月刊デラシネ通信 2003年
2月号
最新 カフェ・クマ−談話室    最新 クマのお仕事日誌    Up! デスク大野の更新日誌&エトセトラ
まだ シゲルのモスクワ便り Up! モスクワスクラップ帳 Up! クマの読書乱読
Up! クマの観覧案内板 Up! クマの観覧雑記帳 Up! 編集後記
告知板
カバレットチッタVol.2無事終了!
 いやいや長い公演になってしまいました。まさか3時間半になろうとは・・・。来場してくれたお客さんにはご迷惑をおかけしました。楽しんでいただいたかどうかよりも、無事家までたどりつけたかどうか心配になってしまいました。とにもかくにも無事終了したカバレットチッタVol.2。前回の時以上にはっきりと反省点が浮かび上がってきたのも事実。来るべきVol.3をさらにグレードアップさせるためにも、今回の公演の経験を大事にしたいと思っています。ご覧になった方は、どんどん感想、意見をカフェ・クマ掲示板に書き込んでください。 Kabarett Citta Vol.2(デラシネ・ショップへ)
カバレットチッタ制作ノート4 総括編
 2月7日終わったカバレットチッタVol.2。寄せられた感想や意見、鋭い突っ込み、出演者の感想などなどをどんどん紹介していきたいと思います。
『神彰伝』取材ノート
 今年は本業の方が、例年になく忙しい。これはとてもいいことなのだが、これにともない神彰の取材が、思うようにに進んでいません。3月ぐらいにはとりあえず第一稿と思っているですが、ちときつくなってきたことは確か。取材も少しペースアップさせないと・・・
 何回レポートできるかは未定ですが、取材ノートを公開していきます。
『レザーノフ遺品追跡レポート』
 3月にクラスノヤルスクに行くことが決まり、いよいよレザーノフ遺品調査がはじまるわけだが、そのための予備調査もかねて、もう一度日本側に残る資料を再検討。まずは複数の日本側の資料から、レザーノフが受け取った品物を整理する。
緊急開店『レザーノフの画廊』
レザーノフの肖像何の前触れもなく、突然なのですが『レザーノフの画廊』をオープンしました。ここでは、日本に残っているレザーノフの肖像画を蒐集し、公開していくことになります。『環海異聞』もそうなのですが、たくさんの数の写本が残され、どれがオリジナルか特定できないでいるわけです。レザーノフの肖像画も、たくさん残っていますが、多くは写本だと思われます。クラスノヤルスクに行く時に、レザーノフフォンドの人たちにお見せしようといくつかコピーをとっていたのですが、先日ふとしたことから、レザーノフの肖像画のオリジナルは、どれなんだろうと聞かれ、手元にあるものを見比べていたことがきっかけになりました。ゆくゆくはオリジナルが特定できるといいのですが、ただ見比べてみるだけでも、いろんなことが気になり、面白いのではないかということで、急遽「レザーノフの画廊」を開店しようと思い立ったわけです。来ている服もまちまち、顔の表情も違います。この裏にあるものをいろいろ想像を巡らすのも楽しいのではないでしょうか。
こんなものを持っているとか、これは知っているのかという情報がありましたら、どんどんお寄せ下さい。所蔵品も増やしていきたいと思っています。
リトルワールドで「スペインサーカス」開催
3月1日から愛知県犬山市のリトルワールド『スペインサーカス』がはじまります。春と秋の恒例行事のサーカスショーですが、今年はいつもの年よりも2週間ほど早く始まります。今回はフラメンコをとり入れたタイトロープ、、サッカーボールもつかうジャグリング、アルゼンチンの民族芸能ガウチョスなど、ラテンの色彩をいかした華やかなサーカスショーになります。
メンバーは、第一陣が21日、第二陣が23日来日、それからリハーサルということになります。ということで、クマも21日から現地入り、開幕する3月1日まで、犬山滞在になります。
今週読んだ本、買った本、貰った本
二週間かけてイザベラ・バードの『日本奥地紀行』を読む。明治維新直後日本を訪れた英国人女性が、外国人未踏の地となる、東北、北海道を、主に馬を使って旅するというノンフィクション。春日部から、日光、会津、新潟、山形、秋田、青森、函館、さらにアイヌ村を訪ねる目的で、北海道内地を歩くというそのバイタリティーに驚かされる。辿ったコースも興味ぶかい。当時の田舎の日本人の姿が活写されているのも読みどころのひとつ。とにかくいまから130年ほど前の日本の辺境、および日本人をしるための貴重なドキュメンタリーであることは間違いないし、面白い。
紀行文としても、ノンフィクションとしても、民俗学的にみても、一級の書である。彼女が辿った道のりを実際に歩いてみたいという気になってきた。
最近同じ平凡社ライブラリーで宮本常一の『日本奥地紀行を読む』という本がでている。これも読んで見ようと思っている。
自分も石巻について執筆しているブックレット『日本のなかのロシア・続』(東洋書店)が送られてきた。今回も日本全国に残るロシアと関係する日本の町々の史蹟が紹介されていて、興味深い。
更新情報
「カフェ・クマ」「クマのお仕事日誌」は随時更新しています!
2003.03.05 2月号 編集後記
2003.03.03 サーカス&パフォーマンス カバレット・チッタ制作ノート プログラム&評
かものはしさんのカバチッタVol.2評を追加しました。
2003.02.25 漂流・越境 石巻若宮丸漂流民の会のページ
4月6日 若宮丸漂流民の会 公開シンポジウム『追跡・善六の謎にせまる』のご案内
2003.02.24 サーカス&パフォーマンス クマの観覧案内板
3月3〜8日 カバレットチッタのバンマス、梅津さん恒例の「梅津和時 プチ大仕事 2003」
2003.02.17 サーカス&パフォーマンス カバレット・チッタ制作ノート プログラム&評
当日の写真5点入りプログラムと、クマ氏が今回いちばん嬉しかったという横浜の相田さんのカバチッタVol.2評を追加しました。
サーカス&パフォーマンス クマの観覧案内板
3月の横浜・関内「ミステリヤ・ブッフ」、3月〜6月の愛知・犬山「スペインサーカス」
漂流・越境 抜き打ち新コーナー!レザーノフの画廊
突然ですが、レザーノフ関連の図版を紹介する新コーナーをスタートします。
まずはレザーノフの肖像画集。
漂流・越境 レザーノフの来航絵巻特別展示・日露関係史料についての研究集会
3月12〜19日に行われる研究会と、レザーノフ来航絵巻の特別展示のご案内。レザーノフの絵巻は必見です。
2003.02.14 サーカス&パフォーマンス カバレット・チッタ制作ノート プログラム&評
続々寄せられるカバチッタVol.2の評、安部さんとOさん、デスク大野の分を追加しました。
なお、デラシネ掲示板には木村万里さんと巻上公一さんからも書き込みをいただいています!
サーカス&パフォーマンス クマの観覧雑記帳 2月3日『すわ親治ソロライブ』
ロシア クマのモスクワスクラップ帳
クマの独断と偏見による、モスクワの週刊誌『論拠と事実』からのスクラップ帳です。
第21回 1月3・4号:プレゼントをもったサムライ/アメリカでほとんど殺されかけた/若いろくでなしはポップスだった/シェフチクとキルコロフの喧嘩の真相は/ナタリア・ベフテレーヴァ『脳の迷宮』その3/ロックの伝説が新アルバムを準備/ニキータ・ヴィソツキイ『彼は、凶暴に疾走する車のようだった』
クマの読書乱読 荒俣宏著『20世紀世界ミステリー遺産』
1月号 編集後記 遅くなりました!
2003.02.12 サーカス&パフォーマンス カバレット・チッタ制作ノート プログラム&評
カバチッタVol.2当日のプログラムと嶋田さん・安田さんの評です。
漂流・越境 新連載!『レザーノフ遺品追跡レポート』 第1回
 日本側の資料3点とレザーノフの日記による、レザーノフが日本からもらった品々のリストです。史料の解説とコメントはまた後日。
 最近長崎に住む、頼りになる人から協力するよというありがたい申し出も。3月の現地調査の前に、資料を整理していきます。
2003.02.11 サーカス&パフォーマンス カバレット・チッタ制作ノート3・4
1月28日のリハから公演終了後の興奮さめやらぬ2月10日分までを「カフェ・クマ」から転記しました。
今月書けなかった記事 & more
サーカス&パフォーマンス カバレット・チッタ制作ノート4
 制作側の反省点は、今回はたくさんありました。そんな反省や、見てくれた人たちの感想、さらには出演者の声などもまじえながら、カバレットチッタVol.2の総括をしていきたいと思います。
ロシア シゲルのモスクワ便り
 シゲル氏も仕事が忙しそう、先月も便りが届きませんでしたが、今月あたりは、くるのではと期待してます。
サーカス&パフォーマンス 『神彰伝』取材ノート 第4回
 先月は、取材のペースがダウン。今月は何人かの関係者と会うことになっているのだが・・・取材の裏側をできるだけ報告していきます。
サーカス&パフォーマンス クマの観覧雑記帳
 『キダム』/『キグレサーカス』 (予定)
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