home > 書籍 > 石巻学 > 石巻学 Vol.2 港町シネマパラダイス【予約受付】

2016.07.31

石巻学 Vol.2 港町シネマパラダイス 予約受付

岡田劇場

岡田劇場



2016年8月30日 発売予定!

  • 発  行:石巻学プロジェクト(代表・大島幹雄)
  • 発 売 元:荒蝦夷
  • 体  裁:A5判
  • 定  価:本体 1,500円+税

     

石巻エリアの地域誌 「石巻学」2号 2016年8月30日 発売予定!

 各紙で絶賛された創刊号からおよそ8か月、お待たせしました、この夏『石巻学』第二号がいよいよ刊行されます!
 第二号は石巻と映画をテーマに、映画をつくっている人、映画を見せていた人、映画を見ていた人たちが集い、石巻・港町シネマパラダイスを浮き彫りにします。


発売は8月30日を予定しています。
ただいまメールで予約を受け付けております
本が発刊され次第、振込先を明記したものを同封の上、本誌をお送りいたします。
税込み1,620円、送料はこちらで負担します。(振込手数料は申し込み者の負担になります)


★販売していただけるところがございましたら、ご一報ください(5冊以上の買い取りが条件となります)。なにとぞよろしくお願いいたします。

[ ▲ページtop | ▼目次 ]

目 次

【座談会】稲井峯弥(元テアトル東宝館主)×菅原宏(オカダプランニング会長)×阿部和夫(石巻市芸術文化振興財団理事長)×大島幹雄(石巻学プロジェクト代表)

 石巻で長年映画館を経営してきた個性あふれるふたりの館主の話を中心に、この映画館で映画を見て青春をすごした阿部氏の回想も交えて、石巻の映画の青春時代を振り返ります。

港町の手作り上映会群像…………………………………………久野義文(三陸河北新報社記者)

 現在も活動を続けているシネクラブ活動の歴史をたどるなかで、石巻の映画ファンの映画に賭ける情熱が浮き彫りにされます。
 

昭和33年石巻映画館散歩……………………………阿部和夫(石巻市芸術文化振興財団理事長)

 映画が一番流行っていた時代、石巻地区にはなんと19館の映画館があった!かつて映画館があったところを足で訪ね、完全版となる当時の映画館地図を作成。
 

石巻生まれの映画人・小杉勇…………………………………本庄雅之(東京中日スポーツ記者)

 石巻が生んだ映画スターであり映画監督でもあった小杉勇の足跡を丹念にたどった渾身のルポ。お孫さん、さらにかつて一緒に仕事をした映画監督たちのインタビューからまだ謎の多い小杉の姿が甦っていきます。小杉評伝の決定版!
 

銀幕のなかの由利徹(仮題)……………………………………澤田隆治(芸能プロデューサー)

 由利徹がエノケンのあと喜劇人協会の会長に就任したときの影のプロデューサーとなった著者が、喜劇人由利徹の知られざる一面を明かになります。誰も知らない由利徹秘伝。
 

岡田劇場物語…………………………………………………大島幹雄(石巻学プロジェクト代表)

 連載第二回目は、震災後三週間後に予定されていた北陸・山陰・中国地方での演歌興行をやり抜くために、単身現地に向かう岡田劇場二代目の会長菅原宏の姿を追いながら、演歌興行に賭けたその半生を明らかにします。


 恒例の聞き書きも映画にちなんで各世代の人たちの映画体験と思い出を語ってもらいます。
 また震災後石巻のドキュメンタリーを撮り続ける青池監督、石巻出身の弁護士布施辰治のドキュメンター映画をつくった池田監督、涌谷出身で処女作「つるしびな」をつくった大和監督たちにもインタビュー。
 さらに高成田享と本間英一の連載も石巻とは切ってもきれない海にちなんだテーマになります。
 復活の企業列伝は、高成田享が木の屋石巻水産の木村社長から、復活を成し遂げた裏話を引き出していきます。


【聞き書き】

◎東北館から金曜映画館へ…………………………………………近江志乃(金曜映画館支配人)

◎昭和映画劇場の思い出……………………………………………菊地やす子(元劇場勤務)

◎監督に聞く……………………………………………………青池憲司/池田博穂/大和優雅

【連載】
復活の企業列伝◎木の屋石巻水産・木村長努…………………………………………阿部博昭
石巻さかな族列伝◎まるか中央鮮魚・佐々木和子……………………………………高成田享
本間家蔵だしエッセー アメリカ式捕鯨船「金華山丸」…本間英一(石巻震災土蔵メモリアル基金代表)

 

 

 

[ ▲ページtop | ▼目次 ]