公式サイトに「モデルルート」が表示されると思います。
ぜひたくさんの会場を回ってみてください。

【関連企画】トークショー「満州の日本語文学を読む」

不忍ブックストリートweek関連企画

「満州の日本語文学を読む」
日 時 2013年6月6日(木)
午後7時(午後6:30開場)
会 場 古書ほうろう
出 演 大島幹雄(ノンフィクションライター)
黒川創(作家/編集グループ〈SURE〉)
入場料 1,000円
詳しい内容やご予約方法などは、古書ほうろうさんの
「満州の日本語文学を読む」ページをご覧ください。

販売予定本目録

須賀敦子――翻訳と書評など
  • 「本に読まれて」須賀敦子/1998/中央公論社 
      遺された読書日記
  • 「イタリアの詩人たち」須賀敦子/1998/青土社 
      20世紀の混迷を生きた詩人たちの肖像。
  • 逆さまゲーム」アントニオ・タブッキ/須賀敦子 訳/1998/白水uブックス/白水社
    現代イタリア文学の旗手の短編集
  • 「ある家族の会話」ナタリア・ギンズブルグ/須賀敦子 訳/1997/白水uブックス/白水社
      「思想と存在の自由を守るために闘った、ユダヤ系知識層の個性にみちた家族とやさしい友人たち」の物語
  • 「モンテ・フェルモの丘の家」ナタリア・ギンズブルグ/須賀敦子 訳/1998/ちくま文庫
      作家最後の長編小説
  • KAWADE夢ムック 文芸別冊「追悼特集 須賀敦子 霧のむこうに」1998
  • 「文学界」1999年5月号「没後1年特別企画 須賀敦子の世界」
  • 「ヴェネツィア案内」渡辺雄吉・須賀敦子・中嶋和郎/とんぼの本/新潮社/1994
  • 「スティル・ライフ」池澤夏樹/中公文庫/1991 /解説:須賀敦子
海外文学のすすめ
  • 「世界文学のすすめ大岡信・奥本大三郎・川村二郎・小池滋・沼野充義 編/1997/岩波文庫
      岩波文庫の外国文学から古今東西の30点を選び、それぞれの魅力を語るエッセイ集
  • 「ロシア文学への招待」三省堂選書/1978
      1970年代はじめ、ロシア文学研究の第一人者たちが語るロシア文学の魅力
  • 「永遠の一駅手前 現代ロシア文学案内沼野充義/1989/作品社
  • 「 夢に見られて ロシア・ポーランドの幻想文学」沼野充義/1990/作品社
  • 「亡命ロシア料理」ピョートル・ワイリ、アレクサンドル・ゲニス/沼野充義・北川和美・守屋愛 訳/1996/未知谷 
      アメリカに亡命してきたロシアの批評家が、本物のロシア料理を伝授しながら行う、アメリカとロシアの両者を視野に入れた文明批評
  • 「ユリイカ 詩と批評」1978年6月号 特集:チェーホフ
  • 「ユリイカ 詩と批評」1997年4月臨時増刊 総特集:20世紀を読む
  • 「ユリイカ 詩と批評」1998年5月号 特集:文字
  • 「文学のすすめ高橋和巳 編/1968/筑摩書房
  • 春秋の花」大西巨人/1996/光文社

「今年の一箱レポート」(デラシネ日誌)