月刊デラシネ通信 2003年
1月号
最新 カフェ・クマ−談話室    最新 クマのお仕事日誌    Up! デスク大野の更新日誌&エトセトラ
まだ シゲルのモスクワ便り Up! モスクワスクラップ帳 まだ クマの読書乱読
Up! クマの観覧案内板 まだ クマの観覧雑記帳 Up! 編集後記
告知板
新年のご挨拶
 明けましておめでとうございます。デラシネ通信も3年目を迎えることになりました。今年も少しずつリニュアルしながら、背伸びせずに身の丈にあった、それでいて濃い中身になるようにしたいと思っています。続けてのご愛読お願いします。
 今年は、デラシネ通信で連載してきた「神彰−幻を追った男」がいよいよ本になります。(実は去年の新年のご挨拶でも同じことを書いていたのですが・・・)こうしてひとつかたちになると、また次のステップに進めそうな気がしています。
 去年のことがあるので、あまり無理をせずに、ゆっくりと確実に前に進んでいきたいと思っています。今年もよろしくお願いします。
                                 編集長 クマ
カバレットチッタ入場券を販売しています!
Kabarett Citta Vol.2(デラシネ・ショップへ) 来月2月7日カバレットチッタVol 2がいよいよ開催されます。梅津和時とこまっちゃクレズマーと巻上公一という前回のメンバーに加えて、パフォーマー界からは、フィンランドのマジシャン・タトゥー、モンゴルのクラウン・ハトガー、サブリミット、落語から立川笑志、さらには元気いいぞう、石橋幸、風間ルミ子など、またまた多彩なメンバーが加わってのカバチッタ第二弾。
 この公演のチケットを、前回同様デラシネ・ショップで販売しています!(申し込み締め切りは1月31日)
 カバレットチッタ制作ノート3もさらに本格的に!
今週読んだ本、買った本、貰った本
今週読んだのは、荒俣宏著『20世紀世界ミステリー遺産』(集英社・2001年)。めちゃめちゃ面白かった。通勤中に読んでいたのだが、読むのが楽しみで、通勤するのが待ち遠しかったぐらい。これはアラマタが選んだ32の現代版ミステリー遺産を荒俣流に紹介したもの。この本をプレゼントしてくれた康芳夫がプロデュースしたネス湖の怪獣探しや、チンパンジーと人間のあいのこではないかと騒がれたオリバー君など、まさに超B級のミステリーが、おさめられている。歩く百科事典ならぬ博識のアラマタではの切り口が見事が鮮やか。博覧強記のアラマタだからできたケレン味たっぷりのエンターテイメントになっている。昭和時代に現都知事が隊長になって、ネッシー君を探しにスコットランドまで行ったり、雪男を探しに東大で探検隊が組織されるなど、おおまじめに取り組んでいるのがいいなあ。
UFOにしろ、ミステリーサークルにせよ、いががわしいところがプンプンあるが故に、真面目に取り上げられないわけだが、こういういかがわしさは大事にすべきだと思う。今年最初の大満足の本だった。
購入したのは、宮沢賢治全集(文庫版)の童話編を4巻とイザベラ・バードの『日本奥地紀行』。
更新情報
「カフェ・クマ」「クマのお仕事日誌」は随時更新しています!
2003.02.14 1月号 編集後記
2003.01.20 漂流・越境 【新連載】玉井喜作と若宮丸漂流民の接点をさぐる 第2回 「日本よりオホーツクへ」
 先月やっとスタートしたこの連載、今月は玉井の『シベリア隊商紀行』付録の「百年前、日本人数名によるシベリア経由の世界紀行」から、「一、日本よりオホーツクへ」を紹介、解説します。
2003.01.20 ロシア モスクワスクラップ帳
第20回『論拠と事実』2003年新年合併号:愚か者の夢/クリチコ−マクレインを倒し、次はタイソンの耳だ/スターリンはいつ死んだのか?/2002年の年間ブックスベストセラー
2003.01.20 サーカス&パフォーマンス カバレット・チッタ制作ノート3
1月15日「こまっちゃクレズマーライブを見る」・1月16日「新宿ガルガンチュアにて」を「カフェ・クマ」から転記しました。
2003.01.16 デラシネ掲示板で木村万里さんのご指摘を受け、クマの観覧案内板の2/3すわ親治「あれっ?墓がない」の公演情報(入場料)を訂正しました。ごめんなさい。そして木村さん、ご指摘ありがとうございました。
2003.01.15 サーカス&パフォーマンス カバレット・チッタ制作ノート3
1月10日付け記事「チラシが出来た」を「カフェ・クマ」から転記しました。
そして出来た「カバレット・チッタ Vol.2」のチラシはこちら
(情報/前売りページからも見られます)
2003.01.15 サーカス&パフォーマンス クマの観覧案内板に、1/1-2/23「キグレNewサーカス横浜公演」、2/3すわ親治「あれっ?墓がない」、3/11・12ダメじゃん小出ソロライブ 『負け犬の遠吠えVol.7』をアップ。
2003.01.12 ロシア モスクワスクラップ帳
 クマの独断と偏見による、モスクワの週刊誌『論拠と事実』からのスクラップ帳です。
第19回『論拠と事実』12月51・52号:イリーナ・ロージナ「オリンピックの『金』の取引」について/エカテリーナ・ライキナ「父は23歳の時死の準備をしていた」/水中人間
2003.01.07 サーカス&パフォーマンス 『神彰伝』取材ノート 第3回 レニングラードフィルのチケット
 出版が決まって、取材・調査で奔走しています。先月は、取材のために平岡正明氏、野平健氏、椎名泉氏、康芳夫氏、森俊夫氏に会ってインタビューをさせてもらいました。大谷さんや、千葉さんなど読者の方からもさまざまな情報が寄せられています。その取材の裏側を報告していきます。
 第3回は思いがけず入手したレニングラードフィルのチケットについて。
2003.01.05 サーカス&パフォーマンス 「カバレット・チッタ Vol.2」の詳細が決定、チケット前売り開始!
公演情報クマの観覧案内板  チケット前売りデラシネ・ショップ
そして裏情報(?)制作ノート
2003.01.05 漂流・越境 石巻若宮丸漂流民の会ニュースレター Vol.1
 石巻若宮丸漂流民の会 第二回総会報告(総会議事録/2003年度活動内容/会員アンケート実施)/平成14年度会計報告
 1月例会『太十郎・儀兵衛のふるさと室浜を訪ねて』のご案内 [ H.15.1.26 室浜 ]
2002.12.30 ロシア 金倉孝子『エニセイ河ドライブ紀行』後編
 クラスノヤルスクにお住まいの金倉孝子さんのエニセイ河をドライブでたどる、紀行エッセイの後半を紹介します。
今月書けなかった記事 & more
サーカス&パフォーマンス カバレット・チッタ制作ノート3
 いよいよ来月に迫ったカバレットチッタの制作準備で今月はたいへんになるかも。そんなわけで随時この制作の裏側を伝えていきます。(カバレット・チッタ制作ノートは、クマ氏がカフェ・クマに書いたものをデスク大野が随時制作ノートにまとめます)
漂流・越境 新連載!『レザーノフ遺品追跡レポート』
 今年の大きな仕事のひとつ、クラスノヤルスクに残るレザーノフ遺品調査。まずは日本側の資料をみながら、レザーノフが日本からもらった品々のリストを紹介、点検していきます。
ロシア シゲルのモスクワ便り
 シゲル氏も仕事が忙しそう、先月は便りが届きませんでしたが、今月はきっと来るのではと期待しています。
サーカス&パフォーマンス クマの観覧雑記帳
 今月は東京近郊でサーカスの公演が結構あるのです。木下、キグレ、ボリショイの公演があるのですが、いくつか見れたら書く予定。
クマの読書乱読
 随時読んで面白かった本、気になった本を紹介します。
石巻若宮丸漂流民の会
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