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デスク大野の更新日誌&エトセトラ

2009年1月〜12月分

2009.12.16

「アートタイムズ」5号の情報をアップ。デラシネ・ショップでの販売も開始しました。
新たな設定を加えてグレードアップした「昼下がりの冗事」Vol.5の情報をアップ。

『アートタイムズ』5号「野毛版・平岡正明 葬送パレード」は、すごいです。
超豪華執筆陣。有名人じゃない人の原稿もすごくいい。平岡さんの写真もいい。そして表紙も。
すべてが平岡正明という人の大きさを物語っています。
責任編集の福田さんが泣いちゃうくらいの出来です。売り切れる前に、ぜひ!

2009.10.30

「早稲田大学『日露比較文化史2』のご案内」で、またまた訂正です。
10月31日の講義は休講になりました。・・・前日の訂正になってしまってすみません!

2009.10.16

「早稲田大学『日露比較文化史2』のご案内」で、さらに訂正です。
教室が36号館の582教室ではなく、3703教室に変更になりました。教室番号は3703ですが、36号館7階にあります。

2009.10.14

「早稲田大学『日露比較文化史2』のご案内」で、第4回を「11月7日」としていましたが、早稲田祭のためこの日は講義がお休みで、「11月14日」になるそうです。訂正しました!ごめんなさい!

2009.10.12

コスモポリタン紀行「第13回 月潟村紀行――角兵衛兵獅子の故郷を訪ねる」
「早稲田大学『日露比較文化史2』のご案内」をアップしました。

2009.10.05

今週末に行われる刺激的な試み「桑野塾」の情報と
「昼下がりの冗事」ページにVol.4の情報をアップしました。
「昼下がりの冗事」Vol.3は情報の更新が間に合いませんでした!すみません!

2009.07.02

新しい情報はないのですが、クマのデラシネ日誌の記事へのリンクを2つ。
「昼下がりの冗事」ページにVol.2の感想(進行表)
「木靴をはいて」ページに書評

2009.06.24

今週末開催の「昼下がりの冗事」情報のイラストをカラーに差し替えました。
せっかく濱田轟天画伯に素敵な色を塗っていただいたのに、更新が遅れてすみません、すみません!!
ついでにチラシPDFも最新のカラー版に差し替えました。
ご来場の皆さま、会場の場所が分かりにくいので、この地図入り版をプリントアウトしてお持ちになることをおすすめします。
無事O-westビルにたどり着いたら、1階のam/pm(コンビニ)の左奥にあるエレベーターで6階まで上がっていただくと受付があります。
私も前回、渋谷の地図が載っている飲食店情報誌と、am/pmの前に所在なげに佇むクマ氏がいなかったらたどり着けなかったかも。

ひっるさっがり!ひっるさっがり!らっぱらぱん!らっぱらぱん!
今週末が楽しみです。

それと、今、綱渡りのドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」が上映中なんですよね。
クマ氏に教えてもらって銀座のエルメスの上映会で見たんですが、もう一回見に行っちゃおうかしら。大きい画面で。
今はなきワールド・トレード・センタービルの2棟の間を渡っちゃう(もちろん許可なしで)という話です。
狂気と詩情と。霞がかったWTC屋上の景色と、2棟の真ん中の綱の上で寝そべるフィリップ・プティ(綱渡りの男性)の姿がすばらしかった。

2009.06.04

「第5回東京国際フール祭」の「どの回を見るか!?レビュー」に第3回・第4回をアップ。

2009.06.02

「金倉孝子の部屋」トップページに金倉孝子さんのWebサイト「クラスノヤルスク滞在記と滞在後記」へのリンクをはりました。
読み応えたっぷり、写真もいっぱい!

2009.05.28

「第5回東京国際フール祭」ページから「どの回を見るか!?レビュー」を分離、さらに第2回をアップ。

 私も「昼下がりの冗事Vol.1」見てきました!
 開場がライブハウスということで、舞台と客席の距離が近く、また、舞台の高さと天井の低さが、いわゆる「劇場」(小劇場)に慣れた私にとっては不思議な感じでした。
 その不思議な空間に次々出てくる不思議な人たち。ああ。
 なかでも、らっぱらぱんのお二人(さわめちから・えびすふみえ)が大のお気に入りです。なんでしょうか、あの空気は。男女二人組で、恋人同士というよりはお母さんと息子が似合いそうな雰囲気なのにお父さんと娘(幼女)の設定。しゃべってることを台本にしても、たぶん何一つ面白くないような気がするのに、あのおかしさ。前半は「V」で遊ぼうという娘のリクエストに応えてお父さんが「V」のつく単語を次々と言い、それを娘が繰り返す。それだけ。いや、「V」ついてない単語ばっかりだけど。「あヴァれんヴォうしょうぐん」とか。後半はお父さんの「大きくなったら何になりたい?」という問いに答えて娘が壮大な夢を語り、それをお父さんが「それはできないんだよ」と優しく諭しつづけるダイアログ。ああっ、あの面白さはとても文章では表現できないっ。娘の無謀だけれど邪気はない言動と、ややお疲れ気味ながらも娘のすべてを優しく見つめるお父さんの愛の物語。冷静に考えて、会話の内容はさほど不条理でないのに、なぜあんなにおかしいのか。不思議だ。もう、ずっと見ていたい。
 それから梅田和佐(うめだなぎさ、とお読みするそうです)さん。NPOの成城石井明子さんのオンステージでした。最後のほうで暴れてましたが、静かにキラキラした目で語っているところから十分に美しい狂気をみなぎらせていらっしゃいました。もう存在だけですばらしい。
 YEN TOWN FOOLsのお二人は、トラディショナルな道化のネタだそうですが、でぶっちょのブッチィーさんが美味しそうにチョコを食べることといったら! あの美味しそうさ加減からして、あのネタはもっとふくらむに違いありません。発展形も見てみたい!
 三雲いおりさんはもう、すごいの一言。「上から落ちて引っかかった男の話」という、まったく訳の分からないシュールな設定なのに、力技で納得させられてしまうあの安定感。こちらが安心して混乱できる王道の前衛。三雲さんの芸で不安になることなんてあるのかしら、と変なことを思いました。
 ああっ、すべての演目について書きたいところですが、さっさとフール祭のレビューをアップしないと叱られるので、この辺で・・・
 来月のVol.2も楽しみです!

2009.05.27

「昼下がりの冗事」ページに第2回公演情報を、
「第5回東京国際フール祭」ページに「どの回を見るか!?レビュー」の第1回をアップ。

2009.05.07

トップページのおすすめ公演欄に「昼下がりの冗事」の情報をアップしました。

2009.04.27

トップページのおすすめ公演欄に「第5回東京国際フール祭」の情報をアップ。
それから、一昨日更新の嶋田さんの記事へのリンク先が間違っていました!すみませんっ!こそこそっと修正しました。

2009.04.25

クマ氏at六本木ヒルズの講演会「サーカスと大道芸の魅力」の情報をアップ。
また、TFJ's Sidewalk Cafeの嶋田丈裕さんが書評を書いてくださっていたので雑誌「アート・タイムス」第4号のページからリンクを張らせていただきました。

先週のヨコハマ大道芸でアート・タイムス4号をお買い上げいただいた皆さま、ありがとうございました。
みなとみらい駅改札前のブックファーストみなとみらい店様でも扱っていただきましたので、そちらでお買い上げいただいた方もいらっしゃると思います。
土曜日の帰りがけにブックファーストを覗いてみたら、CLOWN PARTYの帰りでしょうか、楽しそうにそれぞれ4号を手にしてレジに並ぶ4、5人連れのお客様が・・・!たいへんうれしい光景でした!
皆々さま、ありがとうございました!

そのアート・タイムス4号は、道化師という存在に真摯に向かい合う人々の愛が全編にあふれているなぁと感じながら編集作業をしていました。
三雲いおりさんのインタビューも含め、クラウンカレッジ卒業生の方々のお話に特に感じ入りました。
クラウンを続けている人も、やめた人も、誰一人として斜に構えていない。20年前にクラウンカレッジを卒業しているのだから、皆さんそんなに「ウブ」なお年頃ではないのに。
クラウンカレッジの理念だったという「All for you, it's my pleasure」という言葉。
あまりにも美しすぎてウソっぽい気がするけれど、クラウンという存在の先にある、何かキラキラしたものを表現するには、それくらい大上段の言葉を使わないと足りないのかもしれません。少なくとも、4号に出てくる卒業生の方々は、その標語のずっと先の高みにあるものを今でも熱っぽい眼差しで見つめているように感じられました。
芸というものの本質は人を楽しませる「だけ」ではないように思いますが、クラウンカレッジ卒業生の中に流れるこの強固な理念(思い込み、と言ってもいいのかも)は、芸という木が大きく枝をひろげるための根幹になるのかも、などと勘繰ったりしております。
個人的には、三雲さんインタビューの中にちょっと出てくるメイク/お面の話が興味深かったです。マスク(メイク/お面)に自分を合わせるのでなく自分に合ったマスクを作る、というような話なのですが、マスクとは何か、いろいろと考えてしまいました。
クマ氏(大島幹雄)の2つの記事(「クラウンカレッジ・ジャパンがやってきた時代」と「道化師たちは地下室から旅立った」)も併せて読むと、「クラウン」というのは今まで自分が考えていたよりももっと広くて大きな可能性を持っているものなんだなあと感じ入った次第です。
5月の「昼下がりの冗事」、6月の「フール祭」と、これから行われる「クラウン」たちの公演をそういう視点で見ると、また違ったものが見えてくるような気がします。
はばたけ!広がれ!「クラウン」たち!
「Just for my pleasure」観客たる私のヨロコビのために。あれ?ちょっと標語が違いました?

さて、ヨコハマ大道芸では、私は土曜日だけのお手伝いだったのですが、翌日の日曜日には巨大機械蜘蛛が日本大通りを練り歩いたらしいじゃないですか! きーっ、見逃した!

2009.04.19

長谷川濬 函館散文詩集『木靴(サボ)をはいて』発刊 長谷川濬さんの墓前への報告をアップ。
また、遅くなりましたがデラシネ・ショップで「木靴をはいて」「アート・タイムス4号」の販売を開始しました。

2009.04.06

雑誌「アート・タイムス」第4号のお知らせをアップ。
これに関連してイベント「CLOWN PARTY」のご案内もトップページと「アート・タイムス」4号の詳細ページにアップしました。

無事「アート・タイムス」の入稿が終わりましたー。今号は道化師(クラウン)という存在への熱い想いがほとばしる、読みやすい1冊になったと思います。
チラシに「すべてのコメディ・パフォーマンス・ファン必読!」と書きましたが、ライプ・パフォーマンスを見たことがなくても、少しでも「芸」や「笑い」に関心がある方にはきっと何かを感じていただける内容です。

4月17日よりデラシネ・ショップでも発売開始の予定ですが、ここはぜひとも4月18日(土)にヨコハマ大道芸にいらしていただき、関内馬車道会場(たぶん関内ホールの前あたりのテント内)のデラシネ出張販売でお求めください!
そして18日午後6時30分からクイーンズスクエア横浜1階・クイーンズサークルで開催される「CLOWN PARTY」を見ましょう!

※ヨコハマ大道芸と出張販売は19日(日)もあります。

2009.03.20

「長谷川濬 函館散文詩集『木靴(サボ)をはいて―面影の函館』発刊のお知らせ」をアップしました。

2009.02.03

雑誌「アート・タイムス」を取り扱っていただける書店がさらに2店増えました!という情報をアート・タイムスのページにアップ。
神戸市のギャラリーきのこと東京・新宿の模索舎です(模索舎は3号のみ)。

2009.01.27

石巻若宮丸漂流民の会サイトの入会案内ページの情報を更新し、会のこれまでの活動を追加しました。
(入会案内のPDFも最新版に差し替えました)

2009.01.23

石巻若宮丸漂流民の会サイトに会報「ナジェージダ」11〜20号合本を販売しますをアップし、会報ページに21号までの目次を掲載しました。
あわせてデラシネ・ショップにも会報「ナジェージダ」11〜20号合本を追加しました。

不定期刊行の雑誌「アート・タイムス」が、横浜市の岩下書店(京急・金沢文庫駅)と神戸市のトンカ書店(JR・元町駅)でもお取り扱いいただけることになりました。現物を手にとって見たい方は、ぜひどうぞ!
また、第4号の特集が「道化師(クラウン)! ―クラウン・カレッジ・ジャパンから20年 道化師を夢見た人たちのいま―(仮)」に変更になりました。4月発売予定です。乞うご期待!

いつのまにやら年が明けました。本年もよろしくお願いいたします。
デラシネ通信って、何年目だっけ?と調べてみたら、2000年8月に開設して今年が10年目でした!早いものですー。


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