神 彰
戦後まもない頃、最初にドン・コサック合唱団を呼び、日本中に大旋風を起こした男、神彰(じん・あきら)。日本と全く交流がなかったソ連の厚い鉄のカーテンをこじ開け、ボリショイ・バレエ、ボリショイ・サーカス、レニングラードフィルなどを次々に呼ぶことに成功し、大宅壮一から『赤い呼び屋』と称された昭和の風雲児。
私の本業、プロモーターの大先輩でもある彼の波瀾に富んだ人生をたどる。
記事一覧
- もうひとつの「虚業成れり」物語
- 2006.07.23 公開
- 『虚業成れり』刊行後も、神彰に関わった人たちに関してさまざまな情報が寄せられました。神彰と同じ時代に生きた人々の姿を通して、もうひとつの『虚業成れり』を書いていきます。
- 第1回 『虚業成れり刊行裏話』から『もうひとつの「虚業成れり」物語』へ
- 2004.07.23 公開
- 第2回 ソ連は何故神彰を選んだのか
- 2004.07.29 公開
- 第3回 田村敏雄
- 2004.09.10 公開
- 第4回 上野破魔治の死
- 2004.10.13 公開
- 第5回 「虚業成れり」の恩人-木原啓允へ
- 2004.11.24 公開
- 第6回 木原の死、その後
- 2005.03.02 公開
- 第7回 横岩長さんの死と、アートフレンド展の構想
- 2005.03.29 公開
- 第8回 虚人魁人-康芳夫
- 2005.05.10 公開
- 第9回(最終回) 終わりのはじまり
- 2006.08.17 公開
- 『神彰とアートフレンド』展(2006年7月18日(火)-9月17日(日)@函館)
- 2006.07.11 公開
- アート・フレンド・アソシエーション全招聘公演記録
- 2000.08.31 公開 / 2006.06.09 更新
- 『虚業成れり-「呼び屋」神彰の生涯』刊行裏話
- 2004.01.16 公開
- 2004年1月28日発売となった神彰伝『虚業成れり-「呼び屋」神彰の生涯』の刊行までの道のりを紹介します。
- 第1回 ホームページ『デラシネ通信』から生まれた本
- 2004.01.16 公開
- 2000年秋にスタートさせたデラシネ通信の目的のひとつは、1年前に取材を始めた神さんについて掲載していくことだった。 神彰のことを書くために、デラシネ通信をはじめたといってもいいだろう。『虚業成れり』は、このときの連載がもとになっている。
- 第2回 もうひとつのレクイエム
- 2004.01.22 公開
- 第3回 本が出来た
- 2004.01.29 公開
- 第4回 プロローグとしての『虚業成れり』
- 2004.02.10 公開
- 第5回 木原との再会
- 2004.02.12 公開
- 第6回 一枚のリストとアンケート
- 2004.02.28 公開
- 第7回 イブモンタン幻のプログラム
- 2004.03.20 公開
- 第8回 3ヶ月が経って
- 2004.04.24 公開
- 第9回 神さんの七回忌
- 2004.05.28 公開
- 第10回 「青カラス」は誰だったのか
- 2004.06.03 公開
- 第11回 内野さん死す
- 2004.06.16 公開
- 神彰伝取材ノート
- 2002.12.02 公開
- 2003年に出版が決まった神彰伝。デラシネで紹介していなかったアートフレンド解散以降の執筆、取材、さらには本にするための作業がこれからはじまります。こうした作業をリアルタイムで紹介していきます。
- 第1回 編集者との第一回打ち合わせ
- 2002.12.05 公開
- 来年秋の出版を目標に、神彰取材はいよいよ佳境をむかえております。取材の過程を公開していきます。今月は、神と関係の深い人たちとのインタビューがいくつかあります。それを中心に紹介していきます。
- 第2回 野毛フラスコで平岡正明氏のインタビュー
- 2002.12.20 公開
- 氏は幻の名雑誌『血と薔薇』編集人として神の天声出版倒産に立ち会っていた。
- 第3回 レニングラードフィルのチケット
- 2003.01.07 公開
- 出版が決まって、取材・調査で奔走しています。第3回は思いがけず入手したレニングラードフィルのチケットについて。
- 第4回 求む!『北聲』情報
- 2003.03.07 公開
- 私にとっては、とてもいい区切りとなったT氏の取材。『北の家族』という居酒屋チェーン事業を展開していく神彰のなかにあった、アートへの想い。それは彼の人生を貫く「幻」への熱い想いであった。『北の家族』時代の神を知るもうひとつのヒントは、当時の社内報『北聲』のなかにあった。
- 神彰-幻を追った男
- 2001.02.11 公開 / 2004.01.05 更新
- 神彰の波乱に満ちた生涯をたどった連載。
★『虚業成れり -「呼び屋」神彰の生涯』(岩波書店、2004年)発売に伴い、連載本文はクローズしました。(2004.01.05) - 連載『神彰-幻を追った男』を終えて
- 2002.11.15 公開
- 連載『神彰-幻を追った男』を終えて
- エッセイ 神彰と函館 前編
- 2002.10.14 公開
- 『地域史研究はこだて』という雑誌に書いたエッセイの転載(前編) 神彰と『北の家族』/神彰の少年時代/大陸への憧れ/函館商業時代-絵画開眼/修学旅行の冒険
- エッセイ 神彰と函館 後編
- 2002.10.30 公開
- 『地域史研究はこだて』という雑誌に書いたエッセイの転載(後編) 大陸の夢をのせて-ドン・コサック招聘秘話/死の予感/万平追跡/万平と幻談義/立待岬の墓
- 神彰が兄貴と呼んだ男-上野破魔治氏と会う
- 2000.12.17 公開
- 神彰の新事実!
- 参考資料1 朝日新聞「惜別」欄の記事
- 2000.12.02 公開
- 神彰追跡レポート1『幻談義』をめぐって
- 2000.08.14 公開
- 神彰追跡レポート2『神彰・幻紀行-函館編』
- 2000.11.18 公開
- 神彰追跡レポート3『神彰・幻紀行-鎌倉編』
- 2001.01.06 公開
- 産経新聞・横浜飲み食い交流記
- 2000.08.14 公開
- 『鎌倉・近代美術館内喫茶室-絵の余韻にひたり神彰の「幻談義」の思い出話を聞く』
- 神彰とは何者か
- 2000.08.14 公開