home > 桑野塾

2009.10.05 / 更新2016.07.31

桑野塾

雑誌「アートタイムズ」8号 桑野塾という《広場》

桑野塾 第1回~第9回の内容は
雑誌『アートタイムズ』8号
ご紹介しています。
特に第9回については抄録を
掲載しています。

 バフチンの対話、そして広場の思想を研究、実践、さらにアヴァンギャルドの青春を伝え続けてきた桑野隆に惹きつけられた人たちが集まって、桑野塾という会を立ち上げました。
 大学などの研究者に限らず、興味を持って研究していることを自由に発表しあう「広場」です。
 教える、教えられるという関係ではなく、バフチンの「広場」のように、さまざまな人たちが出会い、それぞれの興味が少しずつ重なり合うことで、思いや考えを交錯させ、刺激し合い、新たな知見を見いだそうという場です。
 今後はさらに、若い研究者の方が、より広い視野でそれぞれの研究を見つめ直す機会になることを願っています。

  ジャンルを横断するかたちで毎回さまざまなテーマで発表をしています(不定期開催)。
 学会ではなく、一般のかた、テーマに関心のあるかたでしたら、どなたでも気楽にご参加いただけます。

桑野塾事務局:
大島幹雄・武隈喜一・宮本立江・上田洋子・大野康世

桑野塾は・・・

  • どなたでもご参加いただけます。
  • 申し込みは不要ですが、席の準備の都合上、事前にメールで大島までお知らせいただけると助かります。
  • 参加は無料です。(懇親会参加は別途ワリカン)
  • これまでの感じでは、●大きなテーブルを囲む会議室、●報告者が話しながらときどき資料を回したり映像を見せたりする、●報告途中にも適宜意見や質問を交わしながら進行、●簡単な自己紹介コーナー、●終了後に懇親会・・・という感じで、なごやかに進行しています。

これまでの内容一覧

第40回 桑野塾
日 時 2016年10月8日(土) 午後3時~6時
会 場 早稲田大学 早稲田キャンパス 16号館8階820号室
【早稲田大学Webサイトのキャンパス地図&交通アクセス】
内 容 ●「日本で活躍した最初のチェコスロバキア人画家 プラハのフィアラ家を訪ねる」鈴木明
●「ひと・音楽――東欧、トルコ、グルジアでの出会い」大野慎矢
懇親会 会終了後、近くの居酒屋「金の鈴」で懇親会を開催します
※会場予約の都合上、参加希望者は、事前にご連絡ください。
参加費 参加費は無料です(懇親会はワリカン)。
問合せ 大島幹雄 E-mail:izj00257@nifty.com
電話:090-2207-8185

第40回 
●「日本で活躍した最初のチェコスロバキア人画家 プラハのフィアラ家を訪ねる」鈴木明
●「ひと・音楽――東欧、トルコ、グルジアでの出会い」大野慎矢

  • 2016年10月8日(土) 午後3時~6時
  • 早稲田キャンパス16号館820号室

チラシPDFチラシPDF

●「日本で活躍した最初のチェコスロバキア人画家 プラハのフィアラ家を訪ねる」鈴木明

初めてのヨーロッパ一人旅 自分のロシア語で大丈夫か?

バーツラフ・フィアラ

バーツラフ・フィアラ

プラハのフィアラ家

プラハのフィアラ家

大正時代、ロシア革命の戦火を逃れて日本にやってきたロシア・アヴァンギャルドの画家たちがいました。チェコスロバキア人画家のバーツラフ・フィアラもその一人。
 今年、チェコのプラハに彼の家族を訪ねる旅に出ました。ヨーロッパを訪れるのは初めてで、不安がいっぱいでしたが大きな成果を得ました。
 今回は私がフィアラを調べるようになった経緯と旅中のできごと、現在のフィアラ家の様子と日本時代の資料などについてお話しします。

●鈴木 明(すずき あきら)
1939年生まれ。日ソ学院でロシア語を学ぶ。ロシア語の機械マニュアル作成に従事。
ロシア・アヴァンギャルドの画家ダヴィッド・ブルリュークの研究者。
共著に「ブルリューク、フィアラの頃の小笠原」(2006年)、
訳書にバーツラフ・フィアラ著「富士山詣で」(2012年)、
「OGASAVARA」(改訂版2010年)、「上野公園」(2008年)、
ブルリューク著「大島」(2001年)、「海の物語」(2003年)など。

●「ひと・音楽――東欧、トルコ、グルジアでの出会い」大野慎矢

多彩な民族音楽と人々に出会う旅

旅でのひとこま

旅でのひとこま

大野 慎矢

大野 慎矢

2015年9月~11月の3ヶ月で巡った7カ国の町や村々で出会った人々、そして音楽。様々な民族や文化がモザイクになり、地方ごとに固有の文化を持っています。
 初めて訪れる先々で、音楽を介して、不思議と沢山の素敵な出会いがあり、縁がつながっていきました。
 普段自分が勉強しているブルガリア音楽を始め、各地の多彩な音楽、踊りの一端をご紹介できればと思います。

●大野 慎矢(おおの しんや)
2005年よりブルガリアを訪れ、伝統楽器ガイダ(バグパイプ)の演奏家、職人と出会い、演奏を始める。
現在、国内でブルガリアの民俗音楽楽団《BALKAN》や、東欧フォークロア全体を探求しつつ、
《トラペ座》《DOSAMA》といったグループ等で精力的に演奏活動をしている。

※報告者・議題や内容は変更の可能性もあります。ご了承ください。


これまでの内容

詳しい内容はこちら:第31回~第40回第21回~第30回第11回~第20回第1~10回

第40回 2016.10.08 ●「日本で活躍した最初のチェコスロバキア人画家 プラハのフィアラ家を訪ねる」鈴木明
●「ひと・音楽――東欧、トルコ、グルジアでの出会い」大野慎矢
 
第39回 2016.07.02 ●「回想のルムンバ大学」田中道子
●「『異国の丘』異聞ーープリンス近衛文隆抑留死の二つの謎」加藤哲郎
参加者26名
第38回 2016.05.28 ●「ガガーリンの表象――2つの映画作品を通して」佐藤千登勢
●「シクロフスキー(のため?)の「異化」再考」八木君人
参加者25名
第37回 2016.04.23 ●「モスクワ放送を生きた人々 東一夫、木村慶一、ムヘンシャン」島田顕 参加者34名
第36回 2016.01.23 『佐野碩―人と仕事 1905-1966』刊行記念 決定版 佐野碩の世界
●「『佐野碩―人と仕事 1905-1966』について」菅 孝行
●「メキシコの佐野碩研究―現状とこれからの課題」吉川 恵美子
●「『赤い貴族』の時代と佐野碩の『転向』」加藤 哲郎
参加者28名
第35回 2015.12.19 ロシアのジャポニズム ―― 2つの「ミカド」をめぐって
●「スタニスラフスキイと日本人軽業師」大島 幹雄
●「19世紀末のロシア・バレエにおける日本文化受容」斎藤 慶子
参加者25名
第34回 2015.11.14 ●「私のエセーニン――ふたりの日本人ロシア文学者と21世紀のロシア人を悩ませ続ける
  『黒い人』あるいは『不吉の人』をめぐって」斎藤 秀明
参加者16名
第33回 2015.10.24 ●「黒いピエロは何を歌ったか?――亡命の歌手ヴェルチンスキーを聴く」武隈 喜一 参加者13名
第32回 2015.07.04 〈サーカス学〉がめざすもの
●「サーカス学講座について」竹内 正則(古書カフェ「くしゃまんべ」オーナー)
●「サーカス学とパフォーマンス学の交錯点」ハードパンチャーしんのすけ(にぢゅうまる企画代表)
●「映像で追う『〈サーカス学〉誕生』」大島 幹雄
参加者21名
第31回 2015.05.23 異郷へ…
●「曲芸のタブロー ── インドサーカス写真紀行」芦沢 武仁
●「タンザニア ── アフリカとアラブ、二つの世界の接点」岡田 眞樹
参加者19名
第30回 2015.04.18 ●サーカスの新たな視座を拓く!「文化空間のなかのサーカス」桑野 隆 参加者33名
第29回 2015.01.24 ●「日本で印刷されたロシアの紙幣」鈴木 明
●「サーカスの可能性を追う──サーカス・フォーラムに参加して」大島 幹雄
参加者28名
第28回 2014.12.13 音楽2題
●「黒海をめぐる音楽と映像──ヴィンセント・ムーンを手がかりに」嶋田 丈裕
●「パリの牢に死す──亡命ロマンス歌手プレヴィツカヤの生涯」武隈 喜一
小展示会「ロマンス歌手の楽譜」
参加者24名
第27回 2014.11.08 シリーズ バレエ・リュスと日本人 最終回
●「大田黒元雄と『露西亜舞踊』──1914年のバレエ・リュス体験」沼辺 信一
参加者16名
第26回 2014.10.11 『チェマダン』からのメッセージ
●「『チェマダン』からのご挨拶」八木 君人
●「現代ロシアのパフォーマンス・アート」伊藤 愉
参加者21名
第25回 2014.07.12 1930年代のロシアアヴァンギャルドとサーカス
●「『賢人』から『サーカス』へ」大島 幹雄
●「ロトチェンコの二つのサーカス」河村 彩
参加者28名
第24回 2014.06.14 ●「「新レフ」と中国――セルゲイ・トレチヤコフと「吼えろ支那!」の場合」春名 徹 参加者29名
第23回 2014.05.17 勝野金政 ソルジェニツィン・ハウス講演会報告
●「80年ぶりのロシア帰還――作家・勝野金政の使命を届けて」稲田 明子
●「革命の消えたロシア、ロックと愛国のメーデー」加藤 哲郎
参加者40名
第22回 2014.04.26 満映の世界
●「甘粕以前の初期満映について」上田 学
●「映画『私の鶯』に関わった人々~日露文化交流史の影のなかで」井上 徹
参加者27名
第21回 2014.01.25 小栗虫太郎の世界
●「虫太郎周辺の人々とサーカス」大島 幹雄
●「ケルト・ルネサンス―虫太郎の創った世界」山口 雄也
参加者23名
第20回 2013.11.16 ●「大正二年のバレエ・リュス──『春の祭典』初演100年を記念して」沼辺 信一 参加者18名
第19回 2013.10.05 歴史の闇に鋭く切り込む、若き研究者の報告
●「大川塾が秘めていた可能性」玉居子 精宏
参加者16名
第18回 2013.07.27 ●「2012年夏ドイツ美術旅行レポート」嶋田 丈裕
●「消された〈ロマンス〉―作曲家ボリス・フォミーンについて」武隈 喜一
参加者18名
第17回 2013.06.15 ●「サーカスは舞台裏もアクロバティック」大島 幹雄
●「わからない人? 小山内薫」武田 清
参加者14名
第16回 2013.05.11 ●「忠犬ならぬ地下鉄“ハチ公”」門田 直人
●「『ドストエフスキーの創作の問題』を読む」桑野 隆
参加者25名
第15回 2012.11.17 『ロシア・バレエ―アジアとの出会い』
●「ウダイ・シャンカールとアンナ・パヴロワ」平野 恵美子
●「日本人の眼に映ったバレエ・リュス」沼辺 信一
参加者19名
第14回 2012.09.29 『満洲』
●「満洲の多民族文化における亡命演劇」上田 洋子
●「長谷川濬とバイコフ」大島 幹雄
参加者30名
第13回 2012.06.09 ●「Magic will wait」ケント・ダール
●「ロシアのネットレーベル」嶋田 丈裕
参加者19名
第12回 2012.04.21 『勝野金政』
●「日本のソルジェニツィン――勝野金政の生涯」加藤 哲郎
●「父・勝野金政のラーゲリ記憶検証の旅」稲田 明子
参加者39名
第11回 2012.01.21 ●「ソ連・コミンテルンとスペイン内戦
  ―モスクワを中心にしたソ連とコミンテルンのスペイン内戦介入政策の全体像」島田 顕
●「異形のロシア・ソビエトアニメ」井上 徹
参加者16名
第10回 2011.10.15 ●「演劇大国ロシアのアイデンティティーを求めて」上田 洋子
●「サンクトペテルブルグとモスクワの
   アヴァンギャルド建築とアートスペースを巡って」嶋田 丈裕
参加者18名
第9回 2011.07.09 『佐野碩スペシャル』
●「亡命者佐野碩――震災後の東京からベルリン、モスクワへ」加藤 哲郎
●「国際革命演劇運動家としての佐野碩、1931-1945」田中 道子
参加者47名
第8回 2011.05.14 ●「ダビッド・ブルリュークと日本」鈴木 明
■特別展示・販売「ブルリューク関連本(私家本)」
参加者27名
第7回 2011.02.05 ●「ムヘンシャン:モスクワ放送最初の日本人アナウンサー」島田 顕
●「長谷川濬(しゅん)と満洲」大島 幹雄
■[特別上映]『道化師エンギバロフ』の秘蔵映像
■特別展示:「ムヘンシャンが働いていた外国労働者出版所で発行されたパンフレット」宮本 立江
参加者20名
第6回 2010.12.11 ●「タルコフスキイ」古川 忠臣
●「シマダの行方―続・海を渡ったサーカス芸人のその後」大島 幹雄
■ロシアのオルタナティヴ・ミュージックを聴く 嶋田 丈裕
■特別展示「ベルチンスキイ写真集」「シマダ関連本」「ロシアのサーカス雑誌」他 大島 幹雄
「イリヤ・エレンブルグ『それでも地球は回っている』」 武隈 喜一
参加者29名
第5回 2010.10.16 『ロシアのジャズとロック』
●「詩人パルナフとアヴァンギャルド―ロシア革命前後のジャズ史」武隈 喜一
●「レオニード・ヒョードロフとウラジミール・ヴォルコフ」嶋田 丈裕
参加者13名
第4回 2010.07.03 『シャガール』
●「シャガールの祝祭と演劇」 桑野 隆
●「シャガールとロシア・アヴァンギャルド映画との距離」 井上 徹
小展示会「1920年代ソ連の映画関係書」井上 徹
「アナトリイ・カプランのリトグラフ」武隈 喜一
参加者22名
第3回 2010.04.10 ●「タカシマの行方――海を渡ったサーカス芸人のその後」大島 幹雄
●映像「ボリショイ・サーカス初来日」(1958)大島 幹雄
小展示会『三つのオレンジへの恋』『コメディア・デラルテ』他 武隈 喜一
参加者23名
第2回 2010.01.30 ●「ニコライ・フォレッゲル(1892-1939)の創作と生涯」永重 法子
●「メイエルホリド劇場の名優エラスト・ガーリンの世界」武田 清
特典映像「クレショフの映画(脚本:シクロフスキイ)」嶋田 丈裕
参加者16名
第1回 2009.10.10 ●「ディミートリィ・ティオームキンと群集劇、西部劇」武隈 喜一 参加者18名