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2020.09.30 / 更新2023.09.10

石巻学 Vol.5 石巻と文学



2020年9月10日 発売

  • 発  行:石巻学プロジェクト(代表・大島幹雄)
  • 発 売 元:こぶし書房
  • 体  裁:A5判
  • ISBN:978-4-87559-362-1
  • 定  価:本体 1,700円+税

     

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石巻エリアの地域誌 「石巻学」5号 2019年7月10日発売!

2015年に創刊号をだしてから、「石巻学」も今回で5号目を迎えることになりました。
「石巻学」は、私にとって一番大事な仕事になっていますし、いまや私の分身のような存在になっています。この雑誌をつくりながら、石巻地方を磁場に、いろいろなものが見えてくるのが、一番のやりがいになっています。ぜひお読みください。


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目 次

【特集 石巻と文学】

吉増剛造「石巻」を語る

「現代詩手帖」で石巻をテーマに連作詩を連載中の詩人吉増剛造が、石巻について、宮沢賢治、芭蕉、啄木など石巻を訪れた詩人たちについて語る。

小説「宿題」●ドリアン助川 

  石巻の門脇を舞台にした書き下ろし小説

南浜町の辺見庸さん●大谷尚文 

  芥川賞作家辺見庸の知られざる少年時代が明らかに。中学時代の辺見庸と同じ屋根の下で過ごした仏文学者の回想

終着駅からの出発――吉村昭・津村節子のふたり旅のはじまり●大島幹雄 

  作家吉村昭は新婚まもない津村節子と共に石巻で、洋服の行商をしていた!津村節子の文学の出発点となった石巻での忘れられない思い出とは・・・

紀行文を旅する●古関良行 

  田山花袋、高村光太郎、河東碧梧桐、坂口安吾、北杜夫ら、石巻を訪れた作家たちが残した紀行文を紹介します


言葉で見つめる●近江瞬

 短歌部カプカプ短歌集

  伊藤成美 岩倉曰 加藤奨人 阿部達人 岩崎綾 齋藤麻理奈 千葉楓子 近江瞬 

  石巻の若者たちが綴る短歌とその中心に立つ歌人近江瞬のエッセイ

真っ白な花のように●佐藤珠莉 

  中学一年生の少女が亡き姉への思いをメルヘンに昇華させた小説

愛すべき未来のために我が道を●伊藤唯 

  伊藤唯さんと女川1000年後のいのちを守る会 阿部一彦 

言葉を杖に立ち上がる――『女川一中生の句 あの日から』十四歳の九年後●小野智美 

「言葉」でつなぐ3・11――国語教育と震災●大島かや子 

[アンケート]震災後に読んで、心に残った本は何ですか?

「石巻と文学」ブックリスト

日和山慕情●梅里石雪 

 石巻魚市場の元社長が、日和山にあった「つつじ園」とそこに舞台に繰り広げられた高橋英吉の隠されたエピソードを追う


【連載】

石巻さかな族列伝5
 漁師支えて三陸からトンガへ元宮城県水産技術総合センター研究員 佐々木良●高成田享

  海中の「現場」での調査や研究から、宮城県の漁師たちの仕事を支えてきた佐々木良さんの活動から、石巻の海のいまも見えてくる

本間家蔵出しエッセー5
 橋本晶記念資料――「橋本学」石巻を知る多才な郷土史家●本間英一

  新田次郎との交流や、志賀直哉生家についての調査や坂口安吾のエピソードなど、郷土史家橋本晶と文学についても語る

岡田劇場物語5
 コロナ危機の中で●大島幹雄 

  人を集めるのが商売の興行会社が、コロナ禍のなかでどうやって生き延びていくのか、創業以来の危機に面した岡田劇場の今をルポする。

 

 

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