桑野塾
桑野塾 第1回~第9回の内容は
雑誌『アートタイムズ』8号で
ご紹介しています。
特に第9回については抄録を
掲載しています。
バフチンの対話、そして広場の思想を研究、実践、さらにアヴァンギャルドの青春を伝え続けてきた桑野隆に惹きつけられた人たちが集まって、桑野塾という会を立ち上げました。
大学などの研究者に限らず、興味を持って研究していることを自由に発表しあう「広場」です。
教える、教えられるという関係ではなく、バフチンの「広場」のように、さまざまな人たちが出会い、それぞれの興味が少しずつ重なり合うことで、思いや考えを交錯させ、刺激し合い、新たな知見を見いだそうという場です。
今後はさらに、若い研究者の方が、より広い視野でそれぞれの研究を見つめ直す機会になることを願っています。
ジャンルを横断するかたちで毎回さまざまなテーマで発表をしています(不定期開催)。
学会ではなく、一般のかた、テーマに関心のあるかたでしたら、どなたでも気楽にご参加いただけます。
桑野塾事務局:
大島幹雄・武隈喜一・宮本立江・八木君人・大野康世
桑野塾は・・・
- どなたでもご参加いただけます。
- 申し込みは不要ですが、席の準備の都合上、事前にメールで大島までお知らせいただけると助かります。
- 参加は無料です。(懇親会参加は別途ワリカン)
- これまでの感じでは、●大きなテーブルを囲む会議室、●報告者が話しながらときどき資料を回したり映像を見せたりする、●報告途中にも適宜意見や質問を交わしながら進行、●簡単な自己紹介コーナー、●終了後に懇親会・・・という感じで、なごやかに進行しています。
日 時 | 2024年1月27日(土) 午後3時~4時30分 |
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会 場 | 早稲田大学 戸山キャンパス 31号館2階201教室 【早稲田大学Webサイトのキャンパス地図&交通アクセス】 |
内 容 | ●「『嫌われた国』を日本に伝えた人びと」青島 顕 |
申込み | 不要 直接会場にお越しください |
参加費 | 参加費は無料です(懇親会はワリカン)。 |
問合せ | 大島幹雄 E-mail:izj00257@nifty.com |
講演会終了後、18時より懇親会を開催します。
第78回
●「『嫌われた国』を日本に伝えた人びと」青島 顕
- 2024年1月27日(土) 午後3時~4時30分
- 早稲田大学戸山キャンパス31号館 201教室
●「『嫌われた国』を日本に伝えた人びと」青島 顕
東西冷戦の時代、ソ連から短波・中波のラジオで届けられた日本語の「モスクワ放送」には、少なくない日本人が関わっていた。東西冷戦の時代、「鉄のカーテン」の向こう側のソ連は日本では嫌われた存在だった。その国営ラジオ局で、どのような事情、心持ちで働いたのだろうか。素朴な疑問を解こうと取材してみた。すると取材対象者は身の回りから次々と見つかった。実にいろいろな人がいたが、共通して持っていたのは、ソ連という難しい国と日本との橋渡しになりたいという志だった。
ソ連を継承したロシアが再び「嫌われた国」となったいま、2国の関係をこれからどうしたらよいのか。そんなことを交えて考えたい。
●青島 顕(あおしま けん):
毎日新聞記者。社会部でメディアのあり方を取材している。ロシアによるウクライナ侵攻のあった2022年、放送開始80年を迎えた日本向け「モスクワ放送」に携わった人たちを取材して、23年1月に毎日新聞の朝刊大型ルポ「迫る」欄に執筆。同年11月に『МОСТ(モスト)「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』(集英社)を出版した。
青島顕『МОСТ(モスト)
「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』
発行:集英社 2023年11月24日発売
定価:1,980円(税込)
四六判ハードカバー/264ページ
ISBN 978-4-08-781747-8
※報告者・議題や内容は変更の可能性もあります。ご了承ください。
これまでの内容
詳しい内容はこちら:
第71回~第80回 | 第61回~第70回 | 第51回~第60回 |
|第41回~第50回 | 第31回~第40回 | 第21回~第30回 | 第11回~第20回 | 第1~10回