桑野塾
桑野塾 第1回~第9回の内容は
雑誌『アートタイムズ』8号で
ご紹介しています。
特に第9回については抄録を
掲載しています。
バフチンの対話、そして広場の思想を研究、実践、さらにアヴァンギャルドの青春を伝え続けてきた桑野隆に惹きつけられた人たちが集まって、桑野塾という会を立ち上げました。
大学などの研究者に限らず、興味を持って研究していることを自由に発表しあう「広場」です。
教える、教えられるという関係ではなく、バフチンの「広場」のように、さまざまな人たちが出会い、それぞれの興味が少しずつ重なり合うことで、思いや考えを交錯させ、刺激し合い、新たな知見を見いだそうという場です。
今後はさらに、若い研究者の方が、より広い視野でそれぞれの研究を見つめ直す機会になることを願っています。
ジャンルを横断するかたちで毎回さまざまなテーマで発表をしています(不定期開催)。
学会ではなく、一般のかた、テーマに関心のあるかたでしたら、どなたでも気楽にご参加いただけます。
桑野塾事務局:
大島幹雄・武隈喜一・宮本立江・八木君人・石井将勝・樫本真奈美・大野康世
桑野塾は・・・
- どなたでもご参加いただけます。
- 申し込みは不要ですが、席の準備の都合上、事前にメールで石井までお知らせいただけると助かります。
- 参加は無料です。(懇親会参加は別途ワリカン)
- これまでの感じでは、●大きなテーブルを囲む会議室やスクリーンのある教室、●報告者が話しながらときどき資料を回したり映像を見せたりする、●報告途中にも適宜意見や質問を交わしながら進行、●簡単な自己紹介コーナー、●終了後に懇親会・・・という感じで、なごやかに進行しています。
| 日 時 | 2026年9月26日(土) 午後3時~ |
|---|---|
| 会 場 | 早稲田大学 戸山キャンパス 36号館 581教室 【早稲田大学Webサイトのキャンパス地図&交通アクセス】 |
| 内 容 | ●「〈ウクライナ問題〉をめぐるリベラル間の論争――ボードアンの |
| 申込み | 不要 直接会場にお越しください |
| 参加費 | 参加費は無料です(懇親会はワリカン)。 |
| 懇親会 | 要申込み(9月23日(水)までにメールでお申込みください) |
| 問合せ・ 懇親会申込み |
石井将勝(いしい・まさかつ) E-mail:masakatsuishii@gmail.com |
講演会終了後、18時より懇親会を開催します。
第93回
●「〈ウクライナ問題〉をめぐるリベラル間の論争
――ボードアンの「民族を超越した視点からみた〈ウクライナ問題〉」に至る文脈」大平 陽一
- 2026年9月23日(土) 午後3時
- 早稲田大学戸山キャンパス 36号館 581教室
●「〈ウクライナ問題〉をめぐるリベラル間の論争
――ボードアンの「民族を超越した視点からみた〈ウクライナ問題〉」に至る文脈」大平 陽一
ピョートル・ストルーヴェ(1870-1944)
Пётр Бернгардович Струве
ボグダン・キスチャコフスキー(1869-1920)
Богдан Александрович Кистяковский
雑誌『ウクライナの生活』
「ウクライナ文化をめぐる論争に寄せて」記事
桑野隆 編訳『民族の平和的共存は可能か』
桑野隆 編訳『民族の平和的共存は可能か』(ゲンロン)の第一章に置かれた言語学者ボードアン・ド・クルトネの論考「民族を超越した視点からみた〈ウクライナ問題〉」は、モスクワで刊行されていた雑誌『ウクライナの生活』が実施したアンケートへの回答であった。
本発表では、ロシア帝国内でウクライナ語の使用を制限する内部通達「ヴァルーエフ指令」(1863年)から、ヴァルーエフ指令をさらに厳格化した「エムス勅令」(1876年)、ウクライナ語の出版物に対する規制の撤廃を勧告したロシア帝国科学アカデミーの報告書(1905年)という流れを概観したあと、アンケートの直接の契機となった、リベラル派の代表的論客であったピョートル・ストルーヴェとウクライナの知識人ボグダン・キスチャコフスキーの論争について紹介する。ストルーヴェは、検閲による弾圧の体制は容認しなかったが、ウクラナイ語には地域方言としての地位しか認めず、ウクライナ文化にの独立性についても否定的であった。
さらに補足として、委員長として帝国科学アカデミーの報告書を取りまとめたスラヴィストのフョードル・コルシュによるストルーヴェ批判、クロアチア生まれのスラヴィストでウィーン大学教授であったヴラトスラフ・ヤギッチによるコルシュ批判についても言及したい。
●大平 陽一(おおひら よういち)
天理大学名誉教授。戦間期チェコにおける亡命ロシア文化について勉強する傍ら、アヴァンギャルド関係の書籍・雑誌の収集とサッカー、ラグビーの観戦にうつつを抜かしてきた。
著書に『ロマン・ヤコブソン 詩学の探究者』(水声社)、『ロシア・サッカー物語』(東洋書店)がある。
※報告者・議題や内容は変更の可能性もあります。ご了承ください。
これまでの内容
詳しい内容はこちら:
第91回~第100回 | 第81回~第90回 | 第71回~第80回 | 第61回~第70回 | 第51回~第60回 |
|第41回~第50回 | 第31回~第40回 | 第21回~第30回 | 第11回~第20回 | 第1~10回






