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デスク大野の更新日誌&エトセトラ

2008年1月〜12月分

2008.12.27

石巻若宮丸漂流民の会サイトに特別例会「中村喜和講演会――環海異聞の魅力」をアップしました。

2008.12.23

石巻若宮丸漂流民の会サイトに「若宮丸のロシア漂流と異国体験」をアップしました。

ああー、今年も暮れていくー。皆様よいお年をお迎えくださいー。

2008.07.28

コスモポリタン紀行「第12回秋田の旅 前・中・後編」をアップしました。
【前編】追分・秋田――菅江真澄を求めて/【中編】天王――「くも舞」を求めて/【後編】亀田――馬場為八郎を訪ねて、の3編です。

コスモポリタン紀行では今回、天王・船越の「くも舞」を訪ねていますが、昨年連載「サーカスのシルクロード」で取り上げた茨城県龍ヶ崎の「つく舞」が、今朝のフジテレビ「とくダネ!」という番組で紹介されていました。
今年は新しい舞男がデビューということで、新旧2人の舞男が同時に柱に登っていました。つく舞は雨乞いの儀式だそうですが、舞の途中で激しい雨となり、中止となったとか。霊験あらたか・・・。

先日、駐車場の草むしりをしていて、またアリを拾ってきてしまいました。アミメアリという種類のアリです。
「アリを飼うなら女王アリを拾ってこい」という鉄則があるのですが、唯一の例外がこのアミメアリ。ほとんどのアリは女王アリが卵を産み、働きアリが育児や採餌を行うという分業制なのに、このアリには女王アリがいません。働きアリが、働きつつ卵を産みます。
私がどうしても納得がいかないのは、この働きアリは交尾をしていないという点です。単性生殖です。アメーバとかならいざ知らず、昆虫なのにそんなことが許されるのでしょうか。アミメアリの仲間以外のアリではこういう例はないようです。
で、そんな珍しい生態ならものすごく稀にしか見つからないかというと、ぜんぜんそうではなくて、都会のど真ん中でもゴロゴロいます。
ものすごーく長いアリの行列を見つけたら、たいていそれはアミメアリ。頭とお尻がぷくっとまん丸で、ルーペで頭を見るとマスクメロンみたいな網目の模様があります(だからアミメアリ)。
飼育下で産卵させるのはなかなか難しいそうなんですが、とりあえず150匹ぐらい拾ってきました。
さて、どうなることやら。

2008.07.11

「沢入サーカス学校『マールイ・サーカスの一日』東京公演のご案内」をアップしました。

マールイ・サーカス、私も見に行きまーす!
「沢入」は「そうり」と読むんだそうです。ひとつ賢くなりました!

さて、あれから1ヶ月。クロヤマアリの女王様はすでに10匹の子どもたち(働きアリ)に囲まれています。
今年はそのほかに2種類の女王様を新たに拾いました。
今は、サムライアリなどというカッコいい名前の女王様が飛んでいる時期だそうで、できれば一度くらい見たいものだと思ってます。

2008.06.05

「アート・タイムスVol.3」のご案内をアップ、デラシネ・ショップも更新しました。

アートタイムス3号は、ビジュアル系であります。記事も大充実でページ倍増。ぜひお手にとって見ていただきたい出来上がりです。
今回、フデビンという印刷屋さんに印刷・製本をお願いしたのですが、激安なのに仕事が丁寧!感動いたしました。
発注係をおおせつかったのですが、アートタイムスの判型をずっとB4判と思い込んでいたことが判明。B4の用紙を半折りにするんだから・・・B5判だ・・・。
印刷屋さんに「入稿データがB5になってますよ」という電話をいただいて初めて気づきました。
今までのアートタイムス紹介ページを見てみたら、全部B4と書いてありました。すみませんっ。直しましたっ。

先日の3号打ち上げの席で、執筆者のYさんが同じ高校の出身(卒業は10年違うけど)だったことが判明。世間は狭いです。悪いことはできませんね。してないけど。

さて、いつの間にか季節は流れ、またアリンコの女王が飛ぶ季節になっております。
この間の日曜日、公園でクロヤマアリ(どこにでもいるわりと大きめの黒いアリ)の女王を1匹拾いました。
これで、我が家のアリンコは16チーム。減って増えて増えて減って。
今年でアリンコ飼育5年目ですが、なかなか飽きません。尽きることなき発見の日々です。

2008.04.24

モスクワスクラップ帳「最終回」
石巻若宮丸漂流民の会サイトに「図録小冊子『鎖国の時代に世界一周した若宮丸の津太夫と左平』刊行」をアップしました。

2008.04.17

石巻若宮丸漂流民の会サイトに「石巻と塩釜で若宮丸漂流民のパネル展 開催中」をアップしました。

2008.04.15

モスクワスクラップ帳「第70回」をアップしました。連載終了まであと1回!

2008.03.27

デラシネ・ショップに特別販売『セーヴェル』24号を追加しました。クマ氏が『長谷川濬の大阪時代』を書いています。

リトルワールド、行ってきました!
天気も良く、会場の「韓国 地主の家」(リトルワールドは世界各地のいろんな建物を移設して紹介している施設です)の庭はお客さんで満杯でした。
その一角に張られた綱の上でにこやかに語り、軽やかに舞う金さん。韓国語はさっぱりわからないが、たいへん愉快なことを言っている雰囲気。お客さんの中に韓国語を解する一団があったようで、何だかわからないながらもその盛り上がりに観客一同気持ちよく飲まれました。
支柱のところでひとしきりしゃべっては綱をわたり、またいろいろ口上をのべては反対にわたり、というのを繰り返しながら、どんどん難しそうなワザを見せてくれます。股の間でジャンプ!とか、綱の上でアグラ!とか、アグラから脚を伸ばす!とか、どうしてそういうことができるのか、まったく不思議であります。
そして、伴奏の楽団がまたイイ雰囲気。演奏も、口上に入れる合いの手も、淡々と職人の風情で。
演者ばかりでなく、「韓国 地主の家」の囲い塀の外から身を乗り出して見物するお客さんがいたりして、田舎の村祭り気分を満喫しました!
もうひとつのイベント、「ミステリアス・イリュージョン・サーカス」のほうも、アーティストの人物の良さのせいなのか、「すごーい」「ふしぎー」の後に必ずニコニコしてしまうプログラムでありました。
そして、リトルといえば、ごはん。25周年記念だそうで、「世界のお祝い料理」が園内に点在するショップにちりばめられてました。ごはんにつられて最近は足を伸ばさなかった一番遠いヨーロッパエリアまで回ってたらふく食ってまいりました。一番気に入ったのは、台湾ショップの「八宝上湯麺 500円」。すでに満腹になった後のトライでしたが、つるっとさっぱりいただきました。

チュルタギは終わってしまいましたが、ミステリアス・イリュージョン・サーカスと世界のお祝い料理はまだ続きます。また、6月にはあの!インドマジックが!イシャムジンが!(くわしくはこちら
あと、「ミクロネシア ヤップ島の家」の葺き替え(本場の職人さんが来日するって)も4月だったか5月だったかにやるようなことも書いてあったような(あいまい情報)。
ということで、お近くの方はぜひ!

2008.03.19

モスクワスクラップ帳「第69回」をアップしました。連載終了まであと2回!
原稿をお預かりしたのが2月28日・・・。すみませーん!

愛知県犬山市の野外博物館リトルワールドに、クマ氏の呼んだチュルタギが!チュルタギが来ています!見ないと!
3月20〜23日です。私も行ってきます!

2008.01.29

サーカスのシルクロード「第4章 正倉院展の墨絵弾弓図」をアップしました。
久しぶり!でもどんどん道が伸びています!韓国・茨城・ロシアの次は奈良(正倉院御物だから中国?)です!

2008.01.18

モスクワスクラップ帳「第6768回」をアップしました。

たいへんです。アリンコの本が出版されます。アリンコの飼育マニュアルです。
私もちょっと書くことになってしまいました。私はへっぽこ飼育奮闘記の担当です。でも、大丈夫です。私以外の執筆者はちゃんと飼ってる人たちで、ちゃんとした内容です。
私の書いたところだけを読んだ人は、間違った情報を植え付けられる予定です。これで私よりヘタッピなアリ飼いが日本中に増えますように。(相対的なランクアップを狙っています)
今シーズンも順調に絶滅コロニーをいくつも出しています。私も頑張っているんですけどー。春まで生き残れるのはどのコかなー。


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